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本気でやるなんて、ダサいと思っていた
もともと僕は、人生の中で、何かに対して本気で努力することを「ダサい」と思っていました。
たとえ懸命に頑張ったとしても、結果が出ないのを見ると、努力しても意味がないとすら思うくらいでした。
当然、部活も人間関係も、中途半端。
〝長い物には巻かれろ〟の精神で、親や学校の先生といった、目上の人の言うことを鵜吞みにして、自分の気持ちよりも、周りの期待に答えることばかりしてきました。
そうやって、常に周りの目を気にして、嫌われないようにと空気を読んでいた僕の口癖は、
「そうっすね」
という、相手の話に同意するだけの言葉。
誰かと違う意見を述べることは、恐怖でしかありませんでした。
しかし、入塾してすぐに、村田先生はそんな僕の弱点を見抜き、
「今年の課題は、〝脱いい子ちゃん〟だね」と言ってくださったのです。
今まで、自分がいい子ちゃんなんだと気づいてなかったので、
(え、僕っていい子ちゃんなんだ)
と、内心驚きました。
村田先生が、自分ではよく分からなかった息苦しさの原因を見抜いてくださって、
フッと気持ちが軽くなり、一気に視界が開けたのを覚えています。
『言えない』というブレーキが外れたとき
それでも、人の顔色を伺ったり、人生に対しても、社会に対しても、どこか冷めて目で見てしまうというクセは、塾に来てもなかなか抜けませんでした。
そんな僕に、変化が起きました。
弓場さんに本気で怒られた時のことでした。
今までだったら、怒られた時は何も言わずに黙って頷(うなづ)くだけだったのに、
その時は、面と向かって、自分の思っていることを言えたのです。
年上の人に対して自分の意見を言えたのは、生まれて初めてかもしれないというくらい、僕にとっては大きなことでした。
このことは、今でもずっと胸の中に残っています。
弓場さんは、怒ることもなく、僕の話を聞いてくれて、
「自分の意見を言ってもいいんだ、、」と思えました。
それ以降、「目上の人に意見を言えない」というブレーキが外れて、
少しずつですが、自分の思っていることを口に出せるようになってきました。
力が抜けたら、すごい力が湧いてきた
塾での勉強も、順風満帆に進んだわけではありません。
現役の時に、なまじ合格していた大学があったために、
「今の成績でも、どこかの大学には受かるだろう」と、自分の実力にあぐらをかいていたことも、何度もありました。
そんな僕を、いつも村田先生が叱ってくれました。
その度に、
「あ、自分ってまだまだだな。
こんな実力で調子こいてるとか、ダサすぎる!」
と、冷めていた自分が、村田先生に叱っていただくことで、また、熱く燃え上がり、なんとか勉強を続けていくことができました。
しかし、受験直前期になって、不安が襲ってきました。
志望していた大学が、国公立医学部だったので、
共通テストでコケると、受けられなくなってしまうからです。
加えて、二次でも失敗はできません。
そんな「絶対に失敗できない」という不安から、
腹痛に悩まされ、ごはんもいつもの半分くらいしか、食べられなくなってしまいました。
いよいよ神戸大を受験する前日、緊張はMAXでした。
そんな時、柏村先生から
「森ぞう(僕のあだ名です)、お前はもう十分やった。
いつも通りにやってこい」
と言ってハグをしてもらったとき、思わず泣きそうになりました。
肩の力がふっと抜けた瞬間でした。
現役の受験では、数学が伸び悩み、それが原因で落ちてしまいましたが、
今年は、平常心で試験に臨むことができ、
なんと、5問中3完2半という、実力以上の結果が出せました。
講師の先生・仲間とともにつかんだ合格!
僕は、自分の弱点と向き合いながら勉強を続けて、なんとか第一志望校に合格できました。
しかし、この合格は決して自分一人だけの力とは思いません。
講師の先生や、一緒に勉強してきた仲間がいたから頑張れたし、
最後まで続けられました。
みんなで勝ち取った合格でした。
今までは、「努力なんて無駄だ」とか「この世は才能がすべてだ」とか思っていましたが、
この塾の、どんな状況の人でも決して見捨てないというあたたかみに触れて、
自分の中の価値観が変わりました。
努力している人がかっこいいし、テクニックなどの〝やり方〟ではなく、
どのように受験勉強をするか、といった〝あり方〟のほうが大切だと分かりました。
これからも、塾で学んだ〝あり方〟を大事にしていきたいと思います!
未だ見ぬ自分(新しい自分)に会いたいなら、
ぜひこの塾で学んでみてください!