私はこの塾に出会っていなかったら、一生受験に未練を残し、鬱屈した人生を送ることになっていたと思います。
私と同じように悩んでいる人がこれを読んで元気を出してくれたら嬉しいです。
入塾のきっかけ
現役の時は色んな教材に手を出し、思うように成績が上がりませんでした。
そのため、自分の望む結果が出せませんでした。
ミスターステップアップで浪人したかったのですが、親にも反対され現役で受かった大学にいちど進学してみることに。
しかし、なかなか受験への未練が捨てきれず、くすぶった日々が約2ヶ月続き、居ても立ってもいられなくなり、二日間のスクーリングに参加することにしました。
その際、村田先生に夜遅くまで人生について話をして頂き、その話が素晴らしく、心を奪われ、日に日にここで浪人したいと言う思いが募って行きました。
ただその時は入塾には至らず、2カ月間通信コースに入りながら親を説得する日々が続き、何とか9月頃に入塾することができました。
入塾できたのは、先生、スタッフの皆さんが、まだ塾生でもなかった私の背中を何度も何度も押して下さったおかげです。
塾の良い所 勉強面
一つの教材を完璧にすることの重要性
現役時の失敗として、不安でいろんな教材に手を出し、色んな先生の話をつまみ食いし、1つの教材を完璧にしないという癖がありました。
また、気分次第で勉強していたため、得意科目に偏ってしまうことが多々ありました。
ですが、ここにきてからは、常に近くに先生がいるため不安になって、新しいものに手を出しそうになった時も、相談し1つの教材を完成させることに全力を注ぐことができました。
また、全ての教科を同じ先生に見て頂けるため、1つの科目に偏ることなく勉強することができました。
過去問
過去問では、実際に目の前で先生や大学生の方に即興で問いて頂くことで、脳内会話が分かり、一気に感覚を飛躍させることができました。
直前期は、数学ではどうすれば満点の答案が書けるか?、英語はどうすれば1点でも多く取れるか?をしつこく質問させて頂きました。
そのおかげで、英語は失点を最少に抑えることができたと思います。
理科は有機化学の応用レベルの参考書まで手が回らず、先生の用意してくださった、たった30題のプリントしか解くことが出来ませんでした。
ですが、それを完璧にするよう指示を頂いたので指示の通り完璧にしたところ、阪大の2次の有機化学も十分に解ききることができました。
音読
元々していましたが、同じ英文ばかり音読していたら飽きて形骸化しがちでした。
そんな時、 弓場先生に「どうしたら1日30分の音読で、センター9割を維持できるのか?を考えろ」と言われて以来、音読の質があがり、初見の文章でも、すらすら読めるようになりました。
白紙法
理科の勉強が間に合わず、有機化学と無機化学は、基礎のバイブル本が完成していない状態でセンター試験を受けることになりました。
白紙法を一言一句違わず完璧に丸暗記していたおかげで、その分野を素早く解答することができ、苦手な理論の計算に時間をさく事ができました。
確かに、白紙法を一言一句違わず暗記するというのは、かなりしんどいです。
最初は、「別に一文字くらい違っても良いじゃないかな?」と思うこともありましたが、
完璧に丸暗記することで、その知識が頭に入るだけでなく、集中力が上がり、試験中の細かなミスまで注意を払うことができるようになるので、凄くオススメです。
丸暗記と試行連続
原理原則を理解してから暗記する癖があったため、わからない箇所(理解できないところ)がくると、思考停止し、フェードアウトすることが多かったのですが、丸暗記を学んでから、分からなかったらとりあえず丸暗記をし、毎日思考連続し続けることで、のちに丸暗記した知識が一気に繋がり、その分野が得意になりました。
生活環境の手厚いサポート
食事
ここに来るまではストレスを食べ物にぶつける癖があり、ごはんよりもスナック菓子の方が好きで、よく両親を困らせていました。
しかし「今、目の前にある食材は、命を捧げて料理になっている。」といわれてから、
食事を頂くことのできるありがたさを感じ、食事後はいつも幸福感に包まれていました。
特に受験当日の合格弁当は、試験会場でいくら緊張していても、食べた瞬間安心感で満たされ、落ち着いていつも通り試験を受けることができました。
一人暮らし
一人暮らしをするのが初めてだったので、公共料金の滞納に気づかず真夜中に電気が止まったこともありました。
そんな時、スタッフの方たちが駆け寄ってきて、助けてくださった事は一生忘れません。
本当に感謝しています。
依存心が強くて1人では何もできないような私に対して、時には優しく時には突き放してくれたことによってだんだんと自立できるようになりました。
塾の良い所 メンタル面
もともと、医学部を再受験しよう! と思い、大学に入って数ヶ月で休学しました。
これで、思う存分勉強できる!と思ったのですが、それまで遊び呆けていたせいで、入塾当初の9月に、現役の頃の集中力もなくなってしまっていることに気づきました。
皆よりも遅れてしまっていると感じる度、休学した後悔の念にさいなまれていました。
その度に村田先生やよなさんにメンタル面の相談をさせて頂き、だんだんと集中できるようになりました。
時には深夜まで相談に乗っていただくこともありました。
柏村先生には、自分の悪い癖を指摘して頂きました。
まだ、改善途中ですが、私は、人の話を素直に聞けないという癖があり、自分では聞いているつもりでも、表面的にしか理解していないことが多々ありました。
ただ、何度も質問し、怒って頂くことで、もっと変わろうと思い、少しずつ直していくことができました。
また、向き合うことから逃げて、廃人のようになりながら弓場先生のところに助けを求めに行くこともありましたが、そんな情けない私に対しても、弓場先生は本気で向き合ってくださいました。
おかげで、だんだん自分と向き合うことができるようになりました。
こんな風に、塾生のことを毎日全力で応援してくださるスタッフを見て、私も一日一生で生きようと思うようになりました。
しかし、センター試験は、勉強量が欠如していたせいで、去年と同じパーセンテージしか得点することができませんでした。
その結果、当初の計画は完全に崩れ、初めの志望校に出願できないことがわかり、すべて投げ出してしまおうかと思いました。
そんな時、村田先生に
「ご縁のある大学は今はまだわからない。一日一生の気持ちで受験をしていれば、ご縁のある大学に合格することができる。」
と言って頂き、志望学部を変え出願することにしました。
それでも、ボーダーに届いていなかったのですが、強気で出願することにしました。
普通の塾であれば、もっと受かる見込みがある人に目をかけるでしょうが、ここの先生やスタッフの方は、たとえ現実的に厳しい状況だったとしても、私のことを信じ、最後まで応援し続けてくれました。
おかげで、センター後は最高に密度の濃い勉強ができ、センターのビハインドを跳ね除け、2次で大逆転をし、奇跡的に合格することができました。
今まで見たことがない新しい自分に出会えた気がしました。
合格を頂いた今でも、この大学の選び方で良かったのかな?と思うこともありますが、
1つ確実に言えることがあります。
それは、前に進んでみないと分からないということです。
確かに、看護学は元々学びたい分野でなかったかもしれません。
でも、この半年間自分なりに努力して合格させて頂いた大学、学部なので、きっと、私の人生を豊かにしてくれるような出会いがある、ご縁のある大学なのだと思います。
なので、大学では、そんな人に出会うべく、日々勉強に邁進していきたいと思います。
これから入塾する人へ
入塾して、もし困った時は先生やスタッフの方に助けを求めてみてください。
どんな状況であろうと全力で応援してくださるのでそれを信じて頑張れば奇跡は起こります。
私は、自宅通いの大手予備校だったら、落ちていたと思います。
このミスターステップアップで親元を離れ、浪人できたからこそ、学べたことが沢山ありました。
ぜひ、一度塾に来てみてください。ここなら大丈夫だと思えるはずです。
ここで、最高の受験生活を送れることを祈っています。
支えてくださった方々
最後になりましたが、いつも絶妙なラインで私をいじってくれる新谷さん、
メンタルがとうふな私に喝を入れてくれる山田さん、
何気ない会話で私を元気づけてくださる坂東さんちえさんをはじめとするゆにわマートのスタッフ、
毎日朝のおにぎりを握ってくださるママーズのみなさん、
私を笑顔で緩ませてくれた食堂スタッフのみなさん、
私にカッコ良い生き方を示してくださった新田さん…
ここには書ききれないほどの沢山の人にお世話になりました。
皆さんのおかげで悔いのない幸せな受験生活を送ることができました。
本当に感謝致します。
本当にありがとうございました。