今回は「速読英単語」の使い方についてお話ししたいと思います。
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速読英単語のレベルとオススメな人!
まず、この単語帳を使うのにオススメな人について説明したいと思います。
高校1年生、2年生から「速読英単語」を使うのはオススメではありません。
この本は長文を読んで英単語を覚えていくという趣旨になっているので、あまりにも知らない単語が多すぎると、長文が読めなくて結局断念してしまう傾向にあります。
もしくは、単語だけを覚えてしまっては速読英単語の良さを充分に活用できないということもあります。
ですので、基本的には、基本の英単語(合格英単語600等)を覚えた状態にしてから、速読英単語に移った方が良いと思います。
この1冊を完璧にすると、だいたい全部で3000語以上覚えることになります。
派生語を抜いたとしても、必須語はシステム英単語やターゲットの一番難しい章を省いたぐらいのレベルになっています。
共通テストレベルであればこの1冊で十分ですが、国公立、私立とも難関大をねらうのであれば、追加でもう少し単語語彙力はつけておきたいなというレベルです。
この速読英単語の特徴は文脈のなかで英単語を覚えることです。
ターゲットなど、単語とその意味を覚えるという無機的な暗記、丸暗記が嫌だという人に速読英単語はオススメです。
効果的な覚え方のポイント!
速読英単語にある長文には英語と日本語訳があり、それに出てくる単語を後ろのページで覚えるようになっており、文脈の中で英単語を覚えることができるようになっています。
実際、文脈のなかで意味づけて覚える方が、人は忘れにくく、覚えやすくなるのです。
覚えるポイントとしては、派生語、類義語、反意語といった付属の知識もたくさんのっていますが、基本的には1つの単語につき、1つの意味を覚えるようにしてください。
また、長文の下に単語がのっていますが、まずは見出しになっている単語の1つの意味を覚えるようにし、1周してから、類義語、反意語、派生語や下のチェック項目を覚えていくやり方が良いと思います。
目安としては1日1つを覚えるようにしていくと、大体3ヶ月で終えることができます。
もちろん前から、前から反復していったり、英文自体を音読していったり、もしくはCDをきいて音読&前から訳し&単語の意味を覚えていくというようにすればより効果的に暗記を進めていくことができます。
スラッシュ・リーディングの身につけ方
また、今回は「速読英単語」と併せて、「スラッシュリーディング」という方法を紹介しておきます。
スラッシュリーディングとは、英文を頭から覚えるために、意味のひと塊りごとに「/」で区切っていく方法です。
「英語長文ハイパートレーニング」という本では、そのスラッシュリーディングのやり方を詳しく学ぶことができます。
英文にスラッシュが入って、その下にそのセンスグループごとのひと塊りごとの日本語の意味が書かれています。
例えば、「one reason( 一つの理由)」は「for our water problems(我々の水問題)」が起こるというように、英語前から途中で切って、その部分まで読めばすぐに訳すというようにしていけば最後まで読まなくても文の意味が掴めるようになります。
前の部分から英語を理解することができるというわけです。
この「英語長文ハイパートレーニング」では、入試本番初見で英語どうすればいいのか?高校生が定期テスト自分の教科書でどのように活用したらいいのか?といった内容が書かれています。
ここで書かれている内容を活かして、実際に教科書や、自分が現在取り組んでいる長文の問題、そして過去問でスラッシュを切っていってそれを前から前から理解していくようにするだけで、英語を前から理解できるようになり、より速く読むことができるようになります。
このように、速読英単語を活用してもらえればよいと思います。
それでは今回は速読英単語の使い方と、「スラッシュ・リーディング」について紹介させていただきました。
何か質問などがあればコメント欄に質問してみてください。
それでは今回はこのあたりで終わり たいと思います。
どうもありがとうございます。