ノートルダム女子大学(現代人間)・追手門学院大学(国際)☆合格☆青山紗良

宅浪で早稲田に合格したブログに惹かれて

私がミスターステップアップと出会ったのは高校3年生の冬。

浪人する事になり、どこの塾に行こうか考えていた矢先、

ネットでよなたんの「HERO ACADEMY(ヒーローアカデミー)」というブログに出会いました。

 

「偏差値38から宅浪で早稲田に合格?!スゴい!!!」

 

そう思い、そこからYouTubeを見て、よなたんがいる塾があると知ることに。

その塾はまさかの大阪!!!

 

大阪生まれ大阪育ち、生粋の大阪っ子である私は「うっわぁ〜これは行くしかない!」と思ったのですが、、、

 

なぜか、結局、通う事にしたのは、大手予備校。そして、

 

1年後、結果は全落ち。1浪したのに、専門学校までも落ちました。

 

自分の人生ってこれからどうなるのだろう。

 

一生この失敗を引きずって生きていかないといけないの?

 

そんな負の感情ばかりが頭の中を埋め尽くし、メンタルは本当にボッロボロ。

自分は病気かもしれない、とまで思い、精神科にも行ったほどでした。

 

しかしこの時期、私の気持ちは、もう1年やり直ししたいというよりは、憧れのミスターステップアップに入塾したいと思っていました。

 

ミスターステップアップが提唱している、「受験は心理戦」や「合格実績ではなく合格伝説として、1人1人を尊重している」という部分が、当時の私にとってとても響いたのです。

 

1浪目は、心理戦で負けてばかりだったし、自分の存在価値が分かりませんでした。

 

「このまま、今の自分の何の魅力もない生き様や闇をこのまま引きずるのは嫌だ」

「ミスターステップアップに行けば絶対自分を変える事ができる」

 

そんな直感がありました。

 

最初は、両親共に大反対されましたが、母親、父親とも、毎日のように話し合いました。

 

そして、ついにミスターステップアップへの入塾を承諾してくれていたのです。

ついに念願のミスターステップアップへ

入塾説明は村田先生が対応してくださいました。

 

今までは大人、特に学校の先生に対して疑心暗鬼になることもありましたが、村田先生に話を聞いてもらい、聞いていくうちに、

 

「あぁ、ここの塾の先生は本当に信じられる人なんだ!」

 

と感じました。この時、3時間くらいは話していただいたと思います。

 

そして入塾説明が終わり、そのまま社員食堂へ。

とっても美味しい自然食のごはんをいただきました。

環境のすごさに感動し、絶対この塾に行きたい! 絶対人生変わる!と改めて感じました。

 

入塾初日から、夜に行われる「ラジオの会」で、今まで聞いたこともないような話を聞かせてもらいました。

毎日毎日、過ごす中で、自分の想像を超える事だらけ。

そうして、念願のミスターステップアップでの生活がスタートしていきました。

ほんとうにしあわせな食事の時間

特に、「社員食堂ゆにわ」や、「べじらーめんゆにわ」でいただく、すべて手作りの化学調味料、添加物など一切不使用のおいしすぎる食事の時間は、本当にしあわせです。

というのも、1浪の頃は、ごはんの時間も惜しいと思い、予備校やコンビニで1人で勉強しながら、15分くらいで、ちゃっちゃと食べるような食生活だったからです。

なので、どこか満たされなくて、予備校からの帰宅後の22時半過ぎに、もう1度ごはんを食べることもありました。

 

毎日の食事は、講師の方々だけでなく、卒塾生の大学生や、様々な経歴をもっておられる大人の方々や塾生のみんなと囲んで、ごはんをいただきます。

なので、本当にみんなで食べれる事がしあわせでしあわせで、ほんとうにしあわせで!

隣にいてくれるだけで、同じテーブルにいるだけで嬉しくて。

 

今まで孤独を感じていた分、不意に涙が出かけるくらい、しあわせを感じていました。

調子が悪い時にはお粥を作っていただいたり。

食堂の飲食スタッフの方に相談に乗ってもらったこともありました。

すべてを包み込んでくれた先生たち

日々、環境の素晴らしさに感動することばかりで、最初は順調に勉強していました。

 

しかし、日が経つにつれて、雑念がどんどん出てくるのです。

 

また失敗したらどうしよう…。

やっぱ2浪って…と、ぐちゃぐちゃと悩みが浮かび続けてきました。

 

さすがに、1人で抱える事が出来なくなり、村田先生、柏村先生、しおりさん(弓場先生)、よなたん、大学生、山田さん、ゆにわマートのスタッフの方、他部署のスタッフの方々に話を聞いてもらい、たくさん話をしていただきました。

相談し終えた後は、本当に悩みは晴れて、勉強に打ち込めましたが、また同じ事で悩んでは、話してもらっての繰り返しがしばらくは続きました。

この1年、2〜3日に1回は泣いて、勉強に打ち込めない日がたくさんありました。

過去の経験から、

「本当に信頼できる先生なんておらんな…」

「どうせ、表面上ではこう言ってるけど、実際は心の中では違うこと思ってるんだろうな」

と疑心暗鬼になっていました。

 

でも、ここの先生たちは違いました。

 

毎回毎回、真正面から向き合ってくださり、こんな私を受け入れてくれた。

 

一度も先生から突き放されたり、馬鹿にされたりした事はなかった。

浪人生は社会的に何者でもない。そんな何者でもない自分を全て受け入れてくださった。

 

塾講師と生徒という関係は、血縁があるわけでもない。言ってしまえば赤の他人。

にもかかわらず、毎日相談に乗ってくださったり、時には深夜、朝方まで話していただいたことも多々ありました。

信頼できる誰かに委ねることができる環境

何回も悩んで、逃げて、泣いて、自分を責めて…その度に先生たちに話を聞いてもらって立ち上がって…その繰り返しでした。

渦中にいる時は苦しくて苦しくて、分からなかったけれど、今思えば、<span “=””>折れて立ち上がっての繰り返しが、私を強くしてくれたと思います。

 

のめり込んで受験勉強をするためには、わだかまりや執着、恐怖心、呪縛から解放される事が大事だと思います。

 

解放されるためには、信頼できる誰かに委ねることが1番の解決策です。

実際私がそうでした。

 

信頼できる誰かに相談する事で、一筋の光が差し込む。

そんな環境がミスターステップアップにはあります。

 

先生方は一人一人のしあわせを願い、どうしたら目の前の人が良い道を歩めるかを日々考えてくださっている。

 

私はミスターステップアップに来るまで、個人塾から、みんなが知っているであろう有名な塾に至るまで、大学受験塾を6箇所も転々としてきました。

入塾して授業受けて、公式に塾に入って辞めるという流れを6回繰り返してきました。

6箇所もの塾に通いましたが、ミスターステップアップ以上の環境はないと思います。

受験を通して人生が学べる

 私はこの1年、受験勉強を通して人生の真髄を学ばせてもらいました。

その中でも、

「多くの人の悩みは、らせん階段のように、グルグルといくつ歳を重ねようが根本的には同じ課題である事が多い。人生の中で、その課題といつかは向き合わないといけない」

と教わった言葉が今でも印象に残っています。

 

その課題にぶち当たるタイミングが

大学に入ってからなのか、就活の時なのか、社会人になった時なのか、家族を持った時なのか、ある程度経験した後なのか、死ぬ間際なのか。

そこに向き合えた人もいれば、ずっと抱え込んだままの人もいる。

 

そう考えた時に、私の場合は19歳、20歳という年齢で、自分の弱い部分や、抱えて来た闇、将来に対する不安と向き合う事ができました。

本当に掛け替えのない財産だと思っています。

 

今の社会はまだ、とりあえず資格を取ったり、大企業に勤めておけば何とかなる、という風潮があるかもしれません。

しかし、令和に変わり、インターネットがこんなにも発達し、世代交代、時代の変革期に差し迫っている今、私たちの世代は、そういう目に見える資格や職業、学歴やお金が重視される世の中ではなくなって来ていると、薄々と気付いているのではないかと思います。

 

本当に大切なのは、その人が持つ人間性、そして何をするのかではなく、

誰と過ごすのか、誰と生きていきたいか。

 

 

人の本当の魅力は、数字や目に見えるところには無い。

数字や目に見えるものを差っ引いたところに

その人の本当の魅力や美しさがある、と教わりました。

 

目の前の事とどう向き合っていけば良いか。

人生で本当に大切なものは何なのか。

どこに行っても教えてもらえないような事を、たくさん学ばせてもらいました。

 

それはもちろん受験勉強を通してです。

目の前のことと向き合う事で、本当の自分を知ることができるし、こんな自分がいたんだと知ることができる。

 

将来に対する不安はありません。先生方と一緒に乗り越えてもらったという確実な1年という期間が、私を強くしてくれました。

 

今後、この1年経験したこと以上に辛いことが沢山あるかもしれません。

ですが、ミスターステップアップで過ごした日々、先生方と過ごした日々、毎日背中で語り合った塾生みんなとの日々を思い出せば、絶対に何とかなる! 

あの時乗り越えたから大丈夫、という安心感に包み込まれます。

 

「たった1歩の勇気で人生が変わる」これが私の結論です。

自分の中で何か満たされてないものが満たされる不思議な感覚。

やっとスタートラインに立つことができた。

私はこれから、今までの様に人のことを優劣で判断したくないし、自分のことを傷つけながら生きたくない。

 

出逢うすべての人を大切にできる暖かく愛ある女性になりたい。

ここでもらった愛情を、次は私が出逢う目の前の人に与える番だと思っている。

 

何をしても満たされなかった私の心が、受験勉強を通して満たされた。

一生忘れない1年になりました。

 

大学受験は人生の縮図である。

 

かかわってくださった、全ての方々にこの場をお借りして、感謝を伝えさせてください。

 

本当にありがとうございました。