京都大学 工学部 合格体験記|田中大翔くん

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京都大学(工学部)合格☆田中大翔くんの合格体験記~合格の先のゴール


現役時代 僕は進学校に通っていて、割と早い時期から予備校に通っていたのですが、必要のない授業をたくさん受け,勉強の合間にはファーストフードを食べ、毎日のようにイライラしていたという、今思えば最悪な受験生活を送っていました(笑)
現役時代も京大を受けたのですが、結局不合格でした。
浪人が決まり予備校は大手かミスターステップアップで迷ったのですが、近かったからと言う理由でミスターステップアップにしました。
そんな単純な理由だけだったのですが、この選択は今までの人生の中で 一番良い選択だったと思います。

入塾後の成績は順調に上がりました。
京大模試では A 判定は当たり前でしたし、成績優秀者の欄にも何回か名前が乗りました。
これだけ聞くともともと成績が良かったんじゃないのかとか、余裕で受かったんでしょ?なんて思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

今だから言えるのですが、現役のときに京大模試を5回受けて、数学で6問中 一完すらできた記憶がありません。
と言うか200点中10点もとりました。
浪人して初めて受けた京大模試で初めて一完という感じです。

僕がこの1年していた勉強法は、同じ問題集を体に染み付くまで徹底的に反復するというやり方です。

数学で言えば、僕が1年間やっていた教材は『白チャート』と『マセマの実力up問題集』と過去問ぐらいです。
その代わり、チャートと実力アップは何十回もしました。

この反復を通して典型的な問題パターン、正しい思考の流れ、そして何より大事な、できる!!っていう感覚が体に身につきました。
やっぱり苦手意識があると成績が上がりにくいですから、今は伸び悩んでいたり苦手意識のある人は基礎的な問題集でぜひ試してみてください。

それにそもそも京大の問題って見たことある問題集はあまり出ないんですよね。
だからたくさん解いて解答覚えるってやり方だと受験期間中には終わらないんじゃないかなと思います。

ここまで勉強のことについて言ってきましたが、僕がこの一年で学んだ一番大きなことは勉強以外の部分にあります。

僕は現役の時にも京大を受けたわけですが、入試が終わった後、やりきった感が全くありませんでした。
そもそも受験の意味をよく分かりませんでした。

もっと言えば将来何になりたいのかも分かりませんでしたし、何を目指せばいいのかも分かりませんでした。

この一年先生方や起業家の方、経営コンサルタントの方など色々な人の話を聞く機会があり、今まで聞いたことのないような話をたくさん聞き、どういう生き方をすればいいのかを教わりました。

そして、勉強を通して自分と向き合っていく中で、徐々に自分の中の価値観が変わりました。

自分が何をしたいのか分かるようになり、勉強することの必要性が分かりました。

実際に、僕は直前になって志望する学科を、工学部の地球工学科から情報学科にしました。
曇っていた視界が晴れていくような感じがしました。

今、僕がやっていることに確信を持てるようになった気がします。

浪人という一見遠回りに見えるところに近道と言うか、答えがあった感じですね。
もはや現役で受からず浪人して良かったなって思います。

最後になりましたが僕の出来の悪い英語や国語の答案を毎回添削してアドバイスをくれた柏村先生、何でも話せて、話せば安心する村田先生、僕の質問には何でも答えてくれ、時には付きっきりで指導してくれた武田先生、

しんどい時にエネルギーをくれる弓場さん、のほほんとした雰囲気で塾生を和ませてくれる酒崎さん、食べれば元気が出るまかないを毎日作ってくれた食堂スタッフの皆さん、体調が悪い時に施術をしてくれた整体師の万福さん、

そして勉強に集中できる素晴らしい環境を作り心から僕たちのことを応援してくれた GTスタッフの皆さん本当にありがとうございました。

もしこの中の一人でもいなかったら僕のこの一年はなかったと思います。
この一年で学んだことを活かして、これからも頑張りたいと思います。

受験生の皆さん、受験は決して楽なものではありません。
だからこそ、その先に未来が待っている。

合格発表の時受かったことを親に伝えると、親は泣いて喜んでくれました。
親孝行できたんじゃないかなと思います。

僕はセンターなんか本番だけできただけですし、二次も直前の一週間で突然点数が上がりました。
だから最後まで諦めずに頑張って下さい。

そして皆さんが充実した受験生活を送れることを祈っています。