同志社大学(神)・龍谷大学(文)☆合格☆河合優奈さん

 

入塾する前

高校で真面目に勉強しても、定期テストや模試の成績は下から数えた方が早く、部活動も追い詰められて辞めてしまいましたが、成績は横ばいでした。

入塾のきっかけ

高校1年生の時に大逆転勉強法の書籍を読みました。

基礎を徹底させること、同じ教材を7回反復練習することなどが書かれていました。

高校の教材で実践すると、暗記科目の成績が伸び、定期テストで8~9割得点でき、高校2年生から成績上位者のクラスに上がることができました。

高校2年生になる時、父のすすめでよなたんのYouTubeを見ていました。動画の内容が大逆転勉強法に似ているなあと思ったら、よなたんはミスターステップアップの講師でした。

塾の場所は自宅から1時間弱。

単純ですが、ここに行きたいと思いました。完全に直感で選びました。

入塾説明を聞き、基礎から勉強できるこの塾なら大丈夫そうだと思いました。

その日のうちに入塾を決めました。人生でここまで即決断したのは、初めてでした。

ミスターステップアップの良かったところ

・環境面

掃除が隅々まで行き届いているところです。塾では一日の終わりにみんなで掃除をする時間が設けられていました。机も心も整理整頓されたことが良かったです。

また、塾生が一生懸命勉強に打ち込む雰囲気もとても良かったです。

自習席ではもちろんのこと、廊下や階段でも勉強していました。この雰囲気はミスターステップアップでしか感じられないと思います。

私も自習席で集中できなくなったら、共有スペースに行き、みんなの頑張る姿を見て自分を奮い立たせて勉強していました。

 

・指導面

●勉強全体について

基礎から勉強を始められたことです。

ミスターステップアップでは基礎の徹底を大切にします。教材を何度も反復して自分はできると脳に思いこませます。

数学の成績はずっと3~4割でかなり伸び悩みましたが、大逆転勉強法に従って勉強すると、共通テスト直前は8~9割取れたこともありました。

 

●勉強会について

ミスターステップアップには決まった授業はありませんが、自由参加型の勉強会が行われます。

特に良かった会は、講師や大学生が問題をその場で解いてくださる勉強会です。

自学自習だけではなかなか身につけられない、偏差値70の思考回路、スピード感を知ることが出来ました。

時には先生方が選択肢に迷う場面も見られ、どう切り崩していくのか受験生の立場に立って指導していただけます。

ここまでで何分かかった、ここは少し迷っていた、ここの計算は回避出来そうといった思考回路を細かくメモしていました。

このようなことは教科書や参考書には書かれていないため、勉強会は本当に有難かったです。

 

●モチベーションアップの会について

過去の塾生の合格体験談、偉人やスポーツ選手の話、映画や漫画をテーマにやる気アップに繋がる話を聞くことができます。

他部署のスタッフの方々からもお話を聞く機会があり、自分の知らない世界を知り視野が広がりました。

特に印象に残っていて、録音して何度も聴いた会は、柏村先生が紹介してくださった漫画「夜王」の話です。

歌舞伎町ナンバーワンの店、ロミオのホストと新たにホストクラブを経営する女性オーナーが、初めはお互いライバル関係だったもののそれぞれが辛かった過去や困っている事を相談し合う場面を紹介してもらいました。

そこから柏村先生は

信じられない事や裏切られた経験は誰にでもある。

受験勉強を本気でやればやるほど苦しいことや辛いことは出てくるし、自分の弱さや乗り越えるべきテーマは炙り出される。

そんな時、自分一人で乗り越えようとするのではなく、どれだけ頼れるか、それはどれだけ信じられるかということに繋がってくる。

言いたくないことも言ってみて解決するかどうかはわからないけれど、その答えよりも自分が一人で抱え込んでいた荷物をここにいるスタッフに一緒に背負ってもらうように、自分の悩みを聞いてもらう事、打ち明けることができたということがいちばん大事という事を教えてくださりました。



以前の私は、悩みを抱え込みすぎて爆発させてしまっていましたがこの話を聞いてから、少しずつ悩んでいることを相談できるようになりました。



お話はもちろんですが、何よりも講師の方々の熱量を感じながら話を聞く塾生がどんどんやる気を高めていっている雰囲気が好きでした。


●ティータイムについて

朝にスタッフの奥様方がおむすびを用意してくださります。

私が1年間朝型の生活を続けられたのはティータイムのおかげと言っても過言ではありません。

朝、塾生が集まる場でもあるため、自然と安心感が生まれていました。


●体調管理について

季節の変わり目に必ずと言っていいほど風邪をひいていましたが、塾で教わった通りに体を温めるとほとんど無くなりました。おかげで1年間健康に過ごせました。


●食事について

毎日の食事は添加物不使用の自然食で本当に美味しかったです。

勉強で疲れた時もこれが終わったらごはんを食べようと思うと、もうひと踏ん張り出来ました。

美味しいごはんを食べ、同じテーブルだったスタッフと話をすると自然と疲れがなくなりました。食事から頂いたエネルギーが1年間走り抜く原動力になっていました。

受験生活を通して変わる事が出来た

3月頃から、多少の浮き沈みはありましたが、主に柏村先生に相談に乗っていただいたり、モチベーションアップの会やラジオを聴いて、モチベーションを保ちつつ淡々と勉強し続けてきました。

そして迎えた共通テスト。毎日一生懸命勉強してきたつもりでしたが、大失敗してしまいました。

国公立出願も厳しい状況で、本当はショックで立ち直れないくらいでしたが、押し殺して私大入試に向けて切り替えました。

自分で招いた結果だ、泣きごとを言っている場合ではない、やれと自分を鼓舞して勉強していました。

1月末、心の荒み具合が少しおさまってきた頃、よなたんに声をかけてもらいました。

「共通テストの結果がふるわなくて私大に向けて切り替えて頑張ろうとしているけど、実際はどう思っているのかなって。なにか溜め込んでいるんじゃない?」

図星でした。

毎日頑張ってきて大きな問題を起こすことなく勉強してきたのに結果が出ない。こんなに素晴らしい環境で勉強させてもらっているのに結果としてお返しできていないことが辛い。もう受験勉強がしんどい、など弱いところ、汚いところをさらけ出しました。空っぽになるまで、落ち着くまで嫌な顔ひとつせず夜から朝の5時まで話を聞いてもらいました。

それから本当の意味で気持ちを切り替えて私大入試に挑みました。

しかし、そう上手くはいきませんでした。

受験した前期一般入試は関西大学、同志社大学ともに不合格でした。

国公立前期を目前に窮地に立たされました。

国公立3日前の夜に村田先生が声をかけてくださりました。

私大前期全落ち、実力は十分にあるのに、どこか自己犠牲的になっている。周りが幸せなら自分は幸せにならなくて良いと思っている。自分が幸せになること、合格することを許せていない、とメンタル面での負けパターンを指摘してもらいました。

この日からさらに熱が入り、今までの負けパターンから抜け出して本気で合格をつかみ取ろうと決心できました。

弓場さんには数学の過去問のフィードバックをよくしてもらっていました。

間違った原因などを説明していくうちに考えが整理され、次からはこう考えようといった的確なアドバイスを貰いました。

それだけでなく、バイブル本そのままやん!バイブル本の組み合わせで解ける!と言って下さり、私でも解ける、と確信できたのは弓場さんのおかげです。本当にありがとうございます。

国公立前期の2日後、2月27日にある同志社大学神学部の小論文の試験が残っていました。先程述べた通り、どこからも合格をいただいていないまさに背水の陣での受験を強いられました。

国公立入試から帰ってきてすぐ、25日の夜に書き始め、翌日26日、丸一日小論文を書き続け、2テーマを6回ずつ添削していただきました。

その日の夜まかないで隣に座っていた他部署スタッフの方にも小論文にまつわる話をしていただきました。全力でなりふり構わず色んな方々にアドバイスを貰いに行きました。

2月27日に無事試験を受け終え、清々しい気持ちになりました。そして、合格することができました。 

最後に

受験は○○戦、という言葉をよく耳にしませんか。

様々な表現があると思いますが、私は受験は情報戦であることを強調したいです。

最終的に私が合格した大学は同志社大学神学部のみでした。しかも一般入試ではなく、共通テストの英語と小論文という形式です。

私の経験から伝えたいことは、皆さんそれぞれに合う受験方式がたくさん存在するということです。

当たり前かもしれませんが、受験大学について入試方式、配点などを細かく調べておくことをおすすめします。

もちろん大学選びに注力し過ぎて勉強時間を削るのは良くないですが、勉強時間と同じくらい合格できる戦略を立てることも大切です。

インターネットや募集要項を参照すれば簡単に情報を入手できますし、塾の先生方はたくさん情報を持っていらっしゃいます。

大学受験は厳しい世界です。1点、0.1点で泣くことも笑うこともあります。

ぜひ緻密に戦略を練った上で受験に挑んでほしいです。