龍谷大学(文)・摂南大学(経済)☆合格☆甲斐文菜

コンプレックスだらけの高校時代

 

私はミスターステップアップに出会う前、自分は学歴が無いと生きていけないと思っていました。なぜなら私自身が学歴コンプレックスだったからです。

 

小学生の頃からクラスではいつも友達からバカにされ、学校の先生からは毎日のように怒られてばっかりでした。だからいつも周りの目が怖くて、人目を気にしてばかりいました。

そういう弱い自分を隠すために、ニセの自分を取り繕うようになりました。

だから、いつもずっと寂しくて、ずっと孤独でした。

 

その頃から、「自分はこのまま、社会に出て生きていけるのだろうか」と考えるようになり、それは恐怖へと変わりました。

そして、ついには「学歴をつけて、今まで自分をバカにしてきた奴らを見返してやる」と考えるようになりました。

 

だから、高校に入ったら学歴を手に入れる為に必死で勉強しました。

でも、成績は3年間、全く上がらず、現役の試験は全て失敗に終わりました。

 

人生の流れを変えた、一冊の本との出会い

 

これからの人生をどうするか。

途方に暮れている時、本屋さんである本に出会いました。

 

それが『E判定からの限界突破勉強法』です。

 

私はその本を読むと、不思議な気持ちになって、冷めきっていた私の魂が再び熱くなるのを感じました。

 

真っ暗闇だった出口のないトンネルに光が差し込んできたような感覚になるのです。



そしてミスターステップアップという塾が、この本を出しているという事に気づいて、さっそく調べてみると、その塾は大阪にあるとのこと。

 

実家の宮崎県から通えるはずもなく・・・

親からも反対されていたので、仕方なく地元の予備校に通っていました。

 

でも、寝ても覚めてもミスターステップアップの事を忘れる事が出来ず、ついに思いが爆発して、もう一度、親に頭を下げて必死で頼み込みました。

すると、親も思いを受け入れてくれて、ようやく入塾する事が出来たのです。

 

周囲の人のあたたかさを励みに、駆け抜けた

 

私が、この塾に入って一番びっくりしたのは人のあたたかさです。

 

ここの人は、今まで触れた事の無いような愛情でいつも私を包み込んでくれました。

私が一年間走り切る事が出来た理由は、いつもあたたかい空間や、あたたかい人達に囲まれていたからです。

 

時には、入試が近づくにつれて、精神面で追い込まれるようになり、そのあたたかさが信じられなくなる事が何回かありました。

柏村先生に怒られるたびに「私は柏村先生に嫌われるかもしれない」と考える事がよくありました。

でも、それが大きな間違いである事に気づいて「信じてないのはわたしの方やな」と考える事がよくありました。

 

「信じる」という事は、今までの人生の中で、一番避けてきたことでした。

18年間、人も、自分も、信じる事が出来ませんでした。

裏切られるのが怖かったからです。

でも、わたしがセンターも私立の前期も、全然うまくいかなくてボロボロになっている時、先生達は変わらぬ愛で助けてくれて、時には厳しくしてくれる事もありました。

 

私はその時「生まれてきて本当によかった」って心から思いました。

この追い込まれている状況で、そんな事を思えている自分が、自分でも不思議でした。

 

共にがんばれる、いるだけで安心する〝同士〟という宝物

私がこの一年で、一番感謝したいのは、やはり塾の仲間です。

秋頃になってもなかなか成績が上がらず、勉強から逃げそうになった時も、みんなの必死で戦う姿を見たら、逃げようとしていた自分がアホらしくなって、勉強と向き合う事が出来ました。

 

直前期になってくると、私はみんなと勉強しているだけで、なぜか泣きそうになって「私にはみんながいるから大丈夫」という安心感に包まれて勉強する事が出来ました。

 

私はこの一年を通して、仲間を超えた同志という存在に出会えた事が、一番の宝物であり、一番の幸せでもあります。

 

私は、この一年で何が変化したか、何が成長したかは、正直言って何も分かりません。

でも、「この世に生まれてきて本当に良かった」って思える日が出来た事や、「人を幸せにしたい」って心から思える自分に、少しでも出会えた事は、私がこの塾に出会わなかったら絶対に起こらない事でした。

 

今、自分の人生に何かさみしさや、空虚さを感じている人がいたら、ミスターステップアップのドアを叩いて見てください。

絶対、自分が求めている何かが見つかるはずですよ。