こんにちは、
大学受験塾ミスタースッテップアップの村田です。
数学の教材の使い方について、お話します。
今回は『元気がでる数学 1A,2B,3』についてです。
このテキストは、受験勉強を始めた序盤期から中盤期におススメの教材です。
浪人生なら、7月から8月まで、現役生なら、9月から10月までには終わらせておきたいテキストです。
なぜおススメなのか、また『元気がでる数学』をどのように使えば良いのかを説明します。
【動画】<共通テスト数学>3ヶ月で9割とれる!受験生必見のすごい対策
『元気が出る数学』の使い方を動画で解説!
『元気が出る数学』のリンク
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『元気が出る数学』オススメのポイント
まず、このテキストの特徴を言うと、「共通テスト対策の導入に使える」、ということです。
典型問題ばかりを集めているので、「数学は苦手だけど、公式は覚えた」という受験生が、短時間で典型問題を頭に定着させるのに非常に役立ちます。
『元気がでる数学1A』は、「絶対暗記問題」が68題しかありません。
「練習問題」を合わせても100題ほどです。
時間がなければ、各単元の説明を熟読してから「絶対暗記問題」だけを繰り返し反復してください。
数学は、典型問題を暗記しなければ、解けるようになりません。
解法を暗記せずに、難しい問題集を選んでも、なかなか身につきません。
ミスターステップアップに過去に入塾した塾生の中に、6月時点で共通テスト数学が100点中、19点しか取れない高校3年生がいました。
高校3年生の間も合唱部で活動をしていて、勉強時間的に厳しかったのです。
そこで『元気がでる数学1A』の68題を徹底的に反復したところ、11月の時点で67点まで点数があがりました。
ですが、国公立を目指していたので8割は取りたいところです。
合唱部の活動も終わった12月の時点でも、まだ69点でした。
ここから過去問を10年分復習しました。
実質、彼女が取り組んだのは、『元気が出る数学』と『過去問』だけでした。
2冊だけとはいえ、『元気がでる数学』は手書きを5回以上、セルフレクチャーは50回以上反復していました。
するとその結果、彼女は、共通テスト本番で満点を取ることができたのです。
『元気が出る数学』使い方のポイント
数学が苦手な彼女が、共通テストで満点をとれた理由は、典型パターンを暗記し、身についたパターンを過去問を通して使いこなせるようになったから、でした。
また、もともと明るい性格だったこともあり、1冊を完璧にすることでストレートに自信につながったのも勝因の一つでしょう。
このような実例からも
- 勉強できる残り期間が少ない
- なかなか50点以上取れない
こんな悩みのある受験生こそ、まず取り組んでほしいテキストが、この『元気がでる数学』です。
ぜひ、参考にしてみてください。