龍谷大学(文)☆合格☆荒井壮旭くん


合格体験記

退路を断ち、己の弱さと向き合った1年間
 
入塾のきっかけ~運命に導かれた再出発

現役時代、共通テストのマークミスが原因で国立後期に不合格となり、僕の浪人生活は「全落ち」というどん底の状態からスタートしました。

失意の中で何もやる気が起きませんでしたが、浪人する以上は塾を探さなければならず、嫌々ながらも行き先を探していました。

高校3年間は大手予備校に通っていましたが、内容を使いこなせずキャパオーバーになってしまった反省から、次は別の環境でやり直したいと考えていたのです。

そんな時、卒塾生である兄から勧められました。

「とにかく大阪に来い。

ミスターステップアップなら、

現役の二の舞にはならないはずだ」

半信半疑のままZoom相談を申し込み、並行してYouTubeで塾の動画を検索してみました。

すると、トップに出てきた「よなたんチャンネル」の中に、見覚えのある動画があったのです。それは高1の時、僕が漢文を得意にするきっかけとなった動画でした。

「ここには呼ばれている気がする」

その直感を信じ、4月1日、僕は大阪での生活をスタートさせました。

文転の葛藤~プライドを捨てた決断

心機一転、春からは国立理系を目指して走り出しました。

塾の美味しいご飯を活力に、「満点を取るまで帰れませんの会」での徹底したテスト、および綾部合宿。塾の日常を楽しみながら、理系科目に時間のすべてを捧げました。

しかし、7月のマーク模試の結果は散々なものでした。現役時代と変わらない成績に、目の前が真っ暗になりました。

そんな僕の異変に気づき、講師の阿部さんが声をかけてくださいました。

「理系教科より文系の方が向いている。

文転してみないか?」

という提案でした。

数日間悩み抜きましたが、当時の僕は「今さら文転するのは負けを認めるようで嫌だ」という、つまらないプライドのせいで、一度はその提案を断ってしまいました。

しかし、10月になっても成績は停滞したまま。

路頭に迷う僕に、今度は講師のケイさんが問いかけました。

「このまま理系で後悔しないか?」

「文転は逃げじゃない。むしろ自分の武器を活かすために、リスクを取りにいく決断だ」

残り3ヶ月でゼロから文系を仕上げられるのか?

1週間近く悩みましたが、10月16日、ついに文転を決意。

ケイさんの言葉が背中を押してくださいました。

この時、僕は自分の甘えを一切排除するため、スマートフォンを塾に預けました。

文字通り退路を断ち、残りの時間をすべて勉強に捧げる覚悟を決めたのです。

共通テストの科目変更締切、わずか前日のことでした。

直前期~絶望の淵で見つけた「本気」

本格的に共通テスト演習へと移行し、毎日手帳を講師に見せ、時には勉強時間が20時間を超える日もありました。「今度こそマークミスはしない」と誓い、いざ本番へ。

しかし、結果は散々なものでした。

第一志望の国立は絶望的となり、私立専願に切り替えて挑んだ前期試験も、結果は「全落ち」でした。

絶望する僕に、講師のユカさんが厳しい言葉をぶつけてくださいました。

「どこかで受験を舐めてたんじゃないか。

痛い目を見て、やっと気づいたやろ」

その言葉で目が覚めました。

当時の僕は、「これだけ時間をかけて勉強しているんだから、受かるだろう」という自分への過度な期待を抱き、プライドが邪魔をして泥臭くやり切れていなかったのです。

ミスの「原因の原因」を追求することから逃げ、「本気になったつもり」でいただけだったのだと痛感しました。

決定打は2月16日、村田先生からの叱咤でした。

「逃げてんちゃうんか?

このまま終わっていいのか、もっと本気でやってみろ!」

この言葉で、何かが弾けました。

残りの1ヶ月、自分の醜い部分と徹底的に向き合おうと決意したのです。

その夜、南極老人からお話を伺い、張り詰めていた心が救われました。

「報われない経験こそが魅力になる。

恐怖が襲ってきたらニコッと笑えばいい。

だから最後まであきらめずがんばってね」

そこからは、まさに「死ぬか受かるか」の極限状態。

ユカさんの「ミス=死だと死ぬ気でやれば、分からない問題でもできるんじゃ!!」という言葉を胸に、過去問研究の質を極限まで高めました。

迎えた後期試験。

「ここで逃げたら一生逃げ続ける人生になる」「支えてくれた人たちに顔向けできない」という思いで、1点をもぎ取りにいきました。

その結果、前期で落ちた龍谷大学から、後期で合格をいただくことができたのです。

終わりに

この1年間、思い通りにいった日など1日もありませんでした。負けてばかりで、一人で泣いた夜もありました。希望通りの進路ではないかもしれません。

でも、プライドを捨て、スマホを預けて退路を断ち、なりふり構わず一問に向き合い、死ぬ気で自分と向き合ったあの日々があるから、今の自分がいると思います。

そんな「本気」の時間は、結果がどうあれ、一生誰にも奪われない僕の財産になりました。

共に戦った仲間、支えてくれたスタッフ、僕以上に僕を信じてくれた講師の方々。

そして何より、浪人を許し応援し続けてくれた家族に、感謝してもしきれません。

最高の1年間を、本当にありがとうございました!

受験生のみんなへ

今、この文章を読んでいる君も、もしかしたら「今のままじゃダメだ」「自分から逃げているんじゃないか」と、暗闇の中で一人で悩んでいるかもしれません。

僕がこの1年で学んだのは、「自分と向き合うことの怖さ」と、それを乗り越えた先にある「本当の強さ」です。

逃げたい自分を認めて、それでも一歩前に踏み出したとき、景色は必ず変わります。

ミスターステップアップには、人生を預けられる大人と、心まで満たされるご飯があります。

もし今、苦しんでいる受験生や浪人しようか迷っている受験生がいるなら、ぜひ一度相談してみてください。

改めまして、1年間本当にありがとうございました!!