福岡歯科大学(口腔歯)☆合格☆K・Yさん

歯科医師になりたい、けど・・・


歯科医師になるのが、小さいころからの夢でした。

 

勉強するのも好きだったのですが、、、

中学・高校に入って、受験を意識し始め、

勉強が「楽しいからやるもの」から

「やらなければならないもの」に変わり、

進め方も分からず、どんどんやる気が失われていきました。

 

高校生の時にはオンラインの塾にも入っていましたが、

大量の宿題をこなすだけでは、

勉強法は身につきませんでした。

 

さらに、毎週のビデオ通話の面談で、

よく嘘をついてしまっていたんです。

 

「宿題やってきた?」と聞かれると、

全然やってないのに、

「やってきました」と言ってしまい。

 

「分からないこと、ない?」と聞かれたら、

「ないです!大丈夫です!!」と答え。

 

講師の先生も、進捗の確認は口頭だけで、

私の嘘の報告をもとに、次の課題が出されました。

 

その結果、成績は全く上がらず、

共通テストは5割にも満たなかったため、

当然、現役の時は失敗でした。

 

そんな時に、親にすすめられたのがミスターステップアップでした。

塾の紹介動画を見た時、

塾の雰囲気が、自分の想像している〝塾〟とは全く違い、

衝撃を受けました。

 

塾生一人一人に対して専用の自習席があり、

毎日、食堂で美味しいごはんを食べられることから、

「ここなら私も頑張ることができるかも」と思い、

入塾を決めました。

▲私の自習席です。教材は全部置いていけるので、身軽に塾に来れました

 

▲毎日の手作りごはんが美味しそうで、いいな〜!!と!

 

相談しやすくなった合宿と、悩みを打ち明けた日

入塾してまもなく、綾部合宿に行きました。

▲京都の綾部市で、大自然の中で勉強合宿をします。

 

もともと自然に触れるのが好きなので、リラックスでき、

毎晩焚き火が行われて、

講師の村田先生とも喋りました。

▲先生たちやスタッフと、塾生が火を囲んで、勉強のこと以外も、いろいろ話しました

 

▲塾長の村田先生

 

正直、最初は村田先生が怖かったのですが(笑)、

優しい先生だと分かり、

合宿が、話しやすくなるきっかけになりました。

 

そして、合宿から戻って少し経った日に、

私は体調を崩し、そこから気持ちも落ち込みました。

 

ある時、今までの悩みがぶわーっと出てきて、

塾で泣いていたら、

村田先生が気づき、声をかけてくれたのです。

 

私は思い切って、悩みを打ち明けました。

 

昔からすぐ嘘をついてしまっていた私ですが、

それは、必死に自分を取り繕い、

できる自分を演じるためでした。

 

「周りにどう思われるか」をすごく気にして、

周りに好かれる人になろうとし続けました。

 

中学時代では、3年間、学級委員を務めていましたし、

学校の授業もそれなりに真面目に聞き、校則を守り、、

 

そのおかげか、先生に問題視されることはなく、

むしろほめてもらえることの方が多かったです。

 

友だちにも、優しいねと言われていましたが、、

みんなに見せている自分は表面的で、

本当は一人で苦しんでいました。

 

勉強面においても、できている風に見せたかったため、

本当はやっていないのにやっているふりをしてしまったり、

見せかけの勉強しかできていなかったりしました。

 

そんな、隠し続けていた自分の内面を、

全部、村田先生に話しました。

 

「できていない自分を見せたら、がっかりされるのではないか」

と、怖かったですが、

このままではダメだと感じ、

さらけ出してしまいました。

 

村田先生は、私の話を否定せずに聞いてくれて、

悩みや課題に対して、一緒に向き合ってくれました。

 

できている自分を見せるのが癖になってしまっていたので、

すぐに変わったわけではありません。

 

一日中勉強していなかったり、

塾にすら行かず、家で寝倒した日もありますし、

本当はやっていないことも、

手帳に「やった」と書いて、見せに行ったこともあります。。

 

それでも村田先生は、

今までの私の考え方を変えて、

勉強に全エネルギーをかけられるようにするために、

何度もたくさん、話をしてくださいました。

▲ボードに書いてもらったり、メモしてもらったり。見返していました

 

そして「毎日、やったことを報告する」

という形を取ってもらったことで、

できていないことでも素直に言い、

それに対して、

解決策を前向きに考えることができるようになりました。

 

また講師と一緒に食堂に行き、

食事をしながらコミュニケーションを取ったり、

日々のモチベーションアップの会を聞いたりする中で、

少しずつ勉強のやる気が出てきました。

村田先生との信頼関係ができたから、

他の先生たちとも、少しずつ、距離を近づけられるようになりました。

コロナ禍の時、学校中がマスクをしていて

周りの表情が見えずに不安だったことから、

人を疑いやすくなっていた私にとって、

この一歩は、大きかったです。

 

完璧にできる教材を作り、勉強会で苦手を克服


塾では、どの教科でも、

「全部の問題を完璧に解ける教材を1冊作りなさい」と教わりました。

▲一番苦戦して、反復し続けた、数学の『白チャート』です。

 

表面的な勉強しかできなかった自分は、

これまで、完璧に仕上げられた教材なんて、ありませんでした。

 

でも、信頼している塾、

信頼している先生たちに言われたことなら、

絶対やろうと思えました。

 

毎日報告して、先生にペースメーカーをしてもらうことで

やることが明確になり、勉強が加速していきました。

▲勉強計画を立て直してもらったら、自習席に貼り出していました

 

勉強法も、間違っていたら、すぐ修正してもらいました。

直接教えてもらうことで、勉強のやり方を

体感で覚えていきました。

 

一番苦手だった化学は、勉強会で乗り越えました。

 

▲勉強会後も、ノートを出して、細かく見てもらえました

 

それまで、できない問題はすぐ手が止まってしまいましたが、

弓場先生の解説を聞いていた時、

「パッと見はできないと思っても、案外解けるんだ!」

という感覚をつかめました。

 

〝縁のある大学〟を信じて、実力を最大発揮!

中身のある勉強ができるようになって

11月になり、村田先生と話していた時、

 

〝縁のある大学に行く〟という言葉が

響きました。

 

昔から歯医者になることだけを考えて、

それ以外の目標を持ったことがなかったのですが、

無意識のうちに、

その夢に縛られているところがありました。

 

本当は、

「あなたは何になりたいの?」「何がしたいの?」

という質問が苦手で、

 

「そう聞かれると、困るな、、」

「なりたいものとか、したいこととか、

分かんないな、、」

と、悩んでいたのです。

 

でも、「縁のある大学に行ったら良いよ」と教えてもらったことで、

目標を持たなければならない という囚われがなくなりました。

 

他学部の受験もすすめてもらい、

自分の枠が広がった感じがしました。

 

実際に、今年はいろんな大学や学部を受ける中で、

なんとなく、「ここは、自分が行く大学じゃないかなぁ」と

感じることもありました。

全力で受験するうちに

そういう不思議な感覚になったのです。

 

福岡歯科大学の当日は、行きの電車で

貧血で体調が悪くなってしまい、

かなり不安が襲ってきましたが、

モチベーションアップの会の音声を聞いたり、

心を込めて作ってくださった合格弁当のおかげで、

大丈夫だと思うことができました。

▲合格弁当で、安心感につつまれました。。

 

また、わからない問題があっても

自分がやってきた教材を信じて

最後まで諦めませんでした。

▲『白チャート』と同じ問題が、入試で出ました!

 

本番で、どの教科も、一番の手応えを感じられ、

特待生として合格することができました。

 

過去問では一度も取ったことない成績で、驚きましたが、

「ここが、〝縁のある大学〟なんだ」

と、心底思いました。

 

私は歯科医師を目指しているため、大学入学後の勉強は

さらに大変だし、辛いこともたくさんあると思います。

 

ですがこの一年、しっかり自分自身と向き合い、

自分の弱さと戦ったという経験を活かして、

乗り越えていきたいです。

 

一年間、本当にお世話になりました。

 

ありがとうございました。