向き合い、
本当の受験が始まった
私はミスターステップアップでの
一年間を通して、
勉強についてだけでなく、
自分の内面との向き合い方についても
教えていただきました。
ここで色々な人の話を聞くまで、
受験するとはどういうことなのか、
自分の人生とは何なのか、
どんな風に生きて、
どんな人生を送りたいのか、
大切なことなのに、
まったくと言っていいほど
考えたことがありませんでした。
受験のことも正直舐めていました。
入塾してすぐの頃は、
わからない事だらけなのがむしろ楽しく、
打ち込むことが出来ていましたが、
模試の結果にショックを受け、
状況が一転。
スマホに逃げてしまい、
自分の気持ちを誤魔化しながら、
日々を過ごすようになりました。
「逃げ」の選択肢を
取ったこともそうですが、
当時のわたしは、
誰かに相談するという、
当たり前のことが出来なかったんです。
でも、しばらくして
講師の阿部さんと話す機会がありました。
そのときにいろいろ相談して、
理系から文系へと志望を変えたんです。
ただ、それでも私は、
勉強ができていないことを
打ち明けられませんでした。
心の中で、もう一人の自分が
「言わなくていいの?」と
声を上げていたのに・・・。
その声に耳を塞ぎました。
自業自得の現実に耐えられなかったし、
隠し通せばいい、
と思う自分がいたからです。
当然、勉強にも身が入らず、
どうしようと焦るばかりで
全部が空回りしていました。
憩さんからの言葉
このままじゃダメだ、と思い、
12月になってからはスマホを塾に預け、
講師の憩さんの所に、
合格手帳を持って相談に行きました。
ここでまた白状すると、
合格手帳は真っ白なページがほとんど。
書けた日は本当に少なかったです。
だから、持って行くのが本当に怖くて、
講師室の前でいつまでも
ウロウロしていました。
心臓をバクバクとさせて、
ドアをノックし、
今日の気づきの欄に、
「煮え切らない感じがする」
とだけ書いた手帳を渡しました。
すると、憩さんは、
その言葉を読んで、
私の目を見て
たくさん話をしてくれました。
そのなかで心に残ったのが
という言葉でした。
この一言が私のなかに
ストンと落ちました。
分かっていたのに
向き合おうとしなかった、
私の課題が詰まっていたからです。
そのあとは、
今までの自分とは
逆の方向に行動するよう意識して、
スタッフのマイケルさんや、
講師のゆかさんに
質問に行くようになりました。
多分、私の受験が
本当に始まったのは
このときです。
あのとき勇気を出して行動したから、
今の私がいます。
そして受験が終わった今、
もっと早く行動していれば良かったと
後悔することがあります。
でもあの経験があったから、
私はこれから始まる大学生活に
全力で励もうと思えるし、
もっと自分と向き合おう、
もっと人と関わりたい、
もっと色んなことを知りたい、
と思うことができます。
この浪人時代に、
ミスターステップアップでの
受験生活が私にくれたものは、
あまりにもありすぎて、
本当に感謝しかありません。
ミスターステップアップで
学ぶことができて
本当に良かったです。



















