最強の復習方法「セルフレクチャー」とは?やり方を徹底解説!
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最強の復習方法「セルフレクチャー」とは?やり方を徹底解説!

2017年9月30日

2018年8月7日

セルフレクチャー

話者
かしぞー
先生、数学の勉強では反復が大事だってことは、よーくわかってるんです。でも、そんなに何回も反復する時間がないんです。数学だけじゃなく、他の科目も勉強しなくちゃいけないし・・。もう間に合わない!


話者
南極老人
反復する時間が足りないのが悩みなんだね。問題一つ一つに対して、解法を書こうとしているのではないかい?


話者
かしぞー
はい、書いて覚えなさいって学校で教わりました。


話者
南極老人
実はね、数学は書かなくてもいいんだよ。
話者
かしぞー
?!書かなくてもいいんですか!?ぜひそのやり方を教えてください。



セルフレクチャーのやり方を動画で解説!

 

高速反復練習、セルフレクチャーとは?

  • 「数学は書かなくていい」
  • 「書かなくても、成績は上がる」

初めて聞いた方には驚きかもしれませんが、

「書かずに勉強して成績アップ」を可能にする勉強法があります。

その名も、「高速反復練習、セルフレクチャー」です。

この方法で数学に取り組めば、通常では考えられないスピードで何度も反復できるため、

合格するために必要な解法を全てスピーディに習得でき、完全にマスターできるんです。

1つの問題に10分から20分かけて解説している予備校や受験塾って多いです。

一題一題に対してじっくり取り組めているようですが、1時間の授業で3~4問しか解説できない、ということになりますね。そのペースで進めていくと、受験当日までにこなせる問題数がかなり少なくなります。これでは合格するために必要な解法パターンを全て習得することが難しくなるんです。

そこで、限られた時間でも

より多くの問題にあたることができる勉強法が、「セルフレクチャー」です。

セルフレクチャーのやり方基本

やり方は、次の通りです。

  • 問題を見る(読む)
  • 解法を口に出して言いながら(ブツブツと小声で)、計算問題の場合は式だけ作る。グラフや図が必要な問題は簡単に書いて確認する。
  • 式は解かずに、解答を見て(読んで)、確認する。

セルフレクチャーのやり方

手を動かして一つひとつ解法を書いて勉強するのではなく、

声に出して解法を読み上げていくのがポイントです。

こうすることで、自分で自分に教えていくことができるのです。

まずは、解法を自分の口でスラスラと言えるようになり、

次のステップとして、それを誰かに説明できるようになるぐらいの完成度まで

上げていくことを目指しましょう。

その解法を聞いた人がすんなり納得するぐらいのレベルに達するまで、

セルフレクチャーの方法で取り組んでください。

この方法で反復すれば、1問あたりにかかる時間は、1分から30秒、10秒、5秒と回数を重ねるごとに短くなります。

1問あたり1分なら1時間に60題、3時間で180題もの問題に目を通すことができます。これを1か月繰り返せば、単純計算で180題×30日で5400題の問題を解くことになるんですよ。スゴイでしょ!

 

では、受験当日までに、あなたは何題の問題を解く必要があるでしょうか。

例えば、難関と言われる大学を志望するなら、最低でも1000題をこなさないといけません。

反復回数7回を目標とするなら、合計7000題にあたることが目標となりますよね。

普通に考えたら、7000題を解くなんて不可能だって考えてしまいそうですが、

「セルフレクチャー」なら、一日3時間数学に取り組むだけで、

40日もあれば余裕でこなせることになるんです。

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セルフレクチャーのメリットはスピードだけではない!

しかも、「セルフレクチャー」の良い所はスピードだけではありません!

これだけ反復すれば、入試本番の緊張状態であっても忘れない状態にまで高めていけます。

何度も反復することで潜在意識までその知識を落とし込むことができ、

問題を見た瞬間、反射的に解法が思い浮かぶようになるからです。

実際、数学が苦手だった人が、この勉強法で数学に自信がつき、

東大、京大、医学部などの大学に合格していった人はたくさんいるんですよ。

 

本当に、書かなくて大丈夫?

「勉強は書いてするもの」、という思い込みが強いと、

書かないことに不安を感じるかもしれませんね。

でも、大丈夫です。

数学の場合で言えば、「問題を解く」というのは、

「解法」と「計算」の2つで成り立っている、とイメージしてください。

このうち「計算」は小学校や中学校でやってきたとおりです。

丁寧に、ミスなく、スピーディにやっていく、これしか上達の方法はないですよね。

なので、セルフレクチャーの時は「計算」は横に置いておいてください。

つまり、いちいち手を動かして計算しなくていい、ということ。

「どういうこと?」って思いましたか?

テレビの料理番組をイメージしてください。お料理の最中に、「ここでお鍋を10分間、温めます」という手順が出てきますね。ですが、番組の中で「10分間ずっと温め続けているお鍋」を映すことはないでしょう。

10分間温めた後のお鍋が横から出てきますよね。「冷蔵庫で1時間ボールを冷やします」の場合も同じ。すでに1時間冷やされたボールが横から出てきます。

「計算」というのは、この「10分間温める」「1時間冷やす」と同じこと。計算する部分は「このまま計算すると、こうなるよね」っていうのを自分ではきちんと分かっておいてください。

ですが、実際に自分では計算しません。計算する作業は省くんです。

こうすることで、「解法」の習得に時間とエネルギーを注げます。

 

数学は解法が瞬時に浮かぶかが命!

数学は、問題を見てすぐ解法が思い浮かぶかどうか、スラスラと解法が出てくるかで、正解できるかどうかが決まります。これは「書くこと」では上達しません。反復して数をこなし、「解法」を習得していくことが大事なのです。

まとめると、セルフレクチャーの成功のポイントは、

  • より多くの解法をマスターしていくことにエネルギーを注ぐ
  • 計算部分は省いて時間を節約する
  • どんどん先に進めていく、問題数をこなす

ということです。

数学の「セルフレクチャー」の例題

では、実際のセルフレクチャーのやり方を例題で見てみましょう。

ここに3次関数の例題があります。 

 

この例題の場合、声にだして言う解法は、左側のオレンジ色の枠内にある文言の通りです。

この言葉を、自分で自分に教えるように声に出して読み上げていきます。

セルフレクチャーの取り入れ方とスケジュール例

では、実際にセルフレクチャーを取り入れて反復学習をする場合、

どのように取り入れていくとよいのか、活用方法を説明しましょう。

南極流勉強法では、「反復」を重視しています。

同じ問題、同じ教材を何度も解かないと真の実力がつかないからですが、

そのための反復回数は7回以上、としています。

どんな教材であっても、7回以上解いてこそ、はじめてその真価を発揮するからです。

ですので、これから数学の成績を上げて行こうと思っているあなたには、同じ教材を「最低7回」は反復してほしいのです。

反復7回のうちセルフレクチャーで勉強するのは

2回目、3回目、4回目、そして6回目です。日数を空けないこともポイントです。

 

  • 1回目     写すだけ。解かずに読んで理解するだけにする。
  • 2回目     セルフレクチャー(2〜3分) ※ 1回目から3日以内に
  • 3回目     セルフレクチャー(1分以内) ※ 2回目から3日以内に
  • 4回目     セルフレクチャー(30秒以内) ※3回目から3日以内に
  • 5回目     実際に書いて解いてみる        ※4回目から3日以内に
  • 6回目以降 セルフレクチャーと書いて解く復習法を組み合わせ、より完ぺきを目指す。

最初は一つの問題に対して、丁寧に細かくレクチャーしていってかまいません。

ですので、時間も多めにとると良いでしょう。

ですが3回目、4回目になるにつれ、だんだん省略できる部分を増やしていき、

スピードアップしていきます。

最終的に、「これさえ押さえておけばいい」という部分のみレクチャーする、

それで実際に解こうと思えば完璧に解ける、という状態にまで到達してください。

 

伝説の剣豪のように、最小限のエネルギーで正解をつかむ

最終的な目標は、伝説の剣豪が敵と向き合う時のように、

数学と向き合う、という境地です。

伝説の剣豪というのは、相手の太刀筋を見切ることができます。

相手が振り下ろす太刀が自分に当たらない、と思えば、よけようとしませんし、

自分に当たる、と思っても、ギリギリのところにきた時しかよけません。

剣豪は、大げさには逃げない。

ギリギリのところで、しかも、最小限にしかよけないのです。

これを数学に置き換えてみてください。

あなたが問題と向き合った時、どうしますか?

最小限これさえ押さえておけばこの問題を解ける、というポイントを

瞬時に見切ってください。

そして、その「解法」を口に出します。

すると、それが正解である。

 

これが、数学の極意です。

 

セルフレクチャーを続けていくと、

問題を解くためのエネルギーと時間を最小限にしていけます。

あなたも、いずれ1問あたり10秒で解けるようになっていくでしょう。

 

しかし、その10秒に「全て」がつまっています。

いざ説明せよ、となったら、全て説明できる、という状態になっているのです。

こんな状態を目指して、数学の力をつけていってほしいと思います。

 

それではありがとうございました。


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