奈良大学・追手門大学☆合格☆穂積佑哉くん

小学校~高校時代

小学校1年から高校3年まで12年間

ずっと卓球しかやってこなかった。

勉強には全く興味がなく、中学は唯一好きな日本史以外はほぼ全ての授業を寝ていた。

卓球の強豪校に入学したかったので高校受験に向けてそれなりに勉強はしたが英語が全く上がらないまま試験本番を迎えた。どうせ自分なんかには無理だと決めつけマークシート式の試験で鉛筆を転がして解答した。

第一志望は100%不合格だろうと諦め、

滑り止めの高校の勉強をしていた時、1通の封筒が家に届いた。封筒を開けるとそこには普通科よりも偏差値が高い、大学進学に特化した特進クラスの合格通知が入っていた。

当時偏差値35もない僕が鉛筆を転がして偏差値60の進学コースに合格したのだ。

全国的に見ればそれほど難しい高校でもなかったが、僕の通っていた中学校は進学に対して関心が薄い地元の公立中学校だったので、高校に受かった時、周りから凄いねと言われ

ヒーロー扱いされて有頂天になっていた。

気持ちが良かった。

この時はまだ自分の能力以上の成果を手にするとその後思わぬしっぺ返しを食らうことを知る由もなかった。

高校入学後、

授業は毎日8時間

部活は朝6時から1限目までの朝練

8時間の授業終了後から夜の9時まで

それがほぼ丸々1年間続く日々だった。

休みは夏休みの3日と年末年始の3日間くらいである。

勉強に費やす体力は残っておらず、部活のためにひたすら授業は寝まくった。ますます勉強についていけなくなり、勉強することが嫌いになる一方だった。

3年の8月で引退して受験勉強を始めたのは10月。ちょうど学園祭が終わるタイミングだった。これからが真剣勝負なのにも関わらず、学園祭をきっかけに彼女が出来受験勉強はそっちのけで遊んでばかりいた。当然のことながら受けた大学は全落ち。受かるわけもなかった。

塾との出会い

高校を卒業すると同時に彼女にも振られ、

後期試験の不合格通知が届き、

この世の終わりかと思うほど心はドン底に沈んでいた。

浪人が決まり、塾探しをしていた時、現役時代に買って読んでいた一冊の本のことを思い出した。それが大逆転勉強法である。本を買った当時、それが学習塾が出版している本だとは知らなかった。ただ、そこに書かれている内容が今までに見たことも聞いたこともないような次元の高い話ばかりで、本を買って読んだ時に感じた衝撃を、浪人が決まった時に思い出した。よくよく見てみると学習塾が出版している本で、その学習塾は家から1時間くらいで行けるところだと知り、親には友達と遊んでくると嘘をついて説明を聞きに行った。

まず玄関を入った時に驚いた。

神社の様な澄み渡った空気、嗅いだことのないアロマの芳醇な香り。隅々までピカピカに掃除された空間。今までに飲んだことのない美味しい紅茶。ドン底に沈んでいた僕を優しく包み込んでくれた。スタッフの方が自分の現状を色々聞いてくださった。親には家の近くの大手予備校に通う様に言われていて、家から一時間かかる大手でもない塾に通うことに反対されていることを打ち明けた。

自分が行きたいのはミスターステップアップだがお金を出してもらうのは親だからやっぱり親の言う通りに近くの大手に行った方がいいのかという迷いがあったが、

大学生スタッフの阿部さんに

塾に来る手段は絶対あるから必ず来れる。来るかどうかは自分の意志次第。

という言葉をかけていただいた。

その瞬間自分の中での葛藤は消え、入塾したい気持ちが固まった。

とは言ってもなかなか親には理解してもらえず一カ月間反対され続けた。

それでも絶対にここの塾で勉強したい。

今まで何をやってうまくいかなかったドン底の人生を変えたい。

その心の叫びに従って、2回、3回と入塾説明に足を運び親に頭を下げやっと入塾を許してもらえた。

入塾~

4月1日入塾初日、前年度の卒塾生が塾の案内をしてくださった。

その時こんな言葉を頂いた。

先生に自分の全てを預けるつもりで一年受験勉強してみなさい。

その言葉を信じて一年間走り続けた。

勉強に限らず生活もメンタルも何もかもすべてを先生に託した。

するとどうだろだろう。不思議なことにあれほど落ち込んでやる気を失っていった自分がどんどん元気になって、やる気に満ち満ちてくるのが実感できた。30分も机に座ることができなかった僕が1日16時間、17時間机に張り付いて勉強出来るようになった。

そうは言っても勉強をしていたら雑念に襲われることがしばしばあった。

大学生スタッフの阿部さんに

なんでも良いから、勉強中、雑念や不安、思ったことがあれば紙に書き出しみるのがいいよ!

とアドバイスを頂き、誰にも言えなかった様な不安や悩みをノートに書いて、毎日コメントを頂いた。特に、僕の場合小学校2年から中学2年までいじめを受けていたことがトラウマになってずっとひきづって悶々としていた。

ノートに心のゴミを書き出して、

自分の外に出すことでどんどん心が軽く、明るく、前向きになって勉強にだけ集中できるようになった。受験の前半期の3ヶ月で悩みやトラウマなどの心の闇を書き出して

全て出し切っていたので

後半期はそのような事で悩む事なく勉強に

打ち込めた。

阿部さんに毎日見てもらっていたノート。

通称ABEMARUノート

大逆転の会

受験生のモチベーションを上げる為の大逆転の会。今まで聞いたこともない様な凄い話の連続であった。その中でも特に

何故勉強するのか?

というテーマについての話は心に響いた。

高校3年生まで卓球に明け暮れ、勉強の何が面白いのか全く分からなかった。

将来教師になりたい訳でもないのに

勉強がなんの役に立つのか?

その理由が全く分からず、勉強することが大っ嫌いだった。

大逆転の会ではこのように仰っていた

勉強とは分からない問題に

必死で立ち向かい

解決し

創造する力を養う

これは目の前の試験問題に対してだけでなく、将来社会に出て仕事をするにしても、人付き合いをするにしても多種多様な事に通ずることである。

この言葉を聞いて一気に勉強に対するモチベーションが上がり、向き合い方が変わった。今自分がしている勉強法は将来、世の為、人の為に貢献する力を養っているのだと。

自分も目の前の勉強を通じて世の為、人の為に貢献できる人になりたい!

そう思って勉強できるようになった。

食事

社員食堂ゆにわ べじらーめんゆにわ

の食事

今だから最高だ!と言えるけど

入塾するまで食の重要性など

全く考えたことがなかった。

入塾した当初ら先輩方の合格体験記を見たときにどの方も

塾のごはんが勉強の力になりました!

どんなに苦しくても塾のごはんのおかげで頑張れました!

と書いているのを見て正直、最初の頃は素直にうけいれられなかった。

食事にこだわって何になるんだ!

しかし、ここのスタッフの事は100%信じてたから毎日食べてみる事にした。

するとどうだろう、

寂しさ、妬み、トラウマ、寒さ、震えなどの

心にぽっかり空いた穴か埋まっていった。

本当に一つ一つ食堂のスタッフさん方が

塾生の為を想って作って下さったご飯は

ただ単に味が美味しいというだけでなく、

応援されている気を感じることができた。

本当に苦しいとき、ご飯を食べてもう一踏ん張りできた。

ここのご飯は世界一!

柏村先生

柏村先生は本当に面倒がよくて、細かいところまで気にかけてくださる先生です。

ぼくがどれだけ勉強ができなかろうが、

とことん教えてくださいました。

今までどんな先生にも

どうせ君なんかには無理だよ

と言われ続けてきましたが、先生は違いました。僕の可能性を信じ最後まで応援してくださいました。

また、生活のちょっとした変化にも気づいてくださってて本当に応援されているんだと感じました。

食事の席でもお話を聞かさせていただくことが多く、塾生のどんな質問に対しても

マンガや映画などを引用してモチベーションが高まり、人生にとってもプラスになる様な話をしていただきました。

柏村先生が贈って下さった言葉があります。

この言葉のおかげで最後まで走りきれました。

村田先生

親との関係性や死生観で悩んだとき等

色々な悩みに的確に答えてくださいました。とにかくなんでも色々な事を知っていらっしゃって、塾のリビングで行われていた

ラジオの会では

現代社会の仕組みはどんな構図で

その裏側はどうなっているのか?

歴史上の偉人や賢人はどんな考え方をして生きていたから活躍できたのか?

日本の神話と日本人の間にはどんな関係性があるのか?

日本人の誇りとは何なのか?

どの様に生きれば、本当に心の底から幸せを感じられるようになるのか?

等、受験勉強と絡めながらありとあらゆる

知的な話を沢山して下さり、

今まで関心がなかったあらゆる分野に興味を持ち、大っ嫌いだった勉強も好きになり、

話を聞くだけでどんどん頭がよくなりました。

弓場さん

弓場さんは本当に愛情深き人です。

時には厳しく、

僕が自分に酔ってる時、

的確に叱って下さいました。

今まで、自分の弱いところ、癖を叱ってくれる大人がいませんでした。

多くの人に凄いねとか偉いねとか、褒められてばかりで育ってきたので

悪い意味で自分に変な自信を持っていました。

自分をいかに過信していたか指摘されて気づきました

この塾に出会ったおかげで、自分の至らなさに気付かされ、よりより邁進せねばと思える様になりました。

そのほかにも与那嶺さん、遠藤さん、坂崎さん、坂口さん、GTのスタッフの方々、食堂のスタッフの方々、大学生、そして南極老人さん。普通の塾では考えられないような大勢の方々が一人一人を全力で応援してくださいました。感謝という二文字だけでは表現しきれないほどご恩を感じています。本当にありがとうございました。

合格手帳

この合格手帳のおかげで時間管理が苦手だった僕が、得意になった!ここで学んだ事が凝縮されている宝です!今後も続けようと思います。

受験を終えて

この塾との出会いで人生が大きく変わりました。それは単に受験勉強において偏差値が上がって、学力が上がったという事だけではありません。

自分に全く自信がなく、生きる事

自体が毎日苦痛でいっそのこと死んでしまいたいとまで思っていた自分が

毎日、心の底から幸せを感じて今日という日を生きている。

受験勉強を通じて世の為、人の為にお役に立ちたい。

そう思えるようにまでなりました。

合格通知が届いた時、一気胸の内から込み上げてくる、なんとも言えない暖かく包まれた気持ちになり、自習室でそれは、大学に合格したことに対して嬉しいという感情ではなく

濃い濃い1年間の受験勉強の日々を思い返して

そう思いました。結果出なく、そのプロセスが大事だ。そう言われ続けてきた事の意味が

受験を終えてようやくわかりました。

今までの人生で感じた事のない幸せを感じ

かけがえのない貴重な経験をさせていただきました。

受験生へ

絶望の裏には光明がある

どんな絶望的な状況でも、諦めずに頑張り続ければいつか必ず転機が訪れるのだとこの受験を通じて学びました。

何もかもが上手くいかず、絶望していた僕はミスターステップとの出会いで考え方も生き方も変わりました。僕は浪人が決まった時

誰に反対されようが、どんな手段を使ってでもこの塾に来ようと思ってきました。

もし、あの時反対されてこの塾に来ることを諦めていたらこんなに素晴らしい出会いはなかったと思います。ここのスタッフは塾生がどんな人でも、どんな性格でも、過去どれだけ辛いことを抱えていても、区別せず、差別せずその人の可能性を100%信じて、良き

方向へと導いてくれます。大逆転勉強法の本だけでは感じられないものがここにあります。出会いがあなたの人生を大きく変えます。自分の心の叫びに耳を傾けて、熱く生きてください。諦めず走り続ければ必ず良き出会いは訪れます!