【物理勉強法】偏差値44から京大に合格した効率的な大学受験
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【物理】偏差値30アップ!京都大学に合格した物理勉強法

2017年2月15日

2019年3月30日

1件のコメント

黒板 物理

話者
むらっち
先生!物理の勉強をしようと思って、教科書を片っ端から読んでいるんですけど、何が書いてあるか、さっぱりわかりません。
話者
南極老人
いきなりそんな勉強しても、わからなくて当然じゃよ。
話者
むらっち
そうなんですか?
話者
南極老人
物理はまず、全体像を把握することから始めるのじゃ。いまから、物理の正しい勉強法を教えよう。

<他科目の記事はこちら>

>>【化学勉強法】偏差値44から東大京大医学部に合格する方法


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受験生の9割がひっかかるワナとは

まず、高校物理の勉強を始めるにあたって、絶対に注意しなければならないことがあります。


これだけは、守ってください。それは何かと言いますと・・・
  • 教科書を読むだけでわかろう、と思わないこと
  • 最初から、難しい教材を、解こうとしないこと

たしかに、教科書は良書です。
しかし、いくら教科書を読んでも、わからない、わからない、の連続でしょう。

また、いきなり入試レベルの、難しい問題を解こうとしても、わからないことだらけでしょう。


この「わからない」という思いが、勉強を面白くないものにしてしまう一番の原因なのです。
だから、最初から「わからない」ことをしてはいけないのです。
  • 基本用語を覚えている
  • カンタンな計算問題ができる

それぐらいの基本ができていなければ、どれだけ良い授業を受けても、どれだけ良い教材を読んでも、いずれ行き詰まってしまうでしょう。
「基本が命なんて、当たり前だよ」と思ってしまう人もいるかもしれません。

けれど、国公立を目指して難しい教材を解いている受験生の中にも、基本ができていない人がとても多いのが現状です。

  • 難しい問題を解いているくせに単位の意味がわかっていない
  • いろいろな公式を暗記しているものの、その意味を理解していない

そんな受験生が何と多いことか!
そういう受験生は、いずれどこかで伸び悩むことになってしまいます。

今の段階では、難しい教材を解いている受験生が、なんとなくかしこそうに見えてしまうかもしれません。
しかし、それが危険なワナなんです。
このワナに9割以上の受験生がやられてしまうわけです。
けれど、あなたはもう大丈夫ですよね? 


なぜなら、もうすでに、この勉強法に出会ってしまったのですから。


物理の基本をたった7日で習得する方法

これから受験の物理を極めようというあなた。
そんなあなたが物理の基本を身につけるために、もってこいの教材があります。


イラスト入りで各分野を説明してくれている、とてもわかりやすい教材です。
これから難関大学を受験しようとしている人にとっては、カンタンすぎるように感じるかもしれません。
しかし、基本をナメてはいけませんよ。
この教材の物理の部分を、まずは1週間でやってしまいます。


物理の部分は100ページくらいなので、1日20ページも進めば十分。
チャート(図)が多くてとても読みやすいですから、これなら物理に苦手意識のある人でも、問題なく読み進めていけるはずです。


まずは1周することを目標にしてください。
これで一気に物理の全体像をガッチリつかんでしまいましょう。
そして、間違った問題にはチェックをつけておき、正解するまで反復練習しましょう。


この教材に出てくる計算問題は、これから物理の勉強を進めていくうえで、必ずできていないといけないレベルです。
物理の勉強を始めて、まだ間もない人はこの教材を何周か読んでみてください。

大切なのは、ザ~ッと読み進めていくことです。
そして、何周もすることです。
じっくり読むよりも、全体を何度もザ~ッと読んでください。
それが、潜在意識に知識を落とし込むコツです。

この教材の内容を何も見ずに説明できるぐらいになったら、次の教材に進みます。

化学と物理の基礎の基礎がよくわかる本
飯出 良朗

文芸社

売り上げランキング: 119,365

この教材はかなりぶ厚いです。
「こんなにやらなきゃいけないの!?」なんて圧倒されそうになりますが、大丈夫。
おすすめするには理由があります。


単位を制するものが、物理を制す!

あなたは序盤で物理の基本をマスターしました。
物理の全体像をある程度つかんでいるはずです。
そこで、次に重要になってくるのが単位たんいです。
化学と物理の基礎の基礎がよくわかる本』をおすすめするのは、単位について非常にわかりやすくまとめられているからです。


この教材は3部構成になっています。

 化学・物理に共通の基本

 化学の基本

 物理の基本

 

 化学・物理に共通の基本」の中で、単位について書かれている部分。
この部分を徹底的に理解してください。
「単位を制するものは物理を制す!」、とにかく単位を徹底的に理解することで、ほかの受験生の一段上をいく基本を身につけることができます。


もしかして、あなたはこんなふうに思ってはいませんか?


「単位なんてオマケみたいなものでしょ?」と。


もし、こんな感覚を持ってしまっているとしたら・・・、とても危険です。


実際に単位をオマケ感覚で見てしまっている受験生が非常に多いのです。
単位をちゃんと理解することの大切さがわかっていないのです。
けれど、それは仕方ないのかもしれません。
単位の大切さを教えてくれる高校の先生が、なかなかいないからです。


では、物理において、単位がいかに大切なのかを、少し説明しましょう。


当たり前の話ですが、単位はその数値の「意味」を示します。
「単位 = 意味」です。

数式に出てくる値は、単位が付くことによって、「ただの数字」から、「意味を持った値」へと変化します。
この違いは、思いのほか大きいものです。


そしてさらに、大切になってくるのが「単位換算」
単位換算は、いわば「意味の換算」です。

 

密度の単位 熱量の単位 圧力の単位 ・・・etc.


いろいろな単位を、自由自在に変換できるようにしてください。
これができると、数式も自由自在に変換できます。
これができるだけで、導くことができる公式もあります。

単位のことをきちんと理解していると、センター「物理」「物理基礎」の問題が3秒で解けてしまうこともあります。


これから物理の問題をどんどん解いていくうえで、単位をきちんと理解しているのと、理解していないのとでは、得られる結果がまったく違ってきます。


その成果は1020も変わってくるでしょう。
最初の段階で単位をちゃんと理解しておくことが、後々のあなたの実力を飛躍的に伸ばす起爆剤になるのです。


今は焦る必要なんてありません。
あとで大爆発を起こすために、今は基本を大切にしてください。
そのために、化学と物理の基礎の基礎がよくわかる本』の単位の部分を何度も反復して、マスターしてください。


そのほかの部分は読み物として読んでみるといいでしょう。
とてもぶ厚い本ですから、じっくり解く必要はありません。

 

物理で伸び悩む受験生の共通点とは

いよいよ中盤に入ります。
序盤で身につけた物理の基本が役に立つのはこれからです。
しかし、中盤の勉強を始める前にひとつ、知っておかなければならない事実があります。
この事実を知らずして、中盤の勉強を進めていってしまうのは、とても危険なことです。
序盤編で、あなたがせっかく身につけた基本もムダになってしまう危険すらあります。
それぐらい危険です。
ぜひ知っておいてください。
その事実とは何か?


物理という教科は勉強法を間違えてしまうと、恐ろしいほど成績が伸びないのです。


本当に、恐ろしいほど伸びません。


「物理の授業はいつもバッチリ聞いている!」

「公式はもう全部完ぺきに暗記した!」

「何冊も教材を解いた!」


それでも、成績が一向に伸びない受験生がたくさんいます。
これはまぎれもない事実です。
「どうして、こんなに勉強しているのに成績が上がらないんだ!?
そういった受験生達はなげきます。
しかし、伸びないのには、伸びないなりの理由があるんです。


努力が足りないから?

才能がないから?


物理の成績が伸びない受験生には「ある共通点」があります。
成績が伸びない理由は、その共通点に気づいていないからです。
その共通点に気づかないまま、やみくもに勉強を続けてしまうからです。
その「ある共通点」とは何でしょう?


「覚えた公式の使い方がわかっていない」ということです。

公式はたくさん覚えているけれど、どこで使っていいのかわからないのです。
つまり、「どの公式を」「どのタイミングで」使うかわからないのです。
公式を使う「必然性」をわかっていない状態ですね。


これでは、いくら公式を暗記したって宝の持ち腐れです。


では逆に、「必然性」がわかっている状態とは、どういう状態なのでしょう?


それは、「この場面だったら、この式を使うのが当然だよね」ということがパッと判断できる状態のことです。
物理脳ぶつりのうが目覚めている状態と言うこともできます。
この状態に至るには、次のことが大切です。

  • 「なぜ? なぜなら・・・」を追う
  • 図を書いて数式と現象をつながるようにイメージする

これらのことは物理を勉強するうえで非常に大事なことです。
「なぜその場面でその式を使うのか」がわからなければ、必然性を身につけることはできません。
実際に図を書いてみて、数式がもつ意味を現象とリンクさせて考えるのも重要です。


しかし、「必然性」を理解するためには、本当にそれだけで十分なのでしょうか?


問題を見ただけで、パッとどの式を使うのか判断できるようになるのでしょうか?


答えは「NO!」です。
なぜだかわかりますか?
それは、「頭で理解するだけでは使えない」からです。
少し具体例を挙げましょう。


想像してみてください。


今日はいよいよ入試。あなたは試験会場にいます。

これまで勉強してきた成果を試されるときです。


次の教科は物理。
周りは賢そうな受験生たち。
なんとも言えない張り詰めた空気。


問題が配られて、解き始めるあなた・・・。
しかし、いつもと感覚が違う。

緊張感やプレッシャー・・・、いろんなものがあなたをジャマしにかかります。


カッカッカッカッ・・・、周りの受験生達はどんどんペンを走らせます。


考えても、考えても、頭は真っ白。
いつものように働いてくれない・・・!

そんな状態になったときに、唯一、頼れるもの。
それは、「体で覚えていること」だけです。

体で覚えていることはどれだけ緊張しても、頭が真っ白になっても、出てくるものです。


「どの公式を」「どのタイミングで」使えばいいのか?


それを上手く説明している教材は、たくさんあります。
しかし、それを読んで「なるほど、そうか!」と頭で理解できても、物理ができるようにはならないのです。
体で覚えなければ、問題が解けるようにはなりません。


「教材を読んで公式の意味がよくわかった!」と言っていた受験生が、実際のテストで点数をとれないのは、それが原因です。
頭で理解しただけでは、「必然性」会得えとくしたとは言えません。
それだけでは、問題は解けないのです。


偏差値70以上の受験生が知る勉強法!

では、具体的にどうすれば「必然性」がわかるようになるのでしょう?

必然性を身につけるために必要なこと。

それは、「反復練習」です。

同じ教材を、最低7回は繰り返しましょう。
最低限の努力で、7回の反復練習をこなせてしまう。
それが南極流勉強法の〝強み〟なのです。


かつて、受験勉強の達人・南極老人が浪人生だったころ、あるリサーチをしたことがあります。

  • 物理の偏差値が70以上の受験生
  • 模試で成績優秀者として名前が載るような受験生

そんな受験生に、「実際どのように物理を勉強しているか?」を尋ねて回ったのです。
すると最初は、みんな本当のことを教えてくれません。

「高校生の時に『ファインマン物理学』を読んだ」

「『ブルーバックス』を読んだ」


などと言います。

しかし、物理初心者の段階でどのような勉強をしていたか聞いたところ、ほとんど例外なく、あることをしていたそうです。
偏差値70を超える物理の優秀者たちは、みんな、基礎的な教材を7回以上は解いていたのです。
これが、「必然性」がわかるようになる唯一の方法だったのです。


念のために言っておきますが、7冊の教材を解くのではありませんよ。
1冊の教材を7回解くのです。
1冊の教材を完ぺきにマスターすれば「どの公式を」「どのタイミングで」使うのかが、直感的にわかるようになります。


ですので、中盤では1冊の教材を7回以上反復する必要があります。
それにより、あなたも「必然性」会得えとくすることができるでしょう。


そこで、中盤にピッタリなのが次の教材です。

  • 『らくらくマスター 物理基礎・物理』河合塾物理科(河合出版) 略称『らくマス』
  • 『物理のエッセンス 力学・波動』浜島清利・著(河合出版) 略称『エッセンス』
  • 『物理のエッセンス 熱・電磁気・原子』浜島清利・著(河合出版) 略称『エッセンス』
物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)
浜島 清利

河合出版

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らくマス』か、『エッセンス』か。
べつに大した差はありません。
ぜひ直観で選んでください。
そして、いったん選んだら、最後まで貫いてください。
ここでも、高速復習法のセルフレクチャーを使うのですが、物理は、数学・化学とは違い、何度か手を動かして解く必要があります。
なのでセルフレクチャーのやり方も少し違います。
次の方法で7回以上、反復練習を行ってください。


物理のセルフレクチャー法

1回目 自力で解いてみる(1題につき15 分以内)
    → 解説を読む
    → 解法を覚える

     解説を覚えるときは、
      手を動かして解法を写す。

     1回目がいちばん時間がかかる。

     1度解いた問題は3日以内に復習する。

2回目 セルフレクチャーで復習(1題につき3~4分)

     1~2分考えても解き方が思い浮かば
      なければ、すぐに解説を読む。

     記憶が新鮮なうちに復習すれば
      2回目はラク。

     1度解いたら3日以内に復習。

3回目 セルフレクチャーで復習(1題につき1~2分)

     さらに復習がラクになる。

4回目 セルフレクチャーで復習(1題につき1分)

     この時期になると瞬間的に解法が
      イメージできるようになってくる。

     1度解いたら3日以内に復習。

5回目 自力で解いてみる(1題につき4~5分)

     もう一度、自力で最後まで解く。
      計算も、ちゃんと最後までやる。

     できばえは、どうだった?
      ちゃんと、解き方は思い浮かんだ?

     うん、うん、上出来、上出来。

     たとえできなかったとしても、
      気にしない。

     計算を間違えても気にしない。

     間違えた部分は教材にメモして、
      二度と同じ間違いをしない。

     次回の復習からは、
      そこもセルフレクチャーする。

     そして、3日以内に復習!

6回目 セルフレクチャーで復習(1題につき30)

     ここでも3日以内に復習。

7回目 セルフレクチャーで復習(1題につき15 )

     3日以内に復習は忘れないように。

8回目 セルフレクチャーで復習(1題あたり7~8秒)

     このレベルになると、
      セルフレクチャーというより、
      速読(右脳読み)。

     より一層、潜在意識が働きやすくなる!

     なんと100問が15分以内で復習できる。

     『らくらくマスター 物理基礎・物理
      なら、1冊30分で復習完了。


わからない問題が勝負の分かれ目

教材を進めていく中で、解説を読んでも、どうしてもわからない問題に出くわします。


物理の成績が伸びない人は、そのわからない1問にこだわってしまいます。
わからない1問をわかるまで考えてしまうのです。
たった1問の問題に足止めを食らうことがどれほどもったいないことかが、わかっていないのです。


わからない問題が出てくる

その1問に長い時間考えこむ

その結果わからない

ヤル気がなくなる


という悪循環におちいってしまうのです。


この悪循環にはまるほど、潜在意識には「物理は難しい。自分は物理が苦手だ」と刷り込まれてしまいます。
「自分の力で考えぬくことで、頭が良くなる」というのは、迷信でしかありません。
1問の問題を何十分も考え込んでしまうようなことは、絶対にしないでください。
わからない問題に対してどのように時間を使うかは、受験生にとって、とても大切なことなのです。
少し考えてわからない問題はすぐに飛ばしましょう。


その際、「どうしてこの公式を使うのだろう?」と、少し考えてみてください。

そして、すぐに飛ばします。
切り替えが大切です。
わからない問題を、わからないままにしておくのは、とても気持ちが悪いかもしれません。
けれど、無視してそのまま教材を1周してしまいます。
そして、2周目、3周目とその教材を繰り返していきます。


すると、再びその問題に出会ったとき、以前は全くわからなかった問題がわかるようになっていたりします。

実際、そのような経験をしたことはないでしょうか?


そのときはわからなかったけれど、後になってわかるという経験。

これも実は潜在意識の働きです。
潜在意識は私たちが一度、疑問に思ったことは、その問いを忘れてしまっていても答えを探し続けています。

それはまるで、インターネットの検索エンジンのようなものです。
検索エンジンはキーワードを打ち込むと、そのキーワードに関連したサイトが見つかるまで検索してくれます。
潜在意識も全く同じように働いているのです。


ですから、解説を読んでわからなくてもかまいません。
わからない部分には下線を引いて、とっとと飛ばしてください。
あとは、潜在意識にお任せしてください。
あなたがほかの問題を解いている間に、潜在意識がその答えを探してくれています。


そのように問題を進めていき、7、8周やったころにはわからない問題がかなり少なくなっているはずです。
それでもわからない場合は、誰かに質問しましょう。
今まで何度も考えてきた問題なので、その問題がわかったときには、頭の奥深くに刻み込まれます。

こういうわけで、わからなくても最初は飛ばしてください。
そして、まずは7回解くことを目標にしてください。


物理の応用力をさらに上げる方法

さらなる、物理の高みをめざすなら、

秘伝の物理
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がおススメです。丁寧な、DVD、WEB解説つきです。『らくマス』か、『エッセンス』かを学び終えた後なら、『秘伝』は、ある意味、楽勝でしょう。

「わかった!」と実感する人も、いるかもしれませんね。
しかし、ちょっと待ってください。
7回以上反復するまでは、その「わかった!」という感覚は、決して信じないでください。

それは、偏差値70の「わかった!」ではありません。
入試物理の極意ごくいは、カラダで覚えること。
カラダで覚えるまで、7回以上、反復するのです。
そうすれば、偏差値70の感覚が、バシッとつかめる日が、必ず、やって来ます。


さて。
物理の偏差値が70以上の受験生には、ある共通点がある、というお話でした。
それは、1冊の教材を7回以上反復練習していることです。
しかし、実は、もう一つ共通点があります。

 

それは、物理〝モデル〟を覚えていることです。


物理〝モデル〟と言われても、ピンとこないでしょうから、物理の〝問題パターン〟という理解で、かまいません。
たとえば、力学にはバネの問題がありますが、バネの状態にはいろいろなパターンがあります。


バネの状態
  1. 鉛直方向に吊るされているバネ
  2. 並列につながれたバネ
  3. 直列につながれたバネ
  4. なめらかな斜面上でのバネ

こういったパターンのことを〝モデル〟と呼びます。
それぞれの〝モデル〟には、おおよそ、決まりきった、問題の出し方と、解き方がセットです。

簡単に言うと、「知ってさえいれば、あっさり解けるが、知らなきゃ、どうしようもない場合がある」ということです。


こればっかりは、知らなきゃどうしようもない、という世界なので、本気で、物理の上級者(偏差値70以上)をめざすなら、できるかぎり多くの物理〝モデル〟を学ぶ必要があります。


もしあなたが、東大・京大・医大などの難関を目指しているのなら、なおさらです。
らくマス』か『エッセンス』。
さらに、『秘伝』まで学び終えたあなたは、すでに、かなりの物理〝モデル〟つうです。

この勢いで、一気に、すべての(入試)物理〝モデル〟をカバー(網羅もうら)しませんか。


「エッ?すべて・・・なんて、時間的に、ムリでしょ?」
「いったい、何十冊、解けばいいの?」

と思うかもしれません。


でも、大丈夫。
たった一冊で、(入試)物理のありとあらゆる〝モデル〟がカバー(網羅)されているという、恐るべき教材がありますから。
南極老人は、毎年毎年、本屋に並ぶすべての教材に目を通していますが、これ以上に、重要な物理〝モデル〟がカバー(網羅)されているものは存在しない、と断言しています。

体系物理[第6版] (体系シリーズ)
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難問題の系統とその解き方物理
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体系』は、かつて、「京大物理のバイブル」と言われていました。

難系解』は、東大向きです。
どちらか1冊を選んで反復練習しましょう。
(どっちを選ぶかは、あなたの志望大学の出題傾向しだいですが、よほど腕に自信がないかぎり、『体系』をおススメします。)

さて。
らくマス』か『エッセンス』。
そして『秘伝』。
さらに『体系』か『難系解』。
それでも、まだ、心配なあなたに。


あなたは、この『大逆転勉強法』の中盤で、しっかりと〝物理脳〟を育てました。
さらに、あなたは、『体系』か、『難系解』かの物理〝モデル〟に習熟しました。
この後、終盤のトレーニングを積めば、間違いなく、ほぼ、すべて(99)の入試問題が解けるようになるはずです。
なぜ、そう、断言できるのか。


それは、「すべての難問は、単純な物理〝モデル〟の組み合わせに過ぎない」からです。
いっけん、パッ、と見て難しそうな問題でも、「この問題は、あのモデルと、あのモデルとの組み合わせだな・・・」「この電磁気の問題は、力学の〝モデル〟を、電磁気に、あてはめただけだな・・・」というぐあいに〝見抜く〟ことができれば、意外に、あっさり、解けるものです。
そのカギを握るのが、中盤の〝物理脳〟と、〝モデル〟と、この後に紹介する、終盤のトレーニングです。


体系』は、A問題と、B問題とに分かれているので、まずはA問題からマスターしましょう。
1回目は、自力で解いてみて、解説を読んで、解き方を覚えます。

その後、3~4回セルフレクチャーして、5回目に再び解いてみて、サクサク解けるようになったら、B問題に進みましょう。
おおよそ、すべての問題を、セルフレクチャーで7~8回は、反復練習しましょう。


難系解』は、例題と、練習問題とがありますが、まずは例題から。
コツは、問題文と「考え方の基本」を、細部まで、目を閉じても、思い出せるほど、よく読み込むことです。
その後、解答を読めば、効率よくマスターできます。
(ちなみに、「解説」は、難解なので、読み飛ばしてもかまいません。)
例題を反復練習してマスターしたら、練習問題に進んでください。
(時間が足りなければ、練習問題はカットして、終盤のトレーニングに進んでも、かまいません。)


難系解』は、かなり手強てごわいので、やってみて歯が立たなければ、無理をせず、『らくマス』、『エッセンス』、『秘伝』に戻るか、『体系』に進んでください。
そちらを完全吸収するほうが、『難系解』で消化不良になるより、はるかに有益です。


潜在意識のチカラを活用する!

南極流勉強法では、「ゴールからの発想」を重視します。
「ゴール=志望校の過去問」です。

はじめ(スタート)の段階から、ゴールを意識してください。

ここでは、潜在意識を活用した勉強法をご紹介します。


潜在意識のアンテナを立てる

まず、志望校の過去問を、パラパラ・・・とでもいいですから、ながめてください。
「さっぱりわからない」「まったく歯が立たない・・・」でも、かまいません。
はじめ(スタート)は、そんなものです。
そこから、合格最低点以上の点数(ゴール)まで、1点、2点、3点・・・と、少しずつ、近づいていけばよいのです。
そうやって、常に、ゴールを意識しながら勉強するのです。
合格最低点は、大学によって異なりますが、多くの大学では7割前後です。


東大理は、5割前後、理は、6割5分以上。

センター試験は、8割以上(最難関は、9割以上)をめざし、二次・私大は7割以上をめざします。


最初は、赤本(過去問)をパラパラ・・・と眺めるだけでも構いません。


「それが何の意味があるの?」と思う人もいるかもしれませんが、実は、潜在意識のアンテナを立てるために、そうするのです。


パラパラ・・・とでも過去問を見ていると、それは潜在意識にインプットされます。
あなた自身は忘れていても、潜在意識はちゃんと覚えてくれています。
これにより、過去問の傾向に近い問題を、潜在意識は、自動的にサーチし、キャッチしてくれます。


「ここは重要!」

「ここは、あんまり重要じゃない」


と、無意識のうちに、自動的に、判別してくれているのです。

こんな便利な能力、使わない手はないでしょ!


潜在意識を引き出す物理の仕上げ方

いよいよ終盤では実際の過去問を解きます。
センター「物理基礎」「物理」の過去問は11月ごろ。
二次、私大の過去問は12月ごろ。
中盤を乗り越えていれば、これぐらいの時期からでも十分に間に合います。


過去問を解くうえで、実力をさらに飛躍させる、とっておきの方法があります。


まず過去問を解く際に、今まで、あなたがマスターしてきた〝バイブル本〟(『らくマス』、『エッセンス』、『秘伝』、『体系』、『難系解』)を横に置きながら、それらを意識しながら、過去問を解きます。

これまで〝物理脳〟を育ててきたので、驚くほど、サクサク解けるでしょう。
次に、答え合わせをして、復習します。
ここが肝心です。

その際に、〝バイブル本〟と、過去問とを見比べます。
どこかに、似た問題は、ありませんか?
同じ〝モデル〟の問題。
同じパターンの問題。
同じ数式を使う問題。
それを〝バイブル本〟の中から探します。
「この問題は、あの本の、あの問題と、そっくりだなぁ」と。


あなたの頭の中には、入試問題を解くために必要な知識(公式、モデル、感覚)が保存されています。
しかし、せっかくの知識も、本番で使えなかったら意味がありません。
本番で、100%、使いこなせるように、頭の中の引き出しから、知識を引き出す練習をしておくのです。
要は、"引きだし上手"になることです。


最終的には、〝バイブル本〟を横に置かなくても、「この問題は、あの本の、あの問題と、そっくり」と、反応できるようになれば、しめたもの。
どんな問題が出題されても、たとえそれが初見の問題であっても、すべて、知っている問題のように見えてきます。


すでに、お分かりの通り、試験当日、「知っている問題が出た!」という受験生は、ただ、運が良かった、わけではありません。
勉強方法、頭の使い方、潜在意識の活用の仕方が、上手だったのです。


普通なら、「運がよかったねぇ」で、済まされてしまいますが、南極流勉強法では、「こうすれば、誰でも、その奇跡を呼び込めるよ!」と教えています。



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