広島大学(歯学部)合格「習慣の改善で苦手を克服!」宮原あすと

時間と格闘し続けた受験生活

浪人を決めた時、予備校をどうしようかと悩んでいました。

そんなときに母親から紹介されたのが、ミスターステップアップです。


説明を見て、ここなら自分のペースで勉強できる!と思って入塾を決めました。


最初に柏村先生に年間計画を立ててもらい、合格までの道筋が明確になったのを覚えています。

「この通りやったら合格できる」と思うと、安心して勉強を始めることができました。




3時間睡眠の驚き

序盤期では、ミスターステップアップから出ている書籍『大逆転合格する人だけが知っている 秘密の習慣』を土台に学びました。


特に効果があったのが、以下の2つです。

1、鼻うがい

2、アファメーション


どちらも馴染みのないことだったので最初は少し抵抗がありましたが、丁寧に教えてもらうことで、きちんと実践できました。


鼻うがいは、呼吸が深くなって集中しやすくなるだけでなく、頭もスッキリして雑念が湧きにくくなりました。

アファメーションは、特定の文章を繰り返し読むことで潜在意識を変えて、成長を促すもので、僕の場合は、オリジナルの文章を先生に作ってもらえました。


この2つを続けた結果、驚くことが起こりました。

それまでは1日7時間は寝ないと集中できなかったのに、気づけば、3時間睡眠になってもモチベーションや集中力を維持できるようになったのです。

 

勉強以外のこともサポートしてもらえました

序盤期は毎日のように開いてもらっていた「モチベーションアップの会」も、変わるきっかけになりました。


特に印象に残っている話が、「結果よりも、いかに勉強に取り組んだか?その姿勢の方が大事」というものです。

実は、これが後から効いて来るのです。

 


ある日、模試を受けたときに、想像以上に結果が出なくて落ち込んでいました。


その日はものすごく自分に対しイライラしていました。

「ここまで必死に勉強したのに、全然成長できてないじゃないか!!」と、今までやってきたこと全てを否定してしまっていたのです。

 


その日、塾に帰って柏村先生に相談すると一言。

「結果主義になってるよ」

と言っていただきました。

 


この一言だけで、「そうだ、今までしっかりやってきじゃないか」と思い出し、過去まで否定することはない!と気付けました。

このようにすぐに復活できたのは、モチベーションアップの会で学んでいたからです。

 


(もしも、ちゃんと学んでなかったら、しばらく引きずってたと思います。)

 

不眠が治る意外なきっかけ

それでも、苦手教科の物理には悩まされました。

入試が近づくほど、物理ができないことが不安に感じられ、夜も寝られなくなってしまったのです。

 


眠りが浅くて、一晩の睡眠で、5回は起きてしまっていました。

 


「勉強と関係ないけど、こんなこと相談してもいいのかな・・・」と思いましたが、みんな勉強以外のことも遠慮なく聞いていましたし、先生も、どんな相談でも親身になって聞いてくれます。

そこで、勇気を持って相談してみました。

 


ある日は、体操を教わり、ある日は、おすすめのアイテムを教えてもらいました。

卒業した大学生からもアドバイスをもらったり、ここの塾は、いろんな人がいるので、沢山の視点で物事を見れるようになります。

 


決め手になったのは、意外にも「香り」でした。

香りなんて最初は興味すらなかったのですが、ある人からもらった「塾生応援コロン」が安心できる香りで、それを寝る前に使うことで、リラックスできるようになったのです。

 


一晩の睡眠で起きる回数が、4回、3回、2回・・・と、どんどん減って行きました。

 

苦手な物理と向き合う


それでも物理が苦手なのには変わりないので、塾長の村田先生に相談しました。


すると、このようなアドバイスをもらいました。

 


「まだ、こじつけでやってる部分がある。どうして、解けたのか、自分でちゃんと解説できるようになることが大切だ」

 


それから、先生や周りの人に、「ツッコミ」を入れてもらうようにしました。

具体的には、物理を知らない人のテイで、「ここはどうしてこうなるの?」などと質問してもらい、それに僕が答えるのです。


みんな協力的で、真剣に勉強に付き合ってくれました。

おかげで、こじつけで解く癖が治っていき、自分で考えられるようになりなりました。

 


最初は、問題を解いているときに手が止まると、そこで焦って失敗していたのですが、ずっと手が動き続けるようになり、成長を実感しました。


合格弁当の安心感


試験当日。


試験の当日は「合格弁当」という、手作りの弁当を渡してもらいます。


完全無添加で、厳選された素材でつくられているそうなのですが、それだけではなく、なんというか、本当に愛情が伝わってくる弁当です。

 


試験では「一科目でも失敗したら不合格になる」という緊張が続きます。


しかし「僕には合格弁当があるぞ!!」という気持ちが、すごく支えになりました。

それで午前中は、乗り越えることができました。

 


合格弁当が入っている袋を開けると、そこにはおしぼりが入っているのですが、なんと手書きのメッセージが書いてありました。

いい感じで緊張がゆるんで、しかも弁当でエネルギーチャージできたので、午後も良い調子で臨むことが出来ました。

 


本当に、感謝しかありませんでした。。

一生、あの味は忘れないと思います。

 

ここで過ごした1年は、私にとってかけがえのないものになりました。

 


勉強以外のことでも、嫌な顔ひとつせずに相談に乗っていただきました。

受験に携わってくれた全ての人に本当に感謝しています。

 


そして、ここで貰ったかけがえのないものを、今後いろんな人に還元していきます。