大阪府立大学☆合格☆占部翔梧くん



ここに入ってうれしかったこと、良かった事は、食事といろいろな人たちの話を聞けた事です。食事がとにかくおいしい。僕が入塾し、1年間塾に通い続けられたのも食事のおかげです。化学調味料を一切使っておらず、調味料も1からスタッフさんたちが作って下さるので、化学的なもの、不自然なものがなく、本当に食材の味そのものを味わうことができました。僕が驚いたのはマヨネーズです。もともとマヨネーズは結構好きで、あの独特の匂いと食感がマヨネーズだとずっと思っていたんですが、こっちに来て手作りのマヨネーズを食べさせてもらって本当にびっくりして、こんなにあっさりしていて、こんなにさらさらしたものなんだと知りました。それを知って自分は今まで何を食べてきたんだろうという恐怖に襲われたの覚えています。

また、綾部でお米のピッキングをさせてもらったり、弓場さんからいつもご飯を食べる時は食事を提供するまでに関わってくださっている全ての方にそして食材に感謝の気持ちを持って食べていると言うことを聞いて、1週間お好み焼きのソースを一生懸命に作ってくれている方々、一つ一つの食材へのこだわり、農家の方々、スタッフの方々のお米に対する努力を生かすかどうかはお米の盛り方次第で決まってしまうということを柏村先生から教わり、お米の盛り方を1から教わったり、おいしいご飯という映画を見せていただくにつれて、食事に対する意識が変わり、感謝が深まり、そしてご飯がどんどん美味しくなっていきました。ご飯を食べる者の意識次第でゆにはのご飯はこんなにも変わっていくものなんだと感じました。僕が一度、帰省して1番驚いたことは家族全員がいただきます、ごちそうさまでしたと手を合わせていってないことです、ミスターステップに関係している人は、全員行う基本的なことこれは食事を作って下さったスタッフさん食材に対して感謝の気持ちを示すことそういったことを何も何も言わずとも、塾生全員にいつの間にか身につけさせているここってやっぱりすごいなと思いましたそういった基本的な事は人として社会人になっても忘れたくないです。

もう一つが、人の話を聞くということ。自分の知らない価値観、物の見方、考え方を知ることがとにかく楽しかったし、さらにここの方々は僕が会ってきた大人とは違って子供を子供扱いせず、表現を柔らかくしたり、例を多く挙げてくださることはありますが、平等に対等に向き合って話してくださるそのことが本当に自分の中で嬉しかったです。自分たちが目を輝かせて聞いていたら何時間でも話してくださる、そしてとにかく皆さん熱い話を聞いていると自分も熱くってきてやるぞという気持ちになれました。1年間ずっと塾に通い続けられたのは、柏村先生のおかげだと思ってます。多分、柏村先生は僕が人の話を聞くのが好きということ、そして、自分の殻に閉じこもり、調子を崩すことを直感的に見抜いていたんだと思います。柏村先生はいつもご飯で一緒になると僕に質問を振ってくれ、自分が質問したこと自分の知りたいことを常に頭の中に入れてくれていてそのことに関する話であったり、自分が野球部出身なので野球に関する例え話を多用して下さったりとか、とにかく嬉しかった自分はあんまり感情が表に出しませんが、心の中ではいつもニヤニヤしていたと思います。そのぐらいこの1年の僕の心の支えでありましたし、人にこれだけ話をしてあげれる導いてあげれる大人そんな大人になりたい、かっこよくなりたいと自分が思えるようになったのも、柏村先生のおかげです。柏村先生が自分に話してくださった話はいくつもあるんですが、その中でも心に残っている事は本気で生きると言うこと、ダラダラ生きても、昔の友達とワイワイやるのも、女の子と合コンするのも一時は楽しいかもしれないけれど、志を立て、それに向かって本気で生きたほうが人生は楽しい。志以外のことをするなということではなく、それを退けようともせず、それはそれで受け入れるけれど、しっかりとした幹を持ち自分がぶれないようにコントロールすることそして、目の前にあることを目の前にいる人に自分の全力を注ぎ込むこと、そしたら、目の前の人の後ろにいる人が、自分を助けてくれるかもしれないそのまた後にいる人が自分を助けてくれるかもしれない、そうやって考えて目の前のことを目の前の人を大切にすると結局自分が積み上げた徳がやがて自分に返ってくると教わりました。これが自分の中で1番腑に落ちたというかなるほどと思い、自分の本気で生きることの今の自分の定義になっています。他人の幸せを願うということをこの1年間先生やスタッフの方々を見て自分なりに考えたんですが、まだはっきりとこれだというのは正直わかりません。でもここの人たちの生き様を見ているとこのように生きてみたいと体で思うようになりました世のため人のためとはどういうことなのかがはっきりとわからない自分ではありますがここまで人間としての器を大きくしてくださったのはここの人たちの言葉や行動、そしてどういうことなのかがはっきりとわからない自分ではありますがここまで人間としての器を大きくしてくださったのはここの人たちの言葉や行動、そして柏村先生が1年間僕に話をしてくださったからだと思っています。大学でもこの志熱い思いを忘れずに生きていきます1年間ありがとうございました。