立命館大学(生命科学部)「自分の本音が見つかった」吉田あゆみ

何のために勉強してるんだろう…?

 

「私、医学部目指してるねん」

 

誰かに志望校を聞かれれば、

必ずそう答えるのが私の口癖でした。

 

だって、「医学部」と言えば、

みんな納得してくれるから。

 

「すごいね!」と言ってくれるから。

 

何より、それだけで、

自分のことを少し認められる気がしたからです。

 

でも、心の中は、不安でいっぱいでした。

 

「本当に、医学部でいいの…?」

 

「何のために勉強してるんだろう…?」

 

ずっと、そう思っていたんです。

 

だから、中学、高校と

ずっと塾に通ってきましたが、

勉強にもなかなか身が入りませんでした。

 

当然、成績も思うように上がりません。

 

その先でたどり着いた塾が、

ミスターステップアップでした。

 

高校3年生の2月。

 

入塾説明で塾を訪れ、柏村先生の話を聞いたのです。

 

話の内容は正直あまり覚えていません。

 

けれど、ただなんとなく、

ここには何かあるなぁという気持ちが

自然と湧いてきたのです。

 

今思えば、心の奥底で

「ここなら何か変われるかも…」と

感じていたんだと思います。

 

そして、何より、入塾説明が終わった後に食べた

まかないのお好み焼きが、

とんでもなく美味しかったことはハッキリと覚えています。

 

家に帰って、

お父さんから他の塾に行くことを提案されました。

 

すると、突然自分の気持ちが爆発して、

気づけば涙を流していたのです。

 

塾で話を聞いたときは

「なんとなく良いなぁ」ぐらいだったのですが、

いつの間にか、ミスターステップアップに対する想いが大きくなっていたのです。

 

そして、

 

「お父さん、私、ミスターステップアップに行きたいねん!!」

 

それまで、自分のやりたいことを

正直に話したことなんてありません。

 

いつも、周りに言われるがまま、

流されて自分の意見を決めていました。

 

だって、「これがしたい!」なんて、

自分の中にはなかったから。

 

でも、どうしても、

ミスターステップアップにだけは通いたくて、

 

初めて、両親に本音を打ち明けたのです。

 

すると、私の思いを汲み取ってくれた両親は、

ミスターステップアップへと通うことをOKしてくれました。

 

人生で初めて、一歩、踏み出すことができた。

 

自分の思いに沿って、素直に行動することができた。

 

それが、私とミスターステップアップの出会いだったのです。

 

どうして、あんなにも輝いているんだろう?

 

ミスターステップアップに入ってからは、

なかなか、自分から先生に質問することができませんでした。

 

「最近、どうなの?」と声をかけてもらって、

ようやく、自分の話ができる。

 

本当はもっと話したいのに、

なかなか、自分の思うことが伝えられない…

 

いつも、先生方は私のことを気にかけ、声をかけてくださったのに、

私はなかなか、その声に応えることができなかったのです。

 

これまでと同じように勉強して、家に帰る日々…

 

でも、本当の私は、ずっと思っていたんです。

 

「もう一歩踏み出したい…!」

 

思うように行動できなくて、

 

「自分はどうせ、変わることなんてできないんだ…」

 

と、自分のことが嫌になった時もありました。

 

家に帰っては自分を責め続け、

泣いてばかりの日々を過ごした時もあります。

 

それでも、私は諦めたくなかった。

 

なぜなら、いつも塾にいる大学生が、

こう話してくれていたからです。

 

「入試前、村田先生にめっちゃ怒られたんだけど、

 その時、言ってもらった言葉が今でも忘れられなくて…」

 

「本当に、柏村先生ってカッコいいんだよね。

 実は、塾生の時にこんなことがあってさ…」

 

そうやって、受験勉強の中で、

先生方とぶつかり合い、壁を乗り越えた物語を

キラキラした笑顔で話してくださるのを聞くたびに、

 

「いいなぁ…。私もそんな関係性を築きたい…」

 

そう思ったのです。

 

絶対に、同じ景色が見たかった。

 

ミスターステップアップにいた最初の1年間は、

大学としては、立命館大学と関西大学に合格。

 

けれど、まだまだ受験をやり切ったとは言えなかった私は、

もう1年、ミスターステップアップで勉強することを決意します。

 

ここからが、私にとっては本当の受験の始まりでした。

 

初めてわかった勉強する本当の意味

 

「どうしたら、もっと素直に、

 先生に近づけるのかな…?」

 

そう思っていた私は、

モチベーションアップの会で紹介された

一つのドラマに釘付けになります。

 

それが、

 

『Jimmy 〜アホみたいなホンマの話』

 

というドラマでした。


お笑いの天才・明石家さんまに憧れ、

一心にその姿を追いかけて、

 

どんどんお笑い芸人としての

階段を駆け上がったジミー大西…

 

才能も、何もなかったジミー大西が

 

何をするにも「さんまのために」行動する中で

どんどん成長していく姿を取り上げて、

 

「人が成長する一番の近道は、

 自分の憧れの人を見つけて、

 

 その人のために行動することなんだよ」

 

柏村先生は、そう教えてくださったのです。

 

ジミー大西が、憧れのさんまに、

脇目も触れずについていく健気(けなげ)な姿。

 

その姿に、私は自分の境遇を重ねていました。

 

「私も、憧れの人へ一心についていけるようになりたい…!」

 

なかなか自分の思ったことが言えなくて、

先生たちとの距離を縮められなかった私は、

自分の進むべき道を見つけたような気がしたのです。

 

だから、私は何十回と、

その時のモチベーションアップの回の音声を聞きました。

 

すると、迎えた綾部合宿の時。

 

偶然、行きのバスの中で、

柏村先生が隣に座ったのです。

 

「最近、調子はどう?」

 

そう言われたことをきっかけに、

私は、思いの丈(たけ)をすべて打ち明けました。

 

「実は、ジミー大西の会が大好きで、

 何十回と聴き直しているんです!

 

 私も一心に憧れの人についていけるようになりたい。

 

 そう思っているのに、なかなか行動が変えられなくて…」

 

気づけば、綾部の合宿施設に着くまでの間、

私は柏村先生に心に秘めていた思いを

ずっと話していました。

 

すると、その日の夜・・・

 

綾部合宿の夜に行われる「焚き火」で、

みんなで火を囲みながら語り合っていた時、

 

柏村先生は、私の思いを汲み取って

こう話してくださったのです。

 

「実は、この綾部の合宿施設作られたのも、

 

 師匠・南極老人が

 

 『大自然の中、みんなで焚き火を

  囲めるような場所があったらいいね』と

 

 話してくださったところから始まったんだよ。

 

 それだけじゃない。 

 

 大自然の中に合宿施設を作ったり、東京にお店を作ったり…

 

 正直、その当時の自分たちには

 どれも想像もできないような“夢物語”だった。

 

 でも、

 

 『南極老人が言うなら、絶対に実現させよう!』

 

 そう思って行動し続けてきた今、

 気づけば、すべて叶えることができた。

 

 人は、自分の憧れた人のために行動する時、

 想像を遥かに超えた未来を引き寄せることができるんだよ」

 

そうやって、月明かりが照らす中、

焚き火を見ながら語ってくれた柏村先生の姿が

 

キラキラ輝いていたのです。

 

本当に、カッコ良かった。

 

「うわぁ…!かっこいい!!」

 

焚き火が終わり、解散した後も、

私は柏村先生の話が忘れられなくて、

 

興奮しすぎで、眠ることもできませんでした。

 

そして、こう思ったのです。

 

「私は、柏村先生や村田先生が歩んできたように、

 

 憧れの人と一緒に、

 世のため、人のために動けるような人になりたい!!」

 

それから私は、とにかく柏村先生の

真似をすることから始めてみたのです。

 

どんなお箸の持ち方をするんだろう?

どんな本を読むんだろう?

どんな喋り方をするんだろう?

 

その生き様に憧れて、

少しでも同じ景色が見たくて…

 

私は、一挙手一投足、とにかく真似をしました。

 

でも、柏村先生のことを知るたびに、思い知るのです。

 

「あぁ、そうか。

 

 一つ一つの行動すべてが、

 本当に塾生のためを思ってくれてるんだなぁ…」

 

柏村先生はいつも本を読んでいて、誰か塾生が質問をすれば、

必ず、その塾生に合わせて本の内容を解説してくれました。

 

柏村先生から声をかける時もあれば、

あえて声はかけず、ただ、そばにいてくれることもある。

 

すべての行動に、言葉にはしていない

計り知れない愛情があることを知ったのです。

 

柏村先生だけではありません。

 

村田先生も、弓場先生も、よなたんも…

 

厳しく叱ってくれることもあれば、

優しく、声をかけてくれることもある。

 

それもすべて、そのときの私たちの状態を見て、

声をかけてくださっていることを身にしみて感じたのです。

 

私自身、この1年間は、

何度も先生方に迷惑をかけました。

 

自分のことが嫌になって、

引きこもってしまったこともあったし、

 

心のモヤモヤが整理できなくて、

感情のままに言葉をぶつけてしまったこともあります。

 

それでも、たとえ次の日に朝から仕事が入っていたとしても、

朝5時まで向き合ってくれたこともありました。

 

しかも、どれだけ重い相談をしていても、

 

翌日には、顔色ひとつ変えることなく、

いつも通りに接してくださったのです。

 

「本当に私のすべてを受け入れてくれているんだ」

 

その安心感が、いつも私を守ってくれました。

 

だからこそ、

 

「これだけ頂いてるんだから、

 少しでも〝結果〟という形で返したい…!」

 

そう思うようになったのです。

 

すると、あれだけ身の入らなかった勉強が

どんどん進むようになりました。

 

先生に質問に行くのも、

なかなかできなかったのに、

 

「この受験勉強は、自分一人のものじゃない!」

 

そう思えるようになってからは、臆することなく、

何度でも先生へと相談できるようになったのです。

 

(「私もこんな人たちみたいになるんだ!」と、合格手帳を見るたびにこの写真を見て、自分を奮い立たせました)



真正面から、自分自身と向き合えた

 

特に、直前期には、嫌と言うほど自分と向き合わされました。

 

過去問を問いて、先生に結果を見せに行く。

 

そのたびに、自分が目を背けてきたことが明らかになるのです。

 

バイブル本の復習を怠っていたり、

途中で考えることを放棄していたり、

いつも簡単な問題で点を落としていたり…

 

何度も何度も指摘をもらいました。

 

けれど、私以上に、

私自身と向き合ってくれる先生方の背中が、

 

「ここで私が本気にならないで、一体どうする!?」

 

と、心に火を灯してくれたのです。

 

そして、過去問の結果をパッと見ただけで、

いつも的確なアドバイスをくれるのが、村田先生でした。

 

「どうして、こんなに私のことがわかるんだろう…?」

 

と、不思議に思ったこともあります。

 

でも、その背景にはいつも、

私たち塾生のことを思う愛情があったのです。

 

だから、どれだけ厳しい言葉を投げかけられても、

 

「私ならできるって、信じてくれてるんだ…」

 

そう思って、悔しくて涙を流しながらも、

何度も過去問の結果を先生に見せに行きました。

 

そして、迎えた本番・・・

 

私は、これまでずっと探し求めてきた

「あること」を知ることになります。

 

そのきっかけとなったのが、

兵庫県立医大の入試の時でした。

 

入試の日には、いつもスタッフの方が

私たちにお弁当を作ってくださいます。

 

いよいよ始まった医学部の入試。

 

もちろん、めちゃくちゃ緊張しています。

 

けれど、お弁当を食べるひとときだけが、

ほっと一息つくことのできる貴重な時間でした。

 

すると、そのお弁当についていたおしぼりに、

柏村先生がこうメッセージを書いてくれていたのです。

 

「君は、諦めない人になりたいんだ」

 

「あぁ、そうか…!」

 

私は、このメッセージを見た時、

 

小さい頃からずっと抱えてきた

モヤモヤの正体が分かったのです。

 

私は小さい頃からずっと、

「医学部に行く」ことが

自分の人生なんだと思っていました。

 

だって、それ以外、

やりたいことなんて思いつかなかったから。

 

でも、そうじゃなかったのです。

 

私は、ミスターステップアップに来てから、

私以上に、私の人生のことを諦めず、

向き合ってくれる先生方と出会いました。

 

そして、

 

「この先生たちのようになりたい…!」

 

と、心の底から思ったのです。

 

それから、受験との向き合い方も、人生も…

 

すべてが、大きく変わりました。

 

思えば、私には「やりたいこと」なんて、

なかったのだと思います。

 

「何をやるか」は、私にとって、重要じゃなかった。

 

「この人みたいになりたい!」

「この人のために、私は頑張るんだ!」

 

そう思える「誰か」を

私はずっと探し求めていたのです。

 

その先で見つけたのが、

私以上に、私のことを諦めないで向き合ってくれる、

ミスターステップアップの先生方でした。

 

だから、私は先生方のように、

 

〝誰かのために諦めない人〟

 

になろうと思ったのです。

 

そのすべてが、

柏村先生からのメッセージを見た時、

一気に繋がっていきました。

 

すると、あれだけ不安だった入試も

まったく怖くなくなったのです。

 

「受験の結果にこだわるよりも、

 

 絶対に、最後まで〝諦めずに〟向き合おう」

 

そう思って、受験へと臨みました。

 

受験した全ての入試で、

 

本番を迎えるギリギリまで過去問を問いて、

何度も先生に見せに行き、

フィードバックをもらい続けました。

 

「もう、これ以上はできない…!」

 

そう確信できるぐらい、やり切りました。

 

でも、医学部入試の結果は、不合格…

 

正直、めちゃくちゃ悔しかったです。

 

何より、これだけの愛情をもらって、

 

結果として返せなかった自分が

とにかく不甲斐なかったのです。

 

…でも、立ち止まってはいられませんでした。

 

「私にできるのは、最後の最後まで、

 〝諦めない姿勢〟を示すことだ…!」

 

そう思って、最後に残された

3つの大学の後期試験へと挑んだのです。

 

それからも、毎日、

ひたすら過去問へと取り組んで

先生へと見せに行きました。

 

そして、挑んだ3日連続の後期試験。

 

立命館、同志社女子大、近畿大学…

 

この大学に合格できなければ、また浪人が決まります。

 

もちろん、不安でした。

 

でも、私には先生方がついている。

 

そう思えば、何も怖いものなんてなかったのです。

 

最後の後期試験挑んだ日々は、

正直、何をしたか覚えていないぐらい、

 

もう怒涛(どとう)のような毎日が過ぎていきました。

 

ただ、一言、

 

「全力でやり切った」

 

と断言できるような日々だったのです。

 

そして・・・

 

私は、後期試験に受けた

3つの大学全てに合格することができました。

 

正直に、どの大学もギリギリだったと思います。

 

それでも合格できたのは、

最後の最後まで、

 

「いただいてきた愛情は、姿勢で示して、返すしかない!」

 

と、思わせてくれた先生方のサポートがあったからです。

 

私の合格は、自分一人の力ではありません。

 

もう「おかげさま」でしかなかったのです。

 

受験を走り終えた時、最後に残ったのは、

 

「諦めずに、走り切ることができた…!」

 

という、清々(すがすが)しさでした。

 

きっと、どこかで少しでも気を抜いていたら、

合格できなかったと思います。

 

たしかに、私は医学部には

合格することはできませんでした。

 

そういう意味では、「受験にやり残しがある」のかもしれません。

 

でも、医学部に合格できなかった悔しさがあるからこそ、

その分、大学で自分を成長させることができる。

 

今は、そう思っています。

 

だから、大学では、いろんな一流のものに触れて、

語れるような大学生活を送りたいと思っています。

 

何より、ミスターステップアップで出会った先生方のように、

 

熱く、世のため、人のために行動できる。

 

その背中に、一歩でも近づけるように、

毎日、学び続けたいなと思っています。

 

私は、この塾に来て、本当に良かった。

 

村田先生、柏村先生、弓場先生、よなたん、

その他にもたくさんのスタッフや

大学生のみんなに出会えて本当に良かった。

 

その出会いが、私にとって、1番の宝物です。

 

本当にありがとうございました。