大阪府立大学☆合格☆小久保哲也くん


僕は高校3年生の頃、医学部を目指していたにも関わらず、全く成績は追いつくことなく、良い勉強法はないかとずっと探し続けていました。 そして、センター試験当日の夜、試験終了後によなたんの、1秒1単語という動画に出会いました。 僕は、偏差値38から早稲田大学へ行ったというよなたんのやり方を真似しようと思い、Youtubeを見たり、メールマガジンを読んだりしていました。

 

そして、1浪目の9月によなたんがその年最後に募集した通信コースに入りました。 その通信コースこそ、ミスターステップアップの通信コースだったのです。 そして、1浪目が終わって、なかなか上手くいかず、医学部は全落ちでした。親との約束で、家の近くの大学で、仮面浪人をせざるを得ない状況で、このままでいいのか、という心がすっきりしない状況の下で、たまたま大阪へ最後の受験に行ったついでに社員食堂ゆにわで、スタッフさんと食事をして、話しをするうちに、自分では全く想像もしていなかった、遠い大阪の地でもう1浪するという流れができたのです。そして、僕も先生方の力を借りて、親を上手く説得する事に成功し、なんとか入塾することができました。

 

そうして、2浪目に突入する事になったのです。 2浪目の最初のうちは、医学部にただ行けたらいいなと思っていました。医師という仕事は人を直接的に幸せにさせることの出来る唯一の仕事だと考えていました。世の中をあまり知らなかったせいか、医者以外と言われてもなりたい仕事が無いから医学部へ行くという、消去法的な考えで、それ以上何も深めることなく終わらせていました。 しかし、スタッフの方の話を聞いていると、自分の考えは間違っているのではないかと気付き始めました。

そのせいもあって8月の初めまで、勉強はしていたものの、密度が極めて薄い勉強でした。 そこから、このままでは危ない、自分としっかり向き合おうと思い、だんだんと火がついていったのです。自分の弱さと向き合う日々が始まりました。自分の本音を探し始めたのです。 しかし、せっかく親に頂いた受験という時間、勉強だけ出来る時間を、僕は、”最後までやり切って悔いのない受験にする”という目標と、”世界を良い方向へ変えていきたい。”という、漠然とした目的を抱えて勉強しました。最終的に医学部は受けますが、それは医学部へ行けるほどの学力を身につけられる程勉強すれば、やり切ったという事になるだろうという気持ちが大きかったのです。

そういう風に、自分と本気で向き合う時ほど、苦しいものなのです。 僕がこの受験で残せたものは、経験です。 本当に弱くて、惨めで、情けない自分の付けていた飾り物をひたすら捨てていく日々を、受験の最後の最後まで続けました。時には、他人との関係が崩れて4日間家に引きこもり、1日1食で済ませるという生活をしたり、絶望の淵に落とされ、10年振りに泣いた時もあります。そんな中でも、勉強を辞めなかったことは、今では良かったと思えます。そして、そこまで自分と向き合う事が出来たというのも、本当に良かったです。

 

また、僕は最後の最後で、いつの間にか世の為、人の為に勉強をするという事を忘れているという事実を、先生に指摘して頂きました。僕はその日から、合格発表があるまで、本当に倒れかけるまで勉強に没頭する事が出来ました。本気でやり切ったのです。僕はこの経験は常に人の為というのを心がけようと思った反省に加えて、最後悔いの残らない受験生活を送る事が出来たという事実は、とても誇らしいものになりました。本当に、そう導いてくださった先生方にはとても感謝しています。 確かに、僕の受験は、決して完璧なものではありませんでした。受験前半は最後と比べると圧倒的に密度は薄く、受験後半であっても、前述したように誰かの為に勉強するという気持ちを忘れていた時期がありました。僕は今年も医学部は全て落ちてしまいました。ですが、僕は医学部への執着や未練が残らないくらい自分と本気で向き合って、やり切る事が出来たので、本当に後悔がないのです。これも、ミスターステップアップの講師の先生方のお蔭でもあります。

 

与那嶺先生は、ただ、Youtubeで人気の、見た目が恰好良い先生だけではなく、気軽に接してくださる人思いの先生で、スイッチが入ると、何処までも熱く語ってくださる姿は、見た目以上に、恰好良く、逞しい先生です。

村田先生は、最初は、怖そうな人だと思っていたのですが、本当に暖かく、冗談が通じる寛大な先生で、その上知識人で、論理的な考えに長けていて、色々な視点から、物を見ることの出来る先生で、一人一人その人に合った対応を取り、トラブルが生じた時などの大変な場面で助けて下さって、本当に感謝しています。

柏村先生は、比較的色々なジャンルの相談をしやすい先生で、話す相手にとって必要な事をストレートに伝えたりして頂いて、塾生を他人としてではなく、本当に我が子のように接していた先生は、恰好良いなと思います。

弓場さんは、僕が言われたくないような事なども、結構ビシバシ言って頂きました。僕にとっては誰も言ってこないような事まで言って頂けるのは、貴重な経験で、更にメンタルは崩れない位の絶妙なバランスで接して頂けたのは、とても嬉しかったです。

武田先生は、僕が質問に行くと、嫌だとは言いますが、しっかり答えて下さる、優しい先生で、化学だけではなく、物理、数学、生物や地学、国語まで教えることの出来る先生で、僕が今年得意になった化学でさえも、入試の直前まで、化学は武田先生に色々学び、まだまだ武田先生には追いつけないと、痛感したことは何度もあります。武田 先生の深い知識には、感服するのと同時に同じ景色を見てみたいと今は思っています。

 

ミスターステップアップの講師以外にも、色々なスタッフの方々にお世話になりました。 僕が今、ここにいるのは、今まで僕をずっと支え続けて下さった家族や親戚、そしてこの1年お世話になったスタッフのみなさん。いや、もっと言えば、過去から現在までの世界中の皆さんがいるお蔭で、僕は今を生きています。僕は今、世界中に存在しているそして、今まで世界中に存在していた全人類、全生物の支えがあって生きる事が出来ています。本当に感謝しかないです。 僕には、地球を、そして、宇宙を救う。そんな夢があります。その為に、今立ち上がり、自分に出来る事を目の前から精一杯やります。僕は、今まで支えて下さった方々、そして、今から立ち上がる方々の為に、全力を尽くそうと思います。 僕にとって、良い出来事も、悪い出来事も、今では大切は思い出です。 “ありがとうございました。

” もし、受験生がこの体験記を見ていたとして、その人が入塾したとしてもしなかったとしても、言いたいことは同じです。大逆転勉強法や、限界突破勉強法の本に書かれている事を忠実に実行出来れば、悔いの残らない勉強をする事が出来ます。確実に受かるという保証は出来ませんが、確実に学力は定着する、一生使える勉強法だと思います。そして、この塾の役割は、道を示す為にあります。受験生が気付かないうちに見えなくなってしまった道を照らしてくれたり、自分の進むべき方角を、勉強だけでなく、人生に関しても教えて下さるのがここ、大学受験塾ミスターステップアップの講師であり、南極老人であると思います。 そして、この体験記が誰かの人生が変わる、一要素へと繋がるのなら、本望です。

この1年間、本当にありがとうございました。