こんにちは。
ふゆぴーです。
先週も松本道弘先生がミスターステップアップに来られて、一緒に英語教材の作成をしていました。
(松本道弘先生って、こんな人)
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いつもながら、その教養の高さと知識の深さ、英語力に感心されっぱなしなのですが、今回の滞在でも、一つ驚きのエピソードがありました。
そのエピソードを今日は、お話ししますね。
松本先生は、毎朝9時にミスターステップアップへ来て、塾生に混じって勉強されているのですが、その勉強法が異次元。
というのも、イギリスの経済誌であるエコノミストを読みながら、イヤホンを耳にさし、YoutubeでCNN(アメリカのニュース番組)の音声を聴きながら、さらに、英語で絵日記を書いていたのです。
日本語でも、雑誌を読みながら、ニュースを聴いて、さらに、日記を書くことが難しいのに、3つのことを英語で同時にこなすなんて、なんでそんなことができるのか意味が分からん。笑
で、なぜ、そんなことができるのか?を松本先生に聞いたところ、マルチタスクの秘訣を教えてくれたので、時間がない受験生にもシェアしておきますね。
英語の4技能といえば、
「読む」
「聴く」
「話す」
「書く」
ですが、会話は、聴いて、話すを同時にしないといけないし、リスニングのテストは、読む・聴く・書くを同時に行わなくてはいけません。
では、どうやって同時に読む・聴く・書く・話す・書くということがスムーズにできるのか?
松本先生は、マルチタスクを行う秘訣は、自分自身が「水」のように柔軟にしておくことだと仰っていました。
水は、固体(氷)・液体(水)・気体(水蒸気)と自分がいる環境に合わせて、どこにでも溶け込む柔軟性を持っていますよね。
水のように柔軟に学習するという心構えがあるから、読む・聴く・書くということを同時にこなすことができるのだ。
と話されていました。
そもそも、
「英語で読む・聴く・話す・書くなんて、同時にできるはずがない!」
と、思い込んでいれば、同時にやろうとする努力はしませんよね。
でも、「どうやれば、同時に行うことができるか?」
を考えるから、同時に行うための知恵が出て、できるようになっていくものだと思うのです。
松本先生は師と仰ぐ剣豪である宮本武蔵が編み出した「二刀流」。
それまでの剣術の価値観を持ったままでは、この二刀流も生まれることはなかったでしょう。
松本先生自身も、同時通訳を究めるために、英語だけではなく、日本語の表現にも力を入れたそうです。
その結果、通訳する相手が英語をしゃべり終わる前に、通訳が終わっているという謎の現象を起こせるくらい同時通訳を究められたのです。
(通訳を究めると、最初にん相手が話すいくつかの単語を聴いただけで、何を言おうとしているかが分かるようになるそうです。)
iponeを生み出したスティーブ・ジョブズも、それまで携帯電話とパソコンとは別物だという考え方から、携帯電話にインターネットをはじめとしたパソコンの機能を搭載したことで世界中の人たちの生活が一変するほどの革命を起こしました。
なにかぶっ飛んだことをするためには、みんなが思っているような固定観念をとっぱらい、水のように柔軟に自分と考え方を変えていくことが必要ですね。
僕も、これからも飛躍的な成長ができるよう水のように柔軟な考え方を常に持っておきたいなと思います。
追伸
ミスターステップアップでは、英語名人・松本道弘先生と一緒に松本先生の英語を読む感覚を伝えるオリジナル教材を作成しています。
近日、詳細をお知らせできると思いますので、お楽しみに。
では!