【勉強と部活】
私は中学3年生の時、たまたま行ったオープンスクールで、ある部活に一目惚れし、下宿してまでその高校に通うことにしました。
学力的に厳しいと担任に言われていたこともあり、入学後の私は
「周りには私より勉強ができる人ばっかだ。きっと、私は最下位なんだ。」と思っていました。
そして、それを言い訳にしてひたすら部活に熱中し、2年では私は選挙を勝ち抜き部長になりました。
ですが、そんな私の前に現れたのは「新型コロナウイルスの流行」でした。
それは、突然で、全てが例年通りにいかず、一生懸命企画しても中止のくりかえし。
みんなのストレスも溜まり部活の雰囲気は悪くなる一方で、私はまず体調を崩し、とうとう心までもぽっくり折れてしまいました。
そして、気づけば何にでも「本気になれない人」になってしまっていました。
【ビビッ!ときた瞬間】
高校3年になって最初の定期考査。
その時の私はというと、正直部活のことしか考えていませんでした。
「あぁ、こんな私でも頭良くなる方法ないかなー」と、Youtubeの勉強動画を探した時、ある動画がすごく気になりました。
それが、塾講師の弓場しおり先生の動画だったんです。
実は、以前も見たことがあったのに、なぜかすごく惹かれるものがありました。
その後すぐ、紹介動画を見て、忘れかけていた心から湧き出る熱さを思い出したんです。
そして、私は夏のスクーリングに行きました。
動画で見た時よりずっとずっと、勉強の指導や塾の雰囲気、食事も含めて何もかもが私の心を熱くしてくれました。
ここでなら「本気」になれるかもって思ったんです。
もちろん、「入塾はどうしても両親の負担になってしまうかもしれない。」と思い、諦めかけていました。
けど、私はどうしてもここで受験勉強をしたい!ここで学んでみたいんだ!という思いを素直に伝え、私のMr.step upでの勉強がスタートしました。
【虚無】
入塾後、全てが順序に…とはなりませんでした。
最初は、睡魔との戦い。
塾でオススメされていること全て実践し、ほぼ1日寝てました!みたいなことはなくなりました。笑
また、私は現役生だったので、登校日で数日間戻ると、周りの誘惑に負けてしまう。
そして、塾でまたエンジンをかける。その繰り返しでした。
上手くできない自分や、こんな素晴らしい環境があるのにまだ「本気になれない自分」に腹が立っていました。
「もう、私は本気になれない人間なんだ。私は一体何がしたいんだろう?」
と、自分が何を考えているのかすら分からなくなってしまいました。
勉強はするけど、虚無感に襲われ、藁をもつかむ想いで村田先生に相談しに行きました。
話がいったりきたりしても話を最後まできいてくれて、ボロボロでかっこ悪い自分も受け止めて、お話しをしてくださりました。
「ごちゃごちゃ考えていても、虚無だったとしても分からないなら分からないでいいじゃん。やれることやろう。」
と、切り替えることができ、私は受験を最後までやり切ることができました。
【愛情たっぷりのご飯でヤル気に】
最初は「私は嫌いな食べ物多いし、メニュー選べれないなら、これからのご飯どうなっちゃうだろう」という不安がありました。
ミスターステップアップの宣伝では、
「塾のご飯食べたら好き嫌い減ったとか、勉強のやる気につながるエネルギーがでてくる」
とありますが、それは絶対言い過ぎだしオーバーなのかなって正直思ってました。笑
ある私大受験の後、本当にダメダメで、すごくネガティブになっていたときがありました。
食欲もあるのかわかんないし、むしろ沈んだ気持ちに浸っていたいと思っていた時に、なぜかその時に塾の食堂エピソードを思い出して、気分じゃないけど食べるかと思いながら食堂に向かいました。
いつも通り、席に座って、水飲んで、まずお味噌汁を飲む。
すると、なぜか涙がでそうになりました。
心がすごくポカポカしました。
とりあえず、自分を自分で落ち着かせて、ご飯を完食し、塾に戻りました。
普通だったら、受験した日は明日から頑張ろうってなるかもしれないし、ご飯食べる前はそのつもりでした。
なのに、別人!?って思うぐらい「よし、勉強しよう」ってなりました。
それと同時に、あのエピソードでどれも本当だろうなって確信することができました。
ちなみに、私はマヨネーズが本当に苦手で克服はできませんでしたが、「マヨ抜きで!」とお願いすると、マヨ抜きプラスでその代わりに、他の物を入れてくれるんです。
その心遣いにも感動しました。
おかげで毎日ご飯を楽しみに、受験生活を送ることができました!
【これから】
私は、Mr.stepupに出会って本当に人生が変わりました。
大学受験塾だから、もちろん合格という意味でもあるかもしれませんが、それ以上に人としても成長できたと思います。
私はこの塾に、またここに通わせてくれた両親に、応援してくれた人たちに感謝を忘れずに、これからも学び続け、
あたたかく接してもらった分だけ、今度は私が誰かに伝えていきたいと思います。
この塾に出会えてよかった!!
【最後に】
自分で言うのは少し恥ずかしいですが、私はずっと「誰かの役に立ちたい」と思いながら生きてきました。
100発100中じゃなくても、「ありがとう」って言われるのが好きだったんです。
ですが、高校生になって、自分のことで精一杯になりその心も忘れかけていました。
普通は、「世のため、人のため」ってしんどそうじゃないですか。
だって一般的には、「自分の人生なんだから自分のために生きよう」とか言われるじゃないですか。
だけど、ここにいる人たちはそうじゃないんです。
みんなが「世のため、人のため」って思って一生懸命働いているのに、すごくキラキラしてるんです。
本気でかっこいいなって素直に思ったし、自分もそうなりたいって思いました。
この塾で学べばそのヒントがあるし、誰でもそうなれると私は思っています。