同志社大学(神学部)・関西大学☆合格☆勝尾祥悟



先生との対話を通して、学びを深めた日々

 

僕がミスターステップアップと出逢ったのは、高一の夏でした。

大逆転勉強法と、本の表紙に書かれていた「逆転合格」と言う言葉に惹きつけられて購入しました。そしてその本の内容は…衝撃的でした。

 

「潜在意識を味方につければ本当の自信が得られる」と言うことが書いてあったのですが、当時の私はちょうど、どんな時も揺るがない自信はどうすれば身に付くのだろうかと悩んでいたので、その本になんだか縁のようなものを感じました。

 

読めば読むほど、自然と「自分にもできるんじゃないか」、「難関大も夢じゃない」と感じられました。

 

しかし、良いやり方を知っても、当時の僕の勉強に対する姿勢は甘く、十分に大逆転勉強法を実践できてはいませんでした。「せっかく良い勉強法と出会っていたのにこれではいけない」と思い、ミスターステップアップのスクーリングに参加しました。

 

おいしいごはん、おいしい水、そして塾生たちの熱意が凄まじい、という塾の環境に衝撃を受けました。

 

どうしてこんなにみんなのやる気が高いんだろうと考えてみると、最高の環境に加えて、塾で開催される「モチベーションアップの会」も大きな要因だと気づきました。

 

村田先生や柏村先生はもちろんのこと、他にも起業家や占い師、そして、ゆにわでごはんを作ってくださっているスタッフの方々などが、自身の経験を通して、受験、そして人生において大切なことを熱く語ってくださるのです。

 

スクーリング中に様々な話を聞く中で、「絶対ここに通いたい」、「ここに行かない人生とか考えられない!!」と思うようになりました。

 

真剣に入塾を検討するようになったのですが、僕は4人兄弟の末っ子と言うこともあり、金銭面で課題がありました。それでも「ここで人生を変えたい!」と家族に訴えると、僕の気持ちを理解してくれて、何とか通わせてくれることになりました。

 

どう生きればいいかに気づかされた

 

この支えに感謝しつつ、4月からミスターステップアップで浪人生活を始めました。

限界突破コースで入塾し、気合を入れて勉強していました。

はじめのうちは概ね順調に行っていました。

 

しかし、時間が経つにつれ、勉強から逃げる日が多くなって行きました。

こんなにも最高の環境を与えてもらっているのに、どうして頑張れないんだ、と考えては、自分を責め、そして、自分はどうせ変われないんだ、と自分の可能性にフタをする日々が続きました。

 

今思えば、本当にもったいないことをしたと思います。

でも、当時はそこから抜け出せなかった。

 

こんなことをしたって、何の意味もない、と頭の中ではわかってたけど、小さなことに囚われ、目の前が真っ暗になって、苦しくなって、自分との約束を裏切って、さらに自分のことを責める。

 

そんな悪循環にはまっているうちに、ドロップアウト寸前になっていました。

自分1人では絶対にドロップアウトしていたと思います。

 

ただ、そんな自滅していく僕のことを、先生方は信じてくれていたのです。

だから、僕に何度も手を差し伸べてくれたし、本気で怒鳴ってくれることもありました。

 

そうして何度も対話を重ねていくうちに、「自分で自分のことを否定し、勝手な観念でがんじがらめにする。そんな苦しい生き方なんかしなくてよくて、もっと心地よく生きて良い」と言うことに気づかせていただきました。

 

そして「一番心地良い生き方とは、純粋に世のため、人のために生きることだ」ということにも。

 

未来のために必要な経験の数々

 

受験を終えた今では、この一年の経験は、僕の人生にとって必要なものだったと思います。

 

この一年で逃げたり、泣いたりしながらも自分自身と向き合えたし、その結果乗り越えられたテーマもあれば、新しいテーマも見つかりました。

そしてこの経験のおかげで同じような悩みを持っている人がいたら、その人の助けになることができます。

 

僕の未来は最高に明るいし、そして僕は将来誰かの助けになれている、それを実現させるためには、この経験は絶対必要だったのです。

 

その経験が失敗だろうとなんだろうと、それに対して悪いレッテルを張る必要も、未来を自分で暗くする必要も全くない。

 

来たるべき最高に明るい未来を現実にするために、毎日毎日行動し続けていくしかない。

そして、勝ち続けていくしかない。

 

毎日勝てるかどうかわからないけど、それでも49対51で勝ち続けていくしかない。

こう思えただけでも、1年前の春から、僕は大きく成長できていました。

変われてない、なんてことはありませんでした。

 

そして何より、心から信じていいと思える先生方、そしてスタッフの方々と出会ってこの受験を最後までやり遂げられました。

 

本当にかけがえのない経験が出来たと思います。

 

これからの人生でも、何もうまくいかなくて、目の前が真っ暗になって投げ出してしまいたくなるような時はあると思います。

 

そんな時でも、この塾で過ごした日々のことを思い出して、常に一歩でも、半歩でも、前に進み続けていきたいと思います。

 

 

信じてくれた先生、スタッフ、家族に、成長した姿をみせたい!

 

最後にお世話になった方々にお礼を言いたいと思います。

 

村田先生には、特に直前期に一番お世話になりました。

僕の性格から、先生に対して「僕のことを信じてくれているのだろうか」と疑ってかかってしまうことが多々あり、また、ときには裏切りのような行為をしてしまったこともありました。

 

本当にご迷惑をおかけしました。

 

ただ、そんな僕のことを、先生は一貫して信じてくれていました。

手を差し伸べてくださったり、厳しくしていただいたりしながら、ずっと僕が成長するのを待っていてくれました。

 

受験を最後までできたのは、間違いなく村田先生のおかげです。

僕は次のステージに進んで、先生に言われたテーマと向き合っていきたいと思います。

果敢に挑戦して、大きく失敗しながら器を磨いていきたいと思います。

そして、人生のすべてを注げるようなものを探していきます。

 

次に柏村先生。

先生には一年を通して手帳を見てもらったり、つまずくたびに話をして頂いただき、ときには夜中の4時まで話していただいたこともありました。

その時の言葉、ときにユーモラスな言葉で、僕は何度も立ち上がることができました。

受験中、僕は先生に情けないことを散々言ってしまいました。

自分でもその事は自覚していました。

 

でも、正直僕はそんな自分に安住していたのだと思います。

ただ、柏村先生の僕が成長することを信じてくれているという期待を、確かに僕は感じていました。

そうしているうちに、自分に対してこのままでいいのかと疑問を持つようになり、柏村先生に成長した姿を見せたいと思うようになりました。

 

最後はその思いが行動へと移りました。

最後の試験の前日に小論文の質問をたくさんして、本番でもそれ通り書き切ることができました。そして、その結果、合格を手にすることができました。

それもこれも、柏村先生のおかげだと思います。

 

これからも先生からいただいた「成功したいならやるか、やるか」と言う言葉を胸に、日々行動をし続けていきたいと思います。

 

大学生の鵜飼さん。

鵜飼さんには、僕がノンフローで迷走する度に何度も喝を入れていただきました。

いろいろなことを言っていただきましたが、鵜飼さんの京大の入試本番の話が特に印象に残っています。

 

その話を聞いた時、そして、そのあとでも、僕は逃げてばかりいました。

その時には小さなことにとらわれ、周りの応援、自分、そして誰かの未来、そして目の前の現実に向き合う等々、そういう本当に大切なものを見失っていました。

 

ただ、そんな中でも、最後、投げ捨てずにやりました。

大切なものを守るという感覚はわからなかったけど、行動をし続けました。

 

そうして、受験を終えて振り返ると、そんな日々に対してほんとに逃げずによかったと思えるのです。

未来なんて暗いと思っていたのに、受験を失敗していても、未来は明るいって思えます。

 

最後、もし捨てていたら、こんなこと、絶対に思えなかった。

最後は、大切なもん、を僕も守りきれたと思います。

また迷走した時は、この経験を思い出して、日々行動をし続けていきます!

 

大学生のこころさんには、直前期に過去問を添削していただいたり、お世話になりました。

後期試験の前日も、深夜2時まで過去問の添削に付き合っていただきました。

ほんとにありがたかったです。

 

その時の自分は「取れる問題だけ取る、できない問題は無理をしないでおこう」と思っていました。

一見、戦略のようにも思えますが、ここには入試問題に対して引け腰になっている自分の姿勢が隠れていました。

こころさんはそれを見抜いてくれました。

そして歯が立たなかった過去問の中でも、かなり難しい問題に取り組むことになりました。

内心驚きました。

 

でも、その問題に必死に食らいつきました。

自分の全能力を使って考えようと思って取り組みました。

 

そうしたら、自分では無理と思っていた問題を満点がもらえるほどの質に仕上げることができました。最後の最後の最後で限界を突破できた。

 

そして、その勢いのまま最後の試験に臨め、合格を手にすることができたのだと思います。

 

勝尾家のみなさん。

金銭的に余裕がないにもかかわらず、僕の気持ちを汲んでくれ、全力で僕を応援してくれました。

家族の応援のおかげで最高の環境で人生を変えるような経験をすることができました。

僕は幸せ者です。

 

大学の4年間でも迷惑をかけてしまいますが、その分必ず立派な男になります。

そしておじいちゃんに恥じないような生き方をしていきたいと思います。

 

そして、僕の過去を嫌な顔1つ見せず聴いて下さり、厳しいながらも、いつも応援してくださっていた弓場さん。

センター直前に国語のレクチャーをして下さったり、モチベーションアップの会で熱量を上げてくださったよなさん。

 

小論文の添削をしてくれたり、手帳を見て激励してくださったスタッフのみなさん。

毎朝おいしいおにぎり、ラスク、紅茶を用意して下さったママーズのみなさん。

 

毎日最高においしいごはんを作って下さり、そして笑顔で応援してくださった食堂、そしてべじわのみなさん。

食事の席で面白く、かつ熱い話をして下さったGTの皆さん、そして南極老人さん。

 

僕は本当にたくさんの方々に応援されました。

 

周りの感謝を忘れず、皆さんに恩返しできるように、そして今度は、同じ方向を目指して成長していきたいと思います。

 

一年間本当に、本当にありがとうございました。