神戸大学(工)・関西学院大学(建築)☆合格☆芦田真吾くん

自分の弱さと逃げずに向き合った時に受験以上のものを手にし、合格をつかんだ

私は現役のときに、ミスターステップアップの通信コースに入っていました。

白チャートもしていたのですが、わからない問題はそのままにして、形だけの中途半端な受験勉強をしていました。

そのせいか、去年は、全落ち。補欠のところもすべて落ちてしまいました。

これではいけないと一念発起。

肝心なところで、向き合いきれない弱い部分をさらけだして、かきだしてもらわないといけないと思い、ミスターステップアップの入塾を決めました。

 

日々弱さに向き合いながら、課題を克服

ミスターステップアップに入って夏の頃です。

どうしても、苦手な部分に対して、ごまかそうとしてしまう自分がいました。

そんな時、弓場さんに、

「ほんまに東大受かりたいやつがやっている勉強じゃないよね」と喝をいれられました。

 

このままじゃいけない、今日をきっかけに変わりたい!

 

そんな強い思いで、自分で録音したマントラを何度も何度もききました。

夜なか中何度もきいていると、自分の心を反映しているかのようなか細い声に、弱い自分を見ているようで、それでも向き合おうと決心して反復していました。



そして、わかってないなと思ったときは、そこで終わるのではなく、最後まで理解しようと決めました。

そこで、1冊の参考書を完璧にしていきました。

特に重点的に行ったのは、『らくらくマスター科学』『物理のエッセンス』『白チャート』です。

 


最後までやり切った参考書。忘れられない体験になりました。



 

バイブル本のテストがありましたが、徐々に成績が安定していきました。



共通テストが終わって2次試験の時、また過去のことがフラッシュバックしてしまった時がありました。

どうしても勉強に集中できなくなり、塾スタッフの阿部くんに相談しました。

そのとき「15時間勉強を3日続けてみて。15時間終わった時に、受かるかどうかというよりも、自分がやりきったということが大切なんだ」と教えていただきました。



そこから、また心をたてなおしていき、嫌な過去の想いが浮かんできては消えていくなかでも、ひたすらもくもくと勉強をし続けていきました。



そうして勉強を続けているうちにいつからか、不安はあとかたもなく消えていき、約束の3日目がきました。

そのとき、落ちたらどうしょうとかそんなこともなく、ここまでやったんだから大丈夫という自信がでてきたんです。

 

本番の不安もラジオをきいて緊張をといた

本番では、英語、数学、理科の順番にテストがありました。

どれもあまり思うような手ごたえを感じられず、むくむくと過去の嫌な思いがよみがえってきます。

このまま理科を受けたらやばい

最後の理科のテストの前に、わきあがってくる不安をかき消すように、塾の通信コースのラジオをききながら、先生たちの声を何度もきくことで不安がとれていきました。

そうか、僕はいい受験をしたかった。

受かりたいというよりも、1年間どれだけいい受験をしたかにかかってる。

そう思い返すことで調子があがってきました。

いつのまにか不安もどこ吹く風のように消えていき、安心して受験を終えることができました。

 

中期・後期もぶれずに勉強ができた

2次試験が終わった時に、手ごたえを感じられず、自信がなくなって、また不安になりそうな時、阿部君に手帳をみせにいきました。

阿部君から、

 

「前期試験が終わった今、どう勉強に向き合うかが重要じゃない?不安になりながらでも、がむしゃらにやるのが美しい終わり方だと思うよ。」

 

と言われ、気をとりなおして、またスタートに戻るように、毎日10時間以上の勉強を必ずしていました。



不安でもやり続ける。そうすることで、いつのまにか悩みが小さくなっていきます。

自分が心から納得のいく勉強をしよう、そう思えたことが大きいと思います。

今では、もっと受験を頑張れる、もっと克服できると思えるようにもなりました。


講師から教えてもらった言葉を常に読んで気持ちを落ち着かせていました。




最後に受験生に向けて受験は本当にしんどいです。

楽して無難に終わらせようとする人もいるでしょう。

でもせっかく受験をするなら、どこの大学に受かる!というよりも、自分の弱いところを全部ほじくりだして、ちゃんと向き合っていくことが本当に大事なんだと思います。

だから、むきあってみてください。

今は、大学生活の先をみつめて、1級建築士になる目標をもって頑張っていきたいと思います。