京都産業大学(現代社会)・摂南大学(現代社会)☆合格☆岡本光輝くん

今まで何も続かなかった僕がタフなマインドを身につけて志望校に合格できた!

 


僕はこれまでの人生、正直、何かをやり切ったことがなかったんです。

何事も「やらなくちゃ」とは思うのですが、すぐに挫折してしまう。

大学受験も3浪しています。

そんな僕が、ミスターステップアップにすべてを託して、

大学合格はもちろん、自分自身「すごく変わったな」と思えるような

一生ものの気づきを得ることができました。

がんばる気持ちはあっても、なかなかがんばれない時って、

きっと誰にでもあると思うので、

そんな人にもぜひ、読んでもらえたらなと思います。


やる気が出ない状態から何とかして抜け出したい

子どもの頃、親に勧められて中学受験をしたんですけど、

正直、そこで燃え尽きた感じがありました。

何だか疲れてしまって。

中学、高校と、部活動も何もやらず、かと言って勉強にも身が入らないまま、時間ばかりが過ぎていきました。

勉強しなくちゃ、という気持ちはあったけれど、やる気が出ない。

もともと、学校や大手予備校のような「授業」が好きではなく、

高校生の頃は、自習室を借りて、インターネットとかを見て勉強をしていました。

ただ、浪人する中で、

やっぱり一人で受験勉強するのは難しいと感じ、

ミスターステップアップに入塾したんです。

 

それでも、入塾したての頃は、さほど状態は変わりませんでした。

実家から塾まで1時間半かけて通っていたこともあり、

行き帰りで疲れてしまって。

それで、もっと集中して受験に挑もうと、

塾の近くで一人暮らしをすることに決めました。

 

浮上したきっかけは「お餅つき」でのひとこと

とはいえ、引っ越した後も、いきなりは頑張れなくて。

塾には行くけれど、すぐに家に帰りたくなったり。

引きこもっていた時期もありました。

そんなとき、何と足を骨折してしまって!!

移動が大変なので、いちど塾に来たら、ずっとそのまま居るようになりました。

気持ちが変化したきっかけは、

塾で毎週1回行っている、

「餅つき」を見に行ったときのこと。

柏村先生は、いつも僕のことを気にかけてくれていて、

その時、こう聞いてくれたんです。


「餅つき、いつも熱心に見てるよね。

餅つきが好きなの?

それとも勉強したくないから?」


僕は素直に

「勉強したくないから」

と答えていました。

今までは、勉強に身が入らない自分を

心のどこかで責めていましたが、

「勉強したくない」

はっきり気持ちを認め、許せたことで

心がとても軽くなったんです。

開き直ったわけではないのですが、そんな自分でもいいんだ。

これから前に進んでいけば。

そう思ったら、少しずつ勉強に取り組めるようになっていきました。

 

ここまできたら、やるしかない!! 心に火がついた瞬間

それでもやっぱり、挫折グセが出てきて、

「塾に行くの、だるいなあ」

なんて思うこともあったんですよね。

そのとき、塾スタッフから言われたひとこと。

「小さなことでも、行動するって大事だよ」

 

僕はどちらかというと、大きなことをやろうとして

「できなかった」

と落ち込むタイプなのですが、この言葉をもらってからは、

「食堂行くだけでも、行っとくか」

みたいな感じで、フットワークは軽くなったんですよね。

 

そして11月、食堂で、村田先生と同じテーブルになった時のこと。

「勉強が進んでいないんです」と相談したら、

「今からでも間に合うよ」と心強い答えが返ってきました。

 

「ここまできたら、やるしかないよ!」

と火をつけてもらったような感じ。

僕自身、これまでに経験したことのない〝熱さ〟みたいなものが、湧き上がってきたんです。

 

勉強計画も、かなり具体的に立ててもらいました。

これまでは、勉強しようとしても、

「さあ、これから何をしよう?」と考えているうちに、

時間だけが過ぎてしまって、

なかなか勉強が進まなかったんです。


勉強計画を立ててもらったことで、それがなくなりました。

この問題集の何ページから何ページまで、と

今やることが具体的に決まっているので、

時間やエネルギーをムダ使いせず、勉強に注げるようになったんです。

 

挫折グセを乗り越えて

「やり切った」気持ちのよさ!


そして、メンタル面での変化が何より大きかったです。

今までの僕は、

「これはできた」

「これはできていない」

という目で自分を見ていました。

いわゆる完璧主義です。

だから自然と、他人のことも「あの人はできる」「できない」という目で見ていたと思うし、

嫌なところ、ダメなところが目につきやすい。

だからイライラしてしまうし、途中で挫折してしまうんだ、と気づきました。

 

そのことに気づかせてくれたのが、

「考え方を借りてきたらいいよ」

という村田先生からのアドバイスです。


たとえば、

勉強だけに価値を置いていたら、いくら成績が上がっても、

自分よりすごい人、東大生とかの前では、

自分の価値が低いように感じてしまうかもしれません。

でも人それぞれ、いろんな良さがあります。

何が大切か、価値になるのかは、場面に応じて変わりますよね。


村田先生は、

「ひとつの価値観だけで比べないことが大事だよ」

と諭してくれたのです。

 

今までだったら、自分の価値観だけで物事を判断していたけれど、

こういう場面では、こんなふうに考えるといいよ。

もし、あの人(歴史上の人物)だったら、こんなふうに行動するだろうな。

と想像してみる。

自分の頭で考えず、

いろんな人の頭を〝借りる〟ことができるようになったんです。

(なりきる、と言った方が、わかりやすいかもしれません)

 

そして、


「学問をすることで、価値観の選択肢が増えるよ。

それが、学問をする意味だから。

大学に行ったら、本をたくさん読むといいよ。」


そのアドバイスによって、

すごく救われた気がするんです。

次第に気持ちが安定してきて、勉強を続けられるようになったんです。

 

受験直前、17時間連続の勉強をやり切った!

それでも、受験が始まる2週間前くらいには、

「もうすぐ本番なのに、いまいち火がつかないな・・・」と感じて、少しだけ焦りが出てきたこともありました。


そのときは、食堂で隣の席に座ったスタッフの方から、明るく「大丈夫だよ」と言ってもらって、心が軽くなったのを覚えています。

根拠はないけれど、なんだか大丈夫に思えてきたんですよね。

その勢いで、やろう!と決めたことがあります。

17時間ぶっ通しで勉強する挑戦です。


半年前に挑戦した時は、案の定、挫折・・・。

そのリベンジがしたくて、宣言しました。


17時間も連続で勉強すると、正直、身体にとっては負担もかかります。

受験直前期は、体調管理のためにも無理はせずに、とも言われていました。

それに、2日間で10時間ずつに分けた方が、勉強の効率は上がります。

それでも「効率を優先するのは違う!」と意気込む自分がいて。


正直、体調も万全とは言えず、数日前、弓場先生に「どうしよう、集中できない!」と泣きついていたほどだったのですが・・・。

どうしても、ここで歩みを止めたくない!って思ったんですよね。


僕は弓場先生に相談しにいきました。

「(勉強を)やり切ってない感があるんです!」


すると、

「それなら、覚悟を決めたら!!」

弓場先生は、力強く背中を押してくれたんです。

僕の気持ちをわかってくれて、そして、大丈夫だと信じてくれて、すごく嬉しかったです。

 

そして17時間連続の勉強を、なんと、やり遂げることができました!

最後までやり切らせてくれて、ありがとう!!

そんな気持ちでいっぱいになりました。


ほんの数カ月前までは挫折の連続だったけれど、ミスターステップアップに入塾して、講師の先生やスタッフのみなさんに気にかけてもらって、乗り越えることができました。

最後まで走り切れたこと、これが合格につながりました。

一人では、到底、無理だったと思います。

塾の先生や、関わってくれたスタッフの方、いろんな方がやり切らせてくれました。


本当に感謝しています。

ミスターステップアップで過ごした1年間の学びを

大学でも、これからの人生にも生かしていきたいです。

ありがとうございました。