【理科】初学者必見!『小・中・高の理科がまるごとわかる』をオススメする理由

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村田 明彦

村田 明彦

ミスターステップアップ塾長。 話を聞くだけで、成績アップの秘訣や、どう生きれば成功と幸福を同時に手に入れられるのかがわかる、と評判。『大逆転勉強法』『限界突破勉強法』による受験指導の後継者。全国の高校から、受験生と受験生を持つ親御さん向けの講演依頼が殺到しており、講演参加者は、のべ数千人以上にのぼる。

こんにちは!

今回は、『小・中・高の理科がまるごとわかる』という本を紹介します。



理科が苦手な受験生には、救世主的なテキストです。

また受験勉強の序盤期の人は、今の時点での偏差値や成績はいっさい気にせず、この本を使って理科の世界に入っていくことから始めましょう。



では、なぜこの本がおススメなのかを説明していきます。

化学の勉強の全体像を知りたい方は以下の記事も読んでおきましょう。 ⇒【化学】偏差値44から東大京大医学部に合格した勉強法

『小・中・高の理科がまるごとわかる』の オススメの理由を動画で解説!!


[youtube https://www.youtube.com/watch?v=23rJStzhKyo]

 

 

小・中・高の理科がまるごとわかる
間地 秀三

ベレ出版

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『小・中・高の理科がまるごとわかる』のオススメ理由① 理科4分野を網羅、わかりやすい解説とイラストが豊富

この本は、理科が苦手な受験生や、勉強を始めたばかりの初学者におススメです。

なかでも、

  • 理科をどのように勉強していったらいいかわからない人
  • 自分なりに勉強しているが全く理解できない人、授業についていけない人
  • 今まで理科の授業を受けたことないが、受験のために必要になった人

にとっては、最初にやる教材として非常にオススメです。

オススメの理由は、分厚さのとおり、この一冊の中に「小・中・高」の理科が全て網羅されていることです。



「生物」「地学」「化学」「物理」の4分野が全て含まれており、わかりやすい解説とイラストが豊富なので、この一冊で、ざーっと一気に理科の全体像を学習できます。



たとえば、化学は100ページ、物理も100ページ、という構成です。

だいたい一教科100ページ未満で収まっており、全部で344ページあります。



小・中・高の「化学」「生物」「物理」「地学」の勉強していく上で、誰もが苦労する部分をわかりやすく、大きな文字で解説してくれているので、苦手意識のある人にも最初の一冊として使いやすくなっています。



なので、理科の勉強が本当に苦手だけど、やらなきゃいけない、どうしよう? って思っていた方にこそ、おススメの一冊です。



たとえば、「化学」を勉強するときに、ネックになるのが「モル」の概念や、「電気分解」、また「化学反応式の作り方」ですが、それらの最初の部分をこんなにわかりやすく丁寧に説明している本はなかなかないんじゃないか、というくらい、わかりやすく解説されています。



「物理」で言えば、「オームの方法」とか「直列回路」、「並列回路」、「光の凸レンズ」、「屈折」が、初級者の最初の壁かと思われますが、そういう概念を、この本では本当にわかりやすい解説をしてくれているのです。



こういった理科の用語に直面するたびに頭を抱えていた、という受験生の方も、この本をちゃんと読めば、1週間から1か月で理科の遅れが一気に取り戻せます。



基礎を独学するのは難しいですが、基礎をきちんとつかめたら、応用へもスムーズに進んでいけます。まずは、この本で理科の全体像のイメージをしっかりつかんでいきましょう。

『小・中・高の理科がまるごとわかる』のオススメ理由② 問題は解かず、理科を楽しみながら基礎固めを徹底できる

普通の教科書だったら文字量が多くて、読むだけでも大変ですし、いきなり問題集をやろうとしても、いきなり問題は解けないものです。



『小・中・高の理科がまるごとわかる』では、そのように、いきなり問題を解かすことはなく、わかりやすい解説をしながら、ちょっとだけ演習が載っているという形です。



ですので、まずはこの本を繰り返し読んでください。

理科の世界に、慣れていってください。



最低でも7回くらい反復して、テキストの内容が頭の中に定着してきたな、と思ったら次のテキストに移っていくと、スムーズにレベルを上げていけますよ。



受け身になって読むだけでなく、普段から「周期表って何だ?」「モルって何だ?」と考えながら読むようにしていってください。





理科は、一足飛びに高いところに行ってやろうとすると、途中で挫折することが多いので、段階ごとのステップを作って基礎を固めていく方が確実にレベルを上げていけます。



その中で、基礎のステップの部分として、『小・中・高の理科がまるごとわかる』は最適なのです。



逆に言えば、「授業の内容はだいたいつかめている人」や、「問題集も普通に解いていけるな」っていう人からすると、この本は簡単すぎるでしょう。

ですので、その段階の人は、『小・中・高の理科がまるごとわかる』はやらなくてもかまいません。

次のレベルの参考書や問題集へ進んでいってください。

問題演習が含まれているものを選び、どんどん進んでいきましょう。





まとめると、『小・中・高の理科がまるごとわかる』は、初学者向けです。

理科が苦手、基礎用語の意味もよくわからない人や、序盤期間の基礎固めの勉強にオススメのテキストです。



理科の基礎が弱い人は、まずこの本で全体像をつかむ勉強をしていってください。



もし今、学校の理科の授業が全くわからない方も、このテキストでおさらいすれば、遅れを取り戻せ、授業ついて行きやすくなります。

予備校の授業が速すぎてついていけない、という方も、この本をサポートとして持っておくと安心できるでしょう。



ぜひ、『小・中・高の理科がまるごとわかる』を入口に、理科の壁を突破していってください。

化学の勉強の全体像を知りたい方は以下の記事も読んでおきましょう。 ⇒【化学】偏差値44から東大京大医学部に合格した勉強法