英語リーディング教本の効果的な使い方!【英語構文】

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柏村 真至

柏村 真至

京都大学文学部卒。浪人が決まった春、受験の達人南極老人に出会い、逆転合格を果たす。『E判定からの大逆転勉強法』などを執筆し、一躍カリスマ講師に。南極老人いわく「彼ほど完璧に大逆転勉強法を実践した受験生はいない。さらに〝戦闘値〟がアップしたスーパー大逆転勉強法と出会える受験生は幸運だ」と。

今回は英語リーディング教本の使い方についてお話したいと思います。


英語リーディング教本の使い方を動画で解説

英語リーディング教本をする目的!

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英語リーディング教本のなにがおススメかというと南極老人いわく、英語構文を学ぶのにはこの1冊しかないとおっしゃっている本です。

英語構文ときくと、to to構文とか、so that構文とか、enough to構文という言葉などがよく思いつくと思うのですが、そういった構文ではありません。あれは熟語です。

本来の構文というのは、その単語の品詞はなにか、そしてその働きは何かということがすらすらと答えられるようになっていなければなりません。

特に難関大学の下線部和訳の問題と言えば、that(例えば、同格のthatとか、関係代名詞のthatがある)一つ取り間違えてしまうと0点になってしまいます。

逆に言えば、構文を正しく理解すれば、英文の理解度が段違いにアップします!!

thatというのは中学1年生の英語で一番最初に習う単語なのですが、それすらも多くの受験生が正しく識別できていないということがあります。

それを完璧に理解しようとするのが英語リーディング教本の目的です。

やり方の3つのポイント!

手順は以下の通りです。

1、p289-p291 フレームオブリファレンスの要点

最初はp289~p291にこのFrame of referenceの要点というところがありますので、まずその50個を覚えるようにしてください。

だいたい、高校1年生、2年生であっても10個覚えるのに15分から20分程あれば覚えることができます。

1日20分から30分とって、5日間あればこの50個を覚えることができます。

これはだらだらとやるというよりかは、短期間で一気に覚えてしまった方が良いと思います。

なかにはわかりにくい単語があると思うのですが、この解説を読みだすときりがないので、とにかく理解よりも暗記を優先させてください。

どんどん覚えていくなかでだんだん知識がつながっていくようにしたほうが結果として、早く英語リーディング教本を仕上げることができます。

フレームオブリファレンスとは「知的判断枠組み」ということです。

50個のフレームオブリファレンスの要点のすごいところは、50個の質問に答えることができるだけで、受験英語のほぼすべての英文を、50個の枠組みの中によびこみ、構造を解析できるところです。

知らない英単語であったとしても、品詞さえわかれば、例えばaとかanがついているから名詞だなとかそういった類推ができるだけで、これは名詞だから、主語、動詞の目的語、前置詞の目的語、補語のどれかだなということがわかります。

この場所にあるから主語だなとか、未知の単語すらも英語構文の勉強をしておくことでその枠組みの中でキャッチでき、封じ込めることができる優れものなのです。

2.p142-p179練習用テキスト

リーディング教本のp142-p179黒くなっている部分の練習用テキストがあります。

この部分でやっと英語に出会えます。それぞれQ&AありますのでQ&Aに答えていってください。

ただし、Q&Aは、おもだった質問(◯◯の品詞は?など)があり、隅から隅まで質問があるわけではありません。

まずは質問にスラスラ答えられるようにし、その上で、他の単語の品詞と働きを自分で問いかけて、答えていくことによってさらに、英語リーディング教本から栄養素を吸収することができます。

1から38まで例文は38個ありますが、20までは易しい共通テストレベルの英語、21以降は共通テストよりも難しい英語もチラホラあります。

前から順番に理解していき、分からないものはまず、答えられるようにし、どうしてもという時にのみ、解説を読むようにしてください。

どうしても、という時以外で見てしまうと、解説が膨大な量あるので、読み込んでいるとかなりの時間がかかってしまいます。

3.実践演習

最後に練習用テキストが完璧になった場合は、実際に過去問や問題演習を通してさらに磨きをかけていってください

その時もただフィーリングや文脈で訳するのではなく、それぞれの単語に対して、品詞と働きは何なのか、主語はどれか、この動詞は何文型か、そういったことを一つ一つ意識して訳すことによって、これまで得点にムラがあったにもかかわらず、安定して高得点を取ることができます。

また、自分が書いた英作文構造的に、構文的に問題がないかどうかの自分でチェックをすることができます。

英語構文を勉強するということは正しい定規を自分で身につけるという目的もあります。

よって、英作文の成績もあがります。

また、英文法の問題なので、関係詞であったり、ここは関係代名詞をいれるべきなのかであったり、関係副詞を入れるべきなのかといった問題に関しても英語構文をしっかり勉強すると、百発百中で正解できるようになっていきます。

つまり、英文法の正解率も上がるのです!

つまり、英語リーディング教本を使うことで、英文の理解力・英作文の成績・英文法の成績が上がるのです!

ぜひ英語構文の勉強を徹底していってください。

そして、英語構文を勉強できるのは英語リーディング教本だけですので、オススメの1冊となっています。

今日は英語リーディング教本の使い方についてご説明させていただきました。

もし質問などがあれば、 気軽にコメント欄に書いてください。

ありがとうございました。