スマホとゲームばかりだった僕が1日10時間勉強するようになり、逃げグセを克服
これまで、全部流されて生きてきて、
YouTubeとゲーム漬けだった僕が、
ステップアップに来て、1日10時間も勉強に没頭できるようになりました。
変われた理由は、ブレないメンタルを養えたことでした。
勉強しかない環境に飛び込む
勉強はテスト前にちょっとするくらいの
グダグダぶり。
高3の受験はアッサリあきらめて、浪人すると決めてから、
大手の予備校とかもあちこち検討している中で、
実家から通える距離にあったミスターステップアップも
とりあえず見にいきました。
説明を聞いたら、
僕よりも母親の方が気に入ったみたいで
入塾することになりました。
この時はまだ、塾選びも
流されてなんとなく決めてしまったのですが、
結果的には大正解でした。
3月に入塾して、最初にやったことは、
先生にスマホを預かってもらうことでした。
今まで1日中見ていたスマホを手放し、
やることがなくてヒマになったら、
自然と1日10時間くらい勉強するようになりました。
特に手応えがあったのが、
英語の音読でした。
英語は元々ものすごく苦手で、
共通テストで4割しかとれませんでしたが、
ステップアップで音読の勉強を始めてから
どんどん成績は上がっていきました。
(11月には8割取れるようになります。)
一人暮らしを始めて、さらに勉強ひとすじに
塾では調子良く勉強していましたが、
家に帰ると集中力が切れてしまったり、
無駄な時間が多いように感じるようになりました。
そこで、
もっと勉強していきたいな、と思い、
「一人暮らしがしたい」
と思い切って両親にお願いしてみたんです。
父親は
「本当にできるやつは、
家でもどこでも勉強できる」
と言って反対していましたが、
家には漫画もあるし、
自分は誘惑に弱いから
入塾しなかったら絶対に後悔する!!と力説。
僕はあまり自分の気持ちを
ハッキリ言ったことがなかったので、
「お前がそこまで言うなら」
と、父親も後押ししてくれました。
このとき、初めて自分の意思で決めて、
家族も全面的に応援してくれて、
いよいよ本気のスイッチが入り
アクセル全開で勉強に没頭するようになりました。
実家を離れても、
毎日、食堂のごはんが美味しいのも、
元気をもらっていました。
(特にパスタの日は楽しみでした!)
入塾の前にも、食事の説明は聞いていましたが
実際に食べてみて、
本当に塾生のことを考えて丁寧に作ってくれているんだなと
実感しました。
逃げグセに負けないメンタルを養えていた
秋ぐらいのこと。
去年と同じように、僕の逃げグセが出てきてしまいました。
「(自分にはどうせ無理だ・・・もういいや)」
という気持ちになってしまって、
朝寝坊が多くなったり、夕方に下宿に帰ったり、
フラフラしていました。
それが阿部さんに見つかって、
「あきらめる前に、本当にあらがってる?」
と言われました。
確かに、すぐ無理だと思って
諦めてしまっていたなと思い
自分をふるい立たせて
いったんは勉強する日々に戻ります。
試験1週間前になってまたまた、
勉強から離れたくなり、
塾を抜け出して近所の公園をウロウロ。
でも、今度は自分で
メンタルを復活させられました。
いろいろと思い悩んでいたつもりでしたが、
(そういえば、「限界突破の会」で
悩みは紙に書き出したらいいと言ってたな・・・)
と思い出して書いてみると、
なんと、悩みはたった2つだけでした。
しかも、1個は受験の後の話で、2つとも今は関係ない悩み。
(なんだったかも、もう忘れてしまいました。笑)
悩みとは、古文ができないことでした。
苦手の古文を三日漬けで克服した秘策
試験まであと3日、古文がよく分からない。
でも、今度こそあきらめたくない!
という気持ちで、講師の憩さんに相談してみました。
そこでもらったアドバイスは、
「古文の時代の人になりきって、
感覚を知るといいよ」
というもの。
自分なりに考えて、残りの3日間は
参考書の現代語訳を片っ端から読んでみることにしました。
そうしたら、なんとなく
話の展開というか、平安時代の人の行動パターンが
わかってきたんです。
今の漫画みたいな性格悪いキャラクターは
基本的に出てこないんだな、とか。
それが功を奏し、本番では、
苦手の古文でなんとか平均点近く取ることができました。
これからも自分の限界を超えていきたい
親に電話で合格の報告をしたら、
「自分が頑張れてたなら、それで十分だから
好きな大学に進学したらいいんじゃない?」
と言ってくれました。
ずっと陰で支えてくれ、応援してくれた両親には
本当に感謝しかないです。
この一年、受験を通して逃げグセと向き合い、
何度も挫折しては立ち上がることを経験できました。
いつの間にか、精神的にタフになれた気がします。
けど同時に、もっとできたかもしれない・・・
という悔しい気持ちも少しあって、
これから何をするかは何も決まっていないけど、
何をやるにしても、簡単にあきらめたりしないで、
最後まであらがっていきたいです。