今回は『ぶっつけセンター漢文』の使い方についてお話します。
漢文の勉強を始めたばかりの人にオススメの教材になります。
ぶっつけセンター漢文の使い方を動画で解説!
文英堂
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ぶっつけセンター漢文の使い方ポイント1
句形を完璧に暗記すること
このテキストを使う一番の目的は、句形の暗記です。
使役、受身、再読文字など基本的な句形が、全て例文つきでここに書かれていますので、これ一冊を完璧にするだけで、一通りの句形を暗記することができます。
また、センター試験レベルですので、文系理系どちらの受験生も使える内容です。
ぶっつけセンター漢文使い方ポイント2
漢文と日本語訳を音読する
使い方は、主に音読です。
漢文の例文がたくさん記載してありますので、その例文を見ただけで、スラスラと音読できるようになるのが理想的です。
たとえば、「未だかつて中国にゆかず~」と、声に出して読むことができ、さらに、読みあげたと同時に、現代日本語訳がパッと頭の中にうかぶ状態が、全ての例文においてできるようになればOKです。
最初、漢文を見てパッと読みが口から出てこない人は、まず書き下し文を見て(読みのページを開いて)「未だかつて中国にゆかず~」と声にだします。
そしてその後すぐ「まだ中国へ行ったことがない」と現代日本語訳も音読してください。
現代日本語訳がスラスラ出てくるようになれば、音読するのは漢文だけでかまいません。
注意点は、公式になっているところは軽く見るくらいにしておくこと。
基本は、例文を中心に暗記を進めていくようにすることです。
そして最後の部分には、重要語句や、重要語、漢詩についても書かれています。
この部分にも目を通しておくことによって、基本的な情報や知識を補えます。
ぶっつけセンター漢文使い方ポイント3
センター試験レベルなら短期集中で対応可能
もし「センターまであまり時間がない」という人は、12月からこの一冊に取り組み、この一冊とセンター漢文の過去問だけを徹底しましょう。
荒業ではありますがセンター試験レベルなら対応可能です。
センター試験は漢文がそれほど難しくない年もありますので、このテキストの内容をすみずみまで頭に入れれば、センターに対応できる力はつきます。
もちろん、時間に余裕がある人は、二冊目、三冊目へと教材をステップアップしましょう。
そしてできる限り反復して一冊一冊を完璧に仕上げ、万全の状態でセンター試験本番を迎えたほうがいいということは言うまでもありません。