らくらくマスター物理・物理基礎 使い方3つのポイント!

センター8割突破!らくらくマスター物理・物理基礎使い方3つのポイント
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村田 明彦

村田 明彦

ミスターステップアップ塾長。 話を聞くだけで、成績アップの秘訣や、どう生きれば成功と幸福を同時に手に入れられるのかがわかる、と評判。『大逆転勉強法』『限界突破勉強法』による受験指導の後継者。全国の高校から、受験生と受験生を持つ親御さん向けの講演依頼が殺到しており、講演参加者は、のべ数千人以上にのぼる。

こんにちは。Mr.ステップアップの村田です。

今回は、『らくらくマスター物理・物理基礎の使い方3つのポイント』を紹介します。



共通テストで物理を使う人には是非オススメしたい教材です。

共通テストを8割突破するためにどのように使うといいか、使い方のポイントを説明しましょう。

動画でらくらくマスター物理の使い方を解説!

らくらくマスター 物理基礎・物理 (河合塾SERIES)

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らくらくマスター物理の使い方ポイント1

共通テストで8割は狙える!
基本を徹底的にマスターしよう

まず、この問題集を使うタイミングですが、おススメは受験勉強を始めた序盤か中盤です。



受験勉強をスタートして、最初のテキストとして使うようにしてください。

もしくは、これを使う前にもう一冊もっと簡単な問題集を使うのも良いですね。

例えば『小中高の理科がわかる本』とか『物理の基礎の基礎がわかる本』です。

それを終えてから、このテキストをやるという順番はOKです。



つまりこの問題集は初級者向けなのです。



このテキストを使って、どのレベルまで物理を伸ばせるかというと、

共通テストであれば8割以上は目指せます。

私大でいうと、関関同立やMARCHなら入り口の問題までは解けるようになります。

全部を解こうとすると、ちょっと厳しくなりますけどね。

ですが、ちゃんとやれば入試問題の取っかかりは解けるようになります。



そういう意味で、序盤から中盤にこのテキストをやるのがおススメなんです。

まずはこの一冊を完璧にするっていう姿勢で取り組んでくださいね。

らくらくマスター物理ポイント2

物理が苦手な人ほど効果抜群!最低7回反復しよう

次に、この問題集のやり方を説明しましょう。

  • 基本例題141題
  • 例題158題

となっていますが、基本例題はとてもやさしい問題が多いんです。



問題と解答が見開きになっていて、一対一対応になっているところがポイントです。



一対一対応で基本例題を解くとなると、とても簡単です。



ですので、使い方としては

  • 公式の確認

  • 1番最初の原理原則
  • 簡単な計算をひたすら練習する

になります。

まずはこれを徹底的に繰り返して、完璧にしてください。最低7回は反復してくださいね。



例えば、1日20題は余裕でできると思います。

仮に1日20題をやったとすれば、一週間で一周できますね。

だから、一ヶ月で4周できるから、2ヶ月で8周できるってことになります。

もちろん、もっと速いスピードでやってもかまいませんよ。

1日に40題やれば、もっと早く反復することができます。

そうして基本例題を全て頭に入れてから、例題の158題に取り掛かるようにすると、とてもスムーズに進むんです。



ですので、まず基本例題141題を完璧にしてから、例題158題に移るようにしてほしいと思います。



物理が苦手っていう人は、

  • 公式が難しい
  • 公式をどのタイミングで使えばいいのか全然わからない

そう思っていることがとても多いと思うんです。



でも「公式をどのタイミングで使うのかわからない」と悩む以前に

式一つ一つの意味や記号の意味や単位の意味も全くわかっていないことが多いんです。

そういう部分で行き詰まっているケースがよくあるんですよ。



ですから、ムズカシイ問題を解く前に簡単なものを繰り返し反復した方が、結局進んでいきやすいんです。

難易度高いと言われる問題集に挑戦する前にこのテキストを繰り返し、何度も何度も反復してください。

その方が、最終的にスムーズに進んでいきます。

らくらくマスター物理ポイント3

スピードアップで量をこなす!セルフレクチャーを実践しよう

では、最後に具体的なやり方に迫っていきましょう。



例題を解くときのポイントは、「式を立てる」まで。


計算はせず、どんどん進む、というスタンスをとることです。



それをミスターステップアップの大逆転勉強法では、

セルフレクチャーという高速学習という形でお伝えしています。

参考:最強の復習方法「セルフレクチャー」とは?やり方を徹底解説!



一問だけ、ここでやってみましょう。



1ページ目に、「等加速度直線運動」がありますね。



“2メートル毎秒で走っている車が一定の加速度を増やしていき、

10秒後に8メートル毎秒になった。加速度Aはいくらか?”




この場合だと、式は10秒後に速さが8になったので



8=初速、8=2+加速度A×10 



このように、立式できます。



これを、解答の部分を隠しながら口で自分に言う、という練習をしていきます。

立式までしますが、計算せずに進んでいきましょう。

そうすれば、短い時間でも量をこなすことができます。



何よりも、まず立式できないと物理は始まらないわけです。



だから例えば、いま求められているのは加速度だから

加速度を求めるための式ってどんな式なのかっていうのをセルフレクチャーして、自分に教えていくようにするんです。



立式して、「あっ、立式できた!」ということを確認したら次に進みますので、一冊を完成させるのがかなり早くなります。



そういうことから、このテキストは序盤の3ヶ月で完璧にするようにしてください



以上、『らくらくマスター物理・物理基礎の使い方3つのポイント』でした。