京都大学(工)・同志社大学(理工・文化情報)☆合格☆坂上りょうこさん

本番で、物理が8割解けた!過去最高得点を獲得して京都大学に合格。

苦手意識があったり、好きではない科目って、

勉強しようと思っても、なかなかできないですよね。

 

高校生の時、わたしは好きなことばかり勉強していました。

 

暗記など基礎的な勉強は「つまらない」と感じてしまい、

つい後回しに。

 

一方、数学の「整数」や物理の「波動」といった考える余地が多い科目は好きで、

問題もスムーズに解ける。

 

だから楽しくて、また勉強する・・・。

 

結果、科目や単元によって差ができてしまうんですね。

 

親からも、こんなふうに言われていました。

 

「あなたが一番直さなきゃいけないのは、好き嫌いで行動する、その性格ね」

 

そんなわたしが、ミスターステップアップに入塾して

好き嫌いを克服。

 

どの科目もバランスよく取り組めるようになって、

少しずつ結果も出せるようになっていき・・・

 

中学生の頃から憧れていた、京都大学工学部に合格しました。

 

なぜ変われたのか?

その理由を振り返ってみたいとおもいます。

 

もしよかったら、参考にしてみてください。

 

一冊の問題集をとことんやり切る

苦手な科目を克服できた理由のひとつは、

一冊の問題集を何度も繰り返し解いたこと。

 

たとえば、わたしは物理の「電磁気」があまりにも分からず、

勉強するのが億劫でした。

 

高校時代は、いろいろな問題集に手を出していました。

それも、最後まで取り組むことはありませんでした。

 

一冊に絞って取り組んでみると、

初めての問題は、できなくても当然だと思ったりもしますが、

2回目、3回目でもできなかった問題は、

 

「同じ問題なのに、できていない」と自覚できるので、

結果的に、しっかり身につきました。

 

そして、繰り返し問題を解いていたら、あるとき、

頭にバラバラと入っていた知識が、一気につながったんです。

 

プレッシャーをかけてもらい、苦手意識があった数Ⅲを克服

わたしは数Ⅲがとにかく嫌いでした。

地道にコツコツ計算して答えを導き出す必要があるため、

とにかく大変に感じてしまうんです。

 

特に苦手だったのが、積分。

 

数Ⅲをマスターできるかどうかは練習量に比例するので、

これまで勉強を後回しにしてきたわたしは、当然、解けないんです。

 

ですが、勉強せざるを得ない状況になりました。

きっかけとなったのが、

塾で頻繁にテストの時間を設けてくれたこと。

 

最初は怖かったです。

できないことがバレてしまうから。

 

その、嫌なものこそ自分に必要なんだとわかってはいるし、

後々ためになることはわかっていたのですが・・・。

 

ですが、実際にテストがあることで、現実を突きつけられました。

 

ここまでは勉強しておかないと。

 

やるべきことが明確になって、

 

「ここまできたら、もうやるしかない!」

 

いい意味で、やる気が出てきて、

あれだけ避けていた数Ⅲの勉強を、続けられるようになったんです。

 

『鉄壁英単語』をマスターして、基礎の大切さを実感

英語に関しては、9月に参加した英文解釈の勉強会をきっかけに、読みこなせるように。

 

11月に行われた秋の模試では、

難易度の高い英文を、かなり読めるようになっていました。

 

その過程で挑戦したことのひとつが、

英単語の参考書では一番難しいとされる、『鉄壁英単語』を覚えることです。

 

英単語をひたすら「覚える」ことに、全くやる気が出なかったわたしですが、

大学生のスタッフが頻繁にテストの時間を作ってくれて、現実を思い知りました。

 

このテストでは、口頭で聞かれるので、

発音を聞いて、文字を見ずに答えなければいけません。

教材の中の場所だったり、文字の雰囲気で覚えていた私にとっては苦労しましたが、

その分、これにはだいぶ鍛えられましたね。

 

結果的に、英単語をひたすら覚えたことが、英文解釈力のアップにもつながったと思います。

 

京大受験のテキストMVPを選ぶなら化学の「一問一答」

一問一答形式の勉強も、今までだったら「単純な暗記モノは面白くない」からと、後回しにしていたことのひとつです。

 

ただ、覚えていないとできないんですよね。

たとえば、化学の「構造決定」の問題がまったく解けなくて。

 

パズルのように考えていく要素もあるので、それは面白いと思えていたのですが

そもそも、基礎知識がなさすぎて、全くといっていいほど解けませんでした。

 

苦手なことはいくつかありましたが、化学の苦手意識は特に強くて、自信がなかったんです。

 

ですが、一問一答を地道に覚えたことで、二次試験の正答率がかなり上がりました。

覚えようとしなかったから、苦手だったんですね。

 

以前は、

 

「理論や公式など、忘れてしまっても、あとから見ればわかる」

 

と基礎知識をおざなりにしていました。

 

それが、一問一答をしっかりやって、基礎を確実に覚えていったら、

化学の苦手意識がだいぶ解消されたんです。

 

模試でも問題が解けるようになって、すごくほっとしましたね。

基礎が応用につながる感覚を知り、

京都大学の化学で合格点がとれるようになれるほど自信がつきました。

 

基礎をコツコツ身につけたから京大に合格できた!

ミスターステップアップで学んだ1年間、

 

テストをしてもらったり、自分の弱点をつきつけられる出来事が起こったことで、

どの科目もしっかり勉強できました。

 

その結果、受験の本番では、物理で8割の点数を取れるなど、

模試でも過去問でも経験したことがない点数をとることができたんです。

 

塾の先生方には、いい意味でプレッシャーをかけてもらいました。

 

受験を通じて好き嫌いを克服できたことが、合格につながりました。

本当にありがとうございました。