岩手医科大学(医学部)☆合格☆浅沼陽子さん


私はこの塾に出会っていなければ、医学部を諦めていたと思います。
そして一生後悔を残したまま過ごしていたかもしれません。

この塾は、私の運命を変えてくれました。
ここの人たちに出会って、私は人生が、生き方が、180度変わりました。

私は、医学部に入るまで5年もかかりました。
最初に浪人したとき、通っていた予備校で人間関係がうまく行かず、対人恐怖症になり、そのストレスからメンタルも体調もボロボロになりました。

一浪めは当然上手く行かず、二浪することになりました。
その時ミスターステップアップの入塾説明に訪れていましたが、その時は御縁がありませんでした。

二浪めは、とにかくなんとか頑張らなければと努力はしていましたが、結果は二浪しても結局医学部には合格できませんでした。

その後、大学に進学しましたがやっぱり医者になることを諦めきれず、親に何ヶ月も大学をやめさせてくれと頼み込みました。
何度も何度も掛け合った結果、なんとかもう一度大学受験ができるようになりました。

今年こそは!!と、頑張って勉強しました。
しかしやっぱり上手く行かず…。

どうして周りは順調に行っているのに、自分はこんなに上手く行かないのか。
どう考えてもこんなに上手く行かないのはおかしい。もはや笑えてくる。
もしかしたら、自分は医学部に進むべき人間ではないからこんなにも上手く行かないのかも。

そう考えるようになり、一年間自分が本当に心からやりたいと思える天命を探すため、迷いながらも一度受験から離れて好きなことをしてみようと思いました。

そうして日々模索しながら過ごしていた5月のある日、着信音が鳴りました。
ミスターステップアップからでした。(入試の最後の方に今年も上手く行かなさそうだなと感じてミスターステップアップに相談していた。)

今の状況を説明できる自信がないし、正直出たくないな…。
そう思いましたが、なにか不思議と「出なさい」と言われている、そんな気がして勇気を振り絞って電話にでました。

私は医学部受験をやめて違う道に進もうと考えていることを話しました。
普通なら、受験はしないということならそこで話は終わってしまうと思うのですが、スタッフの方は私が本当は誰かに相談したかったのを察してくださったのか、今の状況、思いを長い長い時間、聞いてくださいました。
そして、村田先生に繋いでくださいました。

村田先生にも長い長い時間話し、その中で結局自分は、もしも医学部に合格できないまま人生を終えたら、死んでも後悔し続けるんだろうなということに気付きました。
そして、6月にこの塾に入塾しました。


私は人間関係の傷が全く癒せておらず、家から出るのも怖いくらいになっていました。
住みなれた家を離れ、新しい環境でたくさんの新しい人に囲まれて生活するのは、正直本当に不安でした。

初めはなにをするにも本当に怖くて怖くてたまらず、とても苦しかったです。
自習室も人がいることが怖くて、とても辛かった。

けれど、自分は一人では生きていけないし、本当はたくさんの人と仲良く、楽しく過ごしたいのだということはわかっていました。
だからこの恐怖を乗り越えないと、と思って一人で必死に戦っていました。

数ヶ月するころには、勉強に集中している時には恐怖心が出てこなくなっていました。
しかしやっぱり自習室を出る時にはやってくる恐怖心。

話すのは怖かったけど、どうにか自分を変えたくて、安心したくて、何度も何度も先生に相談しました。
そしてその度に考え方の間違いを指摘されました。

村田先生には問題があるたびに、怖くなるたびに話をしに行きました。
忙しい中でいつも話を聞いてもらい、夜中まで相談したこともありました。
いつもいつも、まるで言い聞かせてくれるお父さんのように、物事を俯瞰した視点からアドバイスしてくださいました。
何度心が落ち着いたことか。

そして、時には本気で怒られました。
初めて本気で怒ってもらったとき、変かもしれませんが、私はとても嬉しかったです。
なぜなら、村田先生が一人の人間として、本気で自分に医学部に受かって欲しいと心から思っていて、本気で応援してくれていることを理解したからです。

「ここのスタッフは、普通の塾のように合格実績とかそういうものを目的にしている塾ではないんだ!塾生一人一人がそれぞれ本当に幸せな道に進むことを心底願っているんだ!」

その時心からそのことを実感しました。

直前期には第1希望の大学に合格できず、迷走して泣いてむちゃくちゃで先生を裏切るようなことをしてしまったのにも関わらず、「もう俺たちは仲間やろ!」と言ってくださり、本当に感動で涙が止まりませんでした。

そして、必ずその恩を返せる人間になり、たくさんの人を幸せにしようと心に誓いました。

村田先生は、いつも自分のご飯の時間や寝る時間を削って塾生の相談にのったり、会をしたり、準備をしたりしています。
いつもは冷静でそんなそぶりは見せないけれど、心の奥には熱い情熱を持っていて、心から塾生に幸せになってほしいと願ってくださっています。
今では村田先生を本当のお父さんのように慕っています。
本当にありがとうございました。

柏村先生は、初めは全く話せませんでした。なにしろ、人が怖かった。
そんな柏村先生とよく話すようになってからは、自分のダメな部分と向き合い、乗り越えるためにたくさん努力することの連続でした。

ダメなところだらけの私でしたが、柏村先生はいつも良いところを見つめてくださり、私はそんな先生に恩返しができる人間になるために、先生の話から自分の成長のためになるものを全て得ようと会でもまかないでも必死で自分自身と向き合い続けました。

先生も、それを見てたくさん乗り越えるお手伝いをしてくださいました。

ある日、柏村先生に私の欠点をズバッと指摘されました。
自分でも気づいていなかった欠点を言われ、脳天を突き抜けたような衝撃が走りました。

それをキッカケに、「もっと変わろう!!」と強く心に誓い、先生をお手本にしながら普段の何気ない行動も変えていくように努力しました。
そうしているうちに、以前に比べると格段に細かいところまで気が行き届くようになり、苦手だった場合の数・確率の分野の数え漏れをしなくなり、計算ミスが減りました。

日常と勉強が無関係ではなく繋がっていることを実感した不思議な出来事でした。
直前期には何度も過去問を添削してもらい、たくさん厳しい言葉を頂き、ごくたまに優しい言葉を頂き、たくさん自分をみつめ直し、本当に本当に、成長させて頂きました。

時には突き放されたことで、依存心が強かった私が自立を覚えたのは本当に大きな成長だったと思います。
今では精神的な親離れもでき、医学部も自分で選択したものです。

柏村先生はいつも塾生を本当によく見ています。そして、とても面倒見が良いです。
細かいところに目が行き届き、睡眠もろくに取らず生徒の幸せを願っていつも一生懸命に働く柏村先生を本当に信頼、尊敬しています。

心から感謝しています。ありがとうございました。

やっしー(武田先生)には、本当に本当に何度も何度も質問に行きました。

何時間もかけて私が徹底的に理解するまで根気よく、その知識の背景まで話してくださいました。
どうしてそんなに物知りなのか不思議なくらいで、本当に尊敬しています。

水、木はお休みなのに、入試の直前に「質問があるから来てよ〜」とお願いすると「え〜」と言いつつ来てくれるツンデレやっしー(笑)
一日中つきっきりで質問に答えてくださいました。

そしてまかないでは、科学的な話から社会のことまで、色んな話をしてくださり、面白かったです。
やっしーと話すまかないの行き帰りの時間も楽しく、癒しのひとときでした。

今、補欠待ちの自分の実力より遥か上の大学の一次試験を突破し、補欠番号をもらえたのも、やっしーの化学の会のおかげです。
感謝しても感謝しきれません!!

最後には、ホワイトデーのスノーボールクッキーを一緒に食べたのも嬉しい思い出です。
やっしー大好き!

ステップアップのマドンナ、弓場さんには恐怖心を乗り越えるための相談をたくさんしました。
間違った考えに対して時には寄り添い、時には厳しい言葉を頂き、それが少しずつ変わるキッカケになっていきました。

また、自分を鼓舞しないといけないと感じたときには、あえて弓場さんに怒られるために話しに行くこともありました。
弓場さんは優しい笑顔とは裏腹に(笑)とてもスパルタで男前な考え方で、話をするともっと自分で突き詰めて頑張らなければと思えるようになりました。

夕場さんの持っている厳しさは、本当に尊敬に値します。
書籍に弓場さんの合格伝説が載っていますが、自分を甘やかさない素晴らしい厳しさが大逆転を生んだのだと思います。

自分の甘さを見つめ直し、弱さを打ち砕きたいひとはどんどん怒られにいって感覚をうつしてもらうと良いです。(笑)

まかないの席では、村田先生と弓場さんの掛け合いが本当に面白くて、いつも癒されました。
これからも、たくさん食べてどんどん大きくなってくださいね。(笑)

よなたんには、節々で村田先生、柏村先生には少し言いづらい相談や、自分が本当に医学部に行きたいのか?と悩んだ時の相談、勉強の相談や英語の詳しい解き方などを教えてもらいました。

よなたんの会を聞いて、本当に自分が医師になりたいのかどうか、とても深く考えさせられました。
会の後、長時間話を聞いてもらい、色んな考え方を教えて頂き、自分の答えを模索していました。

結局直前期にもその答えは出なくて、逃げているだけなのか、医学部が自分の進むべき道ではないのかどうかはわかりませんでした。

それでも、とにかくわかっていたのは、受からないと前には進めないということでした。
医学部に合格することが、人生において一つ、乗り越えるべき課題なのだと思いました。

合格してみて、今思うのは、自分は医師になる必要があるということです。

それが与えられた使命なのかもしれません。

今までの経験は、医師になれば多くの悩める人たちに生かすことができます。
経験したことに何一つ無駄なことなんてないのだと思います。
私は、この経験があったから、本当に人の痛みや苦しみがわかるようになりました。

人よりたくさん回り道したかもしれないけど、そのおかげで自分は本当に成長できたし、普通にストレートに医師になった人には理解し辛い患者さんの気持ちを理解できると思うのです。
そしてなにより、ここにいる素晴らしい人たちと出会うことができました。

はじめは本当に苦しかったことも、たくさんの努力を欠かさないスタッフと向き合い、その厳しさと奥底の愛情にふれ、安心することが増え、今ではいつのまにか苦しかったことが苦しくなくなりました。

人生において嫌なことがあっても、報われないことがあっても、それは全て自分の学び、成長に必ず繋がっています。
状況は変えられなくても、自分の捉え方、考え方次第で見える景色は変えられます。

そして、捉える視点を大きくすることで、今まで苦しかったことが苦しく無くなっているのです。
負ける時も、ダメな日も、たくさんあります。それでも、己に打ち勝とうとすることの努力をやめないこと、それが人生においてとても大事なことなのだと思います。

当たり前のことと感じ、忘れがちですが、そもそも毎日おいしいご飯が食べられる、ゆっくり寝る場所がある、今日も生かされている!それだけで全てに感謝なんだ!
そういうことに気づいた一年でした。

これからは、本当に人にとって良い、新しい医療を作り、心から幸せになる人が増えるよう頑張ります。
苦しんだ経験は何にも変えられない宝物です。

皆さんも、たくさん努力し、運命を変えてください。
自分が思い描く未来を現実にするには、たくさんの努力が不可欠なのです。
これを読んでくださった方がミスターステップアップで人生を変え、幸せになることを心から願っています。