京都工業繊維大学(工芸科学部)同志社大学(理工学部)☆合格☆橋本伊吹

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冷めきった受験生が、なぜステップアップを選んだのか?

僕は今までの人生の中で何をするにも無気力で、とても冷めた人間でした。

それを心の奥底では変えたいと思ってはいるものの、何が原因なのかわからない、どう生きていけば変わるのかわからない、そもそも変えることができるのか? という感じで、どうにもできませんでした。


しかし、冷めた人だと思われるのも嫌だったので、誰かに相談することもできず、他の人と一緒にいる時は敢えて感情的に振る舞ってみたりしました。

それを続けているうちに、何が自分の本音か、だんだんわからなくなってしまったのです。

もちろんそんな状態で自信がつくはずもなく、心に穴が空いたような感覚で、死にたいと考えたことも何度もありました。


現役時代は、これまで「勉強は嫌いや」と言っていた人たちが勉強している姿を見て、毎日苦しみました。

当時はそんな人たちが、不安と戦いながら勉強していることもわからず、「やる気があるから、勉強できるんだろう」という偏見がありました。

「本当にやる気がないって、どういうことかわかってない!」と周りを憎んでいました。


そんな不安から逃げるため、学校もサボりがちになってしまいました。

当時は別の塾で英語の授業だけ受けていたので、勉強時間は1週間で4時間だけ。

当然国公立大学に受かるはずもなく、無気力なまま僕の現役時代は終わりました。


浪人が決まったとき、僕は迷わず「ミスターステップアップしかない!!!」と思いました。

実は高校2年の夏、一度だけスクーリングに来たことがあったのです。

その時は、2、3人としか話すことはなかったのですが、大学生のスタッフと話した時に、僕は「絶対またここに来よう!」と思いました。

自信もなく、これからどう生きていけばいいかわからなかった僕には、その大学生が太陽のように輝いて見えたのです!!


その人は、誰かとの比較ではない揺るぎない自信を持っているようでした。

その時の印象が忘れられず、「自分が変われるとしたら、あそこしかない!」という、半ばすがるような思いでミスターステップアップに来たのです。

塾で過すうちに、心がどんどん晴れていった

正直、最初は全く人を信頼できず、話すのも避けていました。

ですが、他の塾生の相談に乗っているのを見かけたり、一緒にまかないを食べているうちに「やっぱりこの人たちなら大丈夫だ!!」と少しずつ思えるようになりました。

今では、なんでも話そう、なんでも相談しよう、と思える仲です。


僕はトラウマのせいで、人と話す時に身体が震えてしまっていたのですが、講師の方々のおかげでトラウマを克服し、話すことを楽しいと思えるようになりました。

また、僕は元々他人の行動にすぐにイライラしてしまっていました。

ですが、世の中にはいろんな考え方の人がいて、いろんな背景を持った人がいると教えてもらい、自分の世界を広げることができました。

それからは、イライラしなくなりました。

自分の本心に気づいたら、逃げグセが消え、熱くなれた!

そして塾に来て良かったと思った1番のことは、自分自身のことを知り、変わることができたということです。

受験中も、自分の本心がわからずに悩んでいる時、村田先生が「それは自分の思ったことと口に出す言葉が乖離しているからなんだよ」と教えてくださいました。

たしかに僕は小さい頃から、周りを気にして、思ったことを口にできないことが多かったのです。それから、周りを気にしすぎないようにしていたら、以前よりも思ったことを言えるようになってきました。


また、僕は12月まで「人生変えたいだけだ。勉強するために来たんじゃない」と言い訳しながら、勉強せずにずーーーーっとマンガ読んだり、ネットサーフィンしたりして逃げる日々を送っていました。

ですが12月半ば、スタッフの憩さんに言われたのです。

「無気力で無感情で自信が持てないのは、困難から逃げ続けてきたからだよ」

そう言われた時、ギクッとしました。

たしかに今まで苦しかった時僕は、あきらめるか、人のせいにするか、妥協するかでした。

そうとわかっていながら僕は、その人から一旦逃げて、他の人のところに相談しに行ったのです。

ですが、結果は同じでした。


そこで僕はやっとその事実から逃げずに、受け入れることができました。

よく考えてみると、マンガを読んだり、他人の行動でイライラしていたのも、受験勉強という現実から逃げるため。

勉強から逃げるのも、本気でやって、できないことを知ることから逃げるため。

そこそこの順位で満足していたのは、もっと努力して苦しい練習をすることから逃げるため、と気づいたのです!!


憩さんはこうも言ってくれました。

「もっと熱く生きたいなら無我夢中で勉強すればいいよ」

それを聞いて、やろうと思いました。


でも、なかなかできなかった。すごい苦しかった。

でも、中期試験の前日の夜、今まで「〇〇したら。なんか変わんないかなー」としか考えられなかった僕が、初めて「絶対明日の試験なんとかしてやる」と思えたんです!

そのおかげか、前日まで全く読めなかった英語が、本番だけすらすら読めるようになったんです!

試験が終わってから、「今まで逃げてばかりだったけど、最後だけでも逃げないで良かった」と思えました。

合格発表ー感情が溢れた最後の瞬間

ちょうどその日が前期の合格発表でした。

ちょっとかも知れないけど変われた、と浮かれ気味でいたんですが、ホームページで自分の受験番号がないのを確認した瞬間、気持ちがズドーンと落ちてしまいました。 

見た瞬間は泣くのを堪えたんですが、その後ずっと泣く寸前。

その日の夜に由佳さんのところへ行って大号泣しました。

その時に「こんなに感情的になってるの初めて見たよ」と言ってもらえました。

最後の最後で、僕にとっては大きな大きな一歩になったかなと思います。


そして、感動的な話を1時間ほどしてもらった後、帰る準備をしている時に、前期の受験票が見えました。

その時です!!! 嬉しくて、顔の口角が上がる上がる!

急いで先生方のところへ行って報告しました。

「僕、受験番号、間違えてました。受かってました!

〝苦しみ〟と同時に〝希望〟をもらった1年間でした!


1年間の中で、僕が本当に自分から勉強しようと思ったのは2週間にも満たないと思います。

それでもこうして1年間、ここで受験勉強できたのは、ミスターステップアップの講師やスタッフの方々が、僕がどれだけ勉強してなくても、見捨てずに関わり続けてくれたからだと思います。

このステップアップでの1年は、今までの人生の中で1番苦しく、逃げてばかりだったけれども、それと同時に、自分も変われる!という希望をもたらしてくれる1年でした。

受験生の皆さん、受験番号をちゃんと確認した上で合否の確認をしましょう!!!!

親御様の声