【大学受験古文勉強法完全版】偏差値44から京大に合格!
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【大学受験古文勉強法完全版】偏差値44から京大に合格!

2018年11月9日

2018年11月23日

紫式部

話者
むらっち
先生!古文が苦手です!どうしたらいいですか?
話者
南極老人
単語と文法は覚えられているかい?文の主語はつかめているかな?
話者
むらっち
単語と文法、すぐ忘れちゃいます…。それに古文は主語がコロコロ変わるから、話しの内容が全然わからないんです。どうしたらいいですか?
話者
南極老人
古文は苦手な人が多いけど、正しい方法で勉強すれば、確実に出来るようになるんだよ。今から私が南極流古文勉強法の真髄を伝授することにしよう。

古文が苦手な人が多く毎日のように相談メールが来ます。

古文ができない受験生が多いのは、古文の正しい勉強法を知らないからです。

私自身も大学受験生の時には古文が大の苦手で嫌いな科目の一つでしたが、ここで紹介する勉強法を実践することで、センター本番では満点(50点)を取ることができました。

また指導する生徒の中でも古文が10点→44点や早稲田の国語でも余裕の合格点が取れるようになった子など誰でも実践して成績を上げることができています。

今回は大学受験の古文を効率的に攻略する勉強法をご紹介します。

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1.古文攻略の3大要素(単語・文法・解法)

まずは古文勉強の序盤の進め方について解説していきます。

古文単語の勉強法

古文の序盤では、まず、ある程度の古文単語と古典文法を暗記します。

序盤で覚える古文単語は、200語ぐらいで十分です。

「200語って、少なすぎないですか?」と思われるかもしれませんが、序盤は本当にこれぐらいで十分です。

その代わり、完ぺきに覚えるのです。

何度も言うように、この"完ぺきに"というところがミソです。

序盤で、なにか1冊を"完ぺきに"することが真髄(しんずい)ですから、決して、ここで手を抜かないようにしてください。

  • ページ数は少なくてもいい
  • 単語数は少なくてもいいのです。
  • とにかく、完ぺきにやりきることです。

それが序盤の約束ごとです 古文単語のおススメ教材は、

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古文単語の意味をスラスラ言えることを目標にしましょう。

できれば、例文も何十回も読んで、あなたのストックにしてください。

小さな本ですが、内容はしっかり詰まっていますから、 サラッと読むだけでは、もったいないです。

南極老人が、21歳の頃、「国語を極めるぞ!200点とるぞ!」と燃えて、まずはじめに取り組んだのが、『基本古文単語の理解と征服』田中重太郎・著(現在は絶版のため入手不可能)という本でした。

この本で解説しているのも、わずか150語です。

南極老人は、それを3カ月ぐらいかけて、穴があくほど読んだそうです(今も南極老人は思い出の教材として手元に残していますが、それはもうボロボロです)。

音読したり、紙に書いたりして、何十回も読んだそうです。

さらに、『ビーコン 古文』(現在は絶版のため入手不可能)という読解用の教材を十回ぐらい読んでマスターしたそうです。

その後、潜在意識を活用して、模試でも、センター試験本番でも、ことごとく200点(満点)がとれるようになったそうです。

何度も言いますが、序盤こそすべてなのです。

古典文法の勉強法

さて、次は古典文法です。

古典文法は、ただ漫然(まんぜん)と教材を読み、授業を聞くだけでは、ダメです。

特に、古文読解に最も重要である助動詞は、接続・活用・意味を完ぺきに覚えないと、役に立ちません。

実は私も、はじめは古典文法の暗記には抵抗があったのですが、南極老人から、 あるトレーニングを「1日10分でよいから、やるように」と言われたので、やってみました。

それは、古典文法を1日10分、声に出して暗記することです。

たったの10分ですが、毎日声に出して暗記するだけで、2週間後には、スラスラと、助動詞の接続・活用・意味が言えるようになったのです。

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この本が暗記用にピッタリでおススメです。 例文を何十回も音読して覚えましょう。

古典文法は、声に出して覚えたほうが、はるかに定着率がよいのです。

古典文法を使いこなすには、アタマ(表面)で覚えるのではなく、カラダ(内面・潜在意識)で覚えないと、実際の読解には使えないのです。 たとえば、こんなふうにです。

  • 「助動詞『る』の接続は? 四段・ナ変・ラ変の未然形接続!」
  • 「助動詞『る』の活用は? れ、れ、る、るる、るれ、れよ!」
  • 「『る』の意味は? 意味は受身・自発・可能・尊敬!」

毎日声に出すだけで、わずか2〜3週間で覚えることができます。

それを、さらに定着させて、どんなに緊迫(きんぱく)した状況でも、試験本番のときにでも思い出せるようにするには10〜15分、必ず毎日の練習を続けることです。

『吉野式古典文法スーパー暗記帖 完璧バージョン』の巻末には、助動詞の暗記表があるので、それを完ぺきに覚えることを最初の目標にしてください。

その暗記表を完ぺきに覚えることができたら、続いて、助詞、動詞も完ぺきに覚えます。

古典文法を完ぺきに暗記している状態と、暗記していない状態とでは、古文を読む力は雲泥(うんでい)の差です。

ぜひ、本がボロボロになるまで、続けてください。

古文の解法の勉強法

私が古文を苦手としていたときには、読んでも読んでも、その内容が全くつかめませんでした。

登場人物の関係も、なにがなんだか、さっぱりわかりませんでした。

一通り問題文を全部読んでみても、わかるところは3行ぐらいでした。 古文は、まるで宇宙人の言葉のようでした。

その後、「古典文法もできるようになったし、古文単語もだいぶ覚えてきたし、よしっイケルぞ!」と思ったときにぶつかった壁がありました。

壁というより、単に、やっていなかったことがあったのです。

それは、テクニックの習得です。

テクニックが身についていなかったのです。

覚えたテクニックをきちんと使っていなかったのです。

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この教材を5、6回、反復練習した頃に、だいぶ古文というもののパターンが見えてきます。

「ドラえもん」の話のパターンがいつも同じなように、 「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」の結末がいつも同じなように……。

古文の話の流れも、ほんの数種類のパターンしかありません

それを、潜在意識に覚え込ませればいいのです。

さらなる問題演習を通じて、 テクニックを磨き(この後、方法を説明します) ストックをどんどん増やして、 "古文(こぶん)脳(のう)"が目覚めれば大丈夫です!

『センター古文 満点のコツ』は小さい本ですが、 読解に必要なほとんどのテクニックが網羅(もうら)されています。

これを2〜3カ月ぐらいかけて、徹底的に反復練習してください。

この教材に書いてあるテクニックは、 一言一句、完ぺきに暗記します。

そして、「古文を読む度にこれらのテクニックを実行している」 という状態にしてもらいたいのです。

それで序盤の勉強が仕上がります。

ところで、みなさんの中には、 「古文のテクニックは、予備校に行かなきゃ、学べないんじゃないの?」 「授業を受けなきゃ、古文はダメなんじゃないの?」と思う人がいるかもしれませんね。

でも、大丈夫です。

わざわざ授業を受けに行かなくても、 必要なテクニックは、100%教材に書いてあります。

なぜ、100%だと言いきれるのか?

それは、実際にリサーチしたからです。

実際に、10名以上もの有名予備校講師の授業を、 ある方法でリサーチした結果、

  • 古文読解に関しては、◯個のテクニック
  • 古典文法に関しては、◯個のテクニック
  • 古文単語に関しては、◯個のテクニック

が発見されたのです。

◯個というところは、 企業秘密なので公開できませんが、 驚くべきことに、そのほとんどすべてが、 わずか数冊の教材に書かれていました。

だから、安心して、 私が紹介した通りに勉強してください。

予備校で業を受けているライバルに対しても、圧倒的な差をつけることができるはずです。

特に、『センター古文 満点のコツ』には、予備校で習う、ほぼすべての読解テクニックが紹介されています。

また、『吉野式古典文法スーパー暗記帖 完璧バージョン』には、 予備校で習う、ほぼすべての文法テクニックが紹介されています。

たった2冊で、予備校一年分の授業エッセンスが学べます。

それを2〜3カ月で、完ぺきに習得したとしたら… スゴイことになりますね!

では、なぜそれを読む人がたくさんいるにもかかわらず、 「習得できる人」と「できない人」が存在するのでしょうか? 

これこそが、反復練習の差です。

ストックの差です。

潜在意識の"古文脳"の差なのです。

ゴールから発想する勉強法

古文における、ゴールからの発想とは、何でしょうか?

  • スタート→序盤、基礎力、目の前のテキスト、現在の学力
  • ゴール→終盤、解答力、志望校の過去問、志望校合格

つまり、「スタートとゴールが、つながっている」 という状態を作ることです。

「つながる」とは、次のような状態です。

  • 終盤をイメージしながら、序盤を反復練習する。
  • 「本番で7〜8割取れる本番力とは、要は、基礎力のことだ!」 と確信できるように、ゴールとスタートを行ったり来たりする。
  • 目の前のテキストを完ぺきにしながら、 これを志望校の過去問を解くときに、 「どうやって生かせばよいか」をイメージしながら勉強する。
  • 志望校に合格するためには、現在の学力では、 「何が足りないか?」「何点足りないか?」をイメージして、勉強する。

こうしたことが"つながっている"という状態を作る勉強法です。

古文大失敗の回避術、安定して高得点を狙う

いったいどのレベルになれば、 古文の入試問題を安定して解けるようになるのか、 というところに話を移します。

入試問題を安定して解けるようになるには、 ある程度のストック(=学習した全訳&原書の絶対量)が必要です。

文庫本に換算して、最低でも、 1000〜1500ページ分の古文のストックを持つことです。

できれば、2000ページ以上。 理想は、3000ページ以上です。

ちなみに、『枕草子』(岩波文庫)は約300ページで、 『源氏物語』(岩波文庫)は約2000ページです。

ところで、「授業をたくさん受ければ古文は得意になる」 と考えている人もいるかもしれませんが、 授業だけでは、ストックは全く足りません 。

しかも、授業をたくさん受けるとなれば、 予習・復習にも時間が必要です。

時間不足になり、 他教科にも、しわ寄せがきてしまいます。

授業だけではどうにもならない「自分でやるべきこと」が 山ほどあるということを知りましょう。

「基本の暗記」「問題演習」「ストックを増やす多読」、 これらは自分でやらねば意味がありません。

なぜなら、予備校で1年間に扱う古文のストックは、 たかだか100ページです。

必要となるストックの10分の1にも満たないのです。

これでは古文で大失敗してしまうのも、うなずけます。 授業だけでは、明らかにストックが少なすぎるのです。

1日も早く、授業に依存(いぞん)する勉強法から卒業しましょう。

2.古語辞典の丸暗記で古文の成績が飛躍

中盤からは、『古語辞典』を使います。

すでに『古語辞典』を持っているという人も、 できれば、次のいずれかをおススメします。

ベネッセ全訳コンパクト古語辞典
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MD古文 (MDシリーズ)
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ここで、南極老人の昔の教え子のエピソードを紹介します。

入試まで、あと半年の時点で偏差値が30しかない。

しかし「ゼッタイに早稲田大学に行きたい!」と言う。

その子に「言われたとおりに勉強するか?」と聞くと、「ゼッタイにやります!」と答えたので、その日から毎日、古文のテストをしたそうです。

990ページぐらいある 『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』から、毎日10ページずつ、範囲つきテストをしたのです。

その生徒は、本当に一生懸命勉強し、 毎回9割以上正解したそうです。

それで約4カ月後、どうなったと思いますか? 

なんと、偏差値が70を超えたそうです。

ちなみに、古文だけではありません。

英語は『MD英語』(朝日出版社)から毎日10ページずつ、範囲つきテスト。

現代文は『MD現代文』(朝日出版社)から毎日10ページずつ、範囲つきテスト。

日本史は『一問一答 用語問題集』(山川出版社)から毎日3ページずつ、範囲つきテスト。

仕上げたのは、それだけです。

それだけですが、4カ月で、偏差値30→70になったそうです。

もちろん、早稲田大学にも合格しました。

スゴイ話です。

でも、こんなメチャクチャな方法は、 誰にでもできるわけではありません。

いくらなんでも、辞書を覚えるなんて……。

たしかに、そう思います。

そう思いますが、 人間、本気でやろうと思えば、 それぐらいのことはできるわけです。

あなたに、「古語辞典を覚えなさい」とまでは言いません。

そんなメチャクチャなことは言いませんが、 実は、私もこのエピソードを聞いたときに、 「今までの自分の努力は"へなちょこ"だった……。 もっと気合いを入れよう!」と思ったわけです。

それで、教材を解くときも、 ストックのための読書をするときも、 四六時中、ヒマさえあれば、辞書を読んでました。

そのうち、気がついたら、 『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』の古文単語、 古文常識は、ほとんど覚えてしまっていました。

おかげで、センター古文も、 京大の2次試験の古文も、スラスラ読めたのです。

ですから、「2000ページ読んだらストックは十分です」とか、 「550語覚えたら古文単語は大丈夫です」とか、 「100題、入試問題を解いたらオッケーです」とか、 そういうふうに勉強法をとらえないでください (それらは目安にすぎません)。

そうではなくて、 ヒマさえあれば「英語のあの問題のthat 節の訳し方は……」、 「数学のあの問題のn+2 のところが……」、 「現代文の、あの問題の設問2のところが……」、 「源氏物語のあの場面の続きは……」というように、 受験勉強のことを具体的に考え続けられるようになれば、 "英語脳""数学脳""国語脳"が目覚めるのは 時間の問題です。

そして気がついたときには、 「2000ページのストックも、 古文単語550語の暗記も、 100題の入試問題も、終わっていた!」 というのが理想です。

古文読解に必要な情報は、 ほぼすべて古語辞典に書いてありますから、 ヒマさえあれば、"辞書を読む"ことをおススメします。

古文原書の読みまくりで、ストックを増やす

さて、「ある程度の古文単語を覚えた」、 「古典文法も覚えた」、 「『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』も用意した」 というあなたは、次のステップに進みます。

それは何かというと、原書(全訳つき古文)を 読みまくることです。

原書を読むのに心理的な抵抗があれば、 全訳を読むだけでもかまいません。

限られた時間の中で、 何倍もの効果を上げるには、これが一番です。

比較的読みやすいのは、 『竹取物語』、『伊勢物語』、『徒然草』あたりです。

そこから始めて、『枕草子』を読破すれば、ストックは、 かるく1000ページを越えます。

ちなみに、枕草子は 『桃尻語訳・枕草子』橋本治・著(河出書房新社)がおススメ。

原書に手を出しづらいというのなら、とりあえず、 全訳本から読み始めてください。

とても読みやすいので、知らず知らずのうちに引き込まれ、 平安時代の人のものの考え方が身につくでしょう。

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)
橋本 治 河出書房新社 売り上げランキング: 122,915

源氏物語は、マンガ『あさきゆめみし』大和和紀・著( 講談社) もしくは『ゴロゴ板野の源氏物語講義』板野博行・著(アルス工房) なども必読です。

時間のある人は、『源氏物語』瀬戸内寂聴・著(講談社)を 読んでみるとよいでしょう。

全巻読み切るのは、なかなか大変ですが、 これだけでも、古文のストックは爆発的に増えます。

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ゴロゴ板野の源氏物語講義
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源氏物語 文庫 全10巻 完結セット (講談社文庫)
瀬戸内 寂聴 講談社 売り上げランキング: 182,939


音読で古文の栄養分を吸い尽くす

勉強法には、目に見える部分と目に見えない部分とがあります。

目に見える部分というのは、

  • 「英単語を何千語覚える」
  • 「どの教材がおススメです」
  • 「ノートは、こんなふうにとればいいです」
  • 「この問題は、こういうふうに解けばいいです」

とか、そういうアドバイスです。

目に見える部分の情報は、 その気になれば、誰でも手に入れられます。

ネットで紹介されていたり、本に書いてあったり、 塾で教えてくれたり、学校の授業で教えてくれたりします。

しかし、そういう目に見える情報というのは、 手に入りやすい代わりに、人によって合う、 合わない(=相性)があります。

性格、実力、頭の良さにより、相性があります。

しかし、目に見えない部分の情報は、 そうカンタンには見つかりません。

カンタンには見つかりませんが、 いったん見つければ、その情報は、 誰にでも当てはまります。

性格、実力、頭の良さには関係ありません。

南極流では、この目に見えない部分を重視します。

だから、潜在意識とか、ゴールからの発想とか……、 一見、受験には関係なさそうなことも説明していますが、 実は、これが関係大アリなのです。

目に見えない部分を変えなければ、 決して、人生は変わりません。

目に見えない部分を変えなければ、 逆転合格もできませんし、 7カ月で偏差値を20も上げることもできません。

さて、それでは、 古文における目に見えない部分の鍛え方のお話をします。

それは、「古文の栄養分はどうすれば吸収できるか」 という話です。

いろいろありますが、 まず、一番大事なことは、音読することです。

古文は、英語と同じように、音読することが大事なんです。

そして、音読に最適なのが、この本です。

古文読解ゴロ565入試出典ベスト70―大学受験
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この本を毎日10〜20分ずつ音読するようにすれば、 古文の"栄養分"を吸収することができます。

古文独特の表現・古文のニュアンス・古文のリズムを カラダで覚える(潜在意識に入れる)ことができます。

ストックも増えます。

ぶっちゃけ授業を1時間、聞くヒマがあったら、 音読を1時間するほうが、ゼッタイに効果が出ます。

音読を毎日続けることによって、 ナマの古文が潜在意識の中にインプットされて、 やがて"古文(こぶん)脳(のう)"が目覚めます。

最初から何時間もやろうとせずに、 まずは、毎日10〜15分以上、音読する習慣をつけてください。

音読は、習慣化することが一番大事です。

習慣=潜在意識だからです。

音読しているうちに、 中盤以降で必要な単語(約550個)も、 自然に覚えられます。

文学史の勉強にもなりますので、 隅から隅まで頭に入れるようにしてください。

敬語が読解の鍵を握る!

「敬語がニガテです……」とよく耳にします。 しかし、本気で古文の敬語をマスターしようと思うなら、 5日もあればマスターできます。

おススメはこの教材です。

吉野式スーパー古文敬語完璧バージョン (快適受験αブックス)
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古文が難しいのは、主語がわかりにくいからです。

いちいち主語が省略されていたり、 主語が入れ替わったりします。

単語・古典文法が完ぺきでも、 主語がわからないと、ストーリーがつかめません。

そこで、主語を確定するために ヒントとなるのが、"敬語"です。

暗記しなければならない知識は 『吉野式スーパー古文敬語 完璧バージョン』の 18ページから36ページまでの、 たった19ページにすべて紹介されています

敬語が理解できれば、読解力もさらにアップします。

また、入試までに時間がある人は、 和歌の対策をやっておくようにしましょう。

和歌を完ぺきにするのは難しいですが、 最低限の知識(掛詞、枕詞、序詞、縁語など)を 覚えておくようにしましょう。

これらの知識があるだけでも、 センター試験などで正解を選ぶことができることもあります。

ただし、和歌の深追いは禁物です。

おすすめの教材はこちらです。

SPEED攻略10日間 国語 和歌
北村七呂和 Z会 (2012-07-02) 売り上げランキング: 54,003


これなら10日間で必要な知識をマスターすることができます。

「主語」の把握が古文読解の1番のポイントだ!

敬語表現が主語の把握のために鍵を握るということは前の項で言いましたが、実は古文の読解において主語の把握こそが1番大切なポイントになるのです。

古文単語・文法を仕上げている前提での話になりますが、「どれだけ古文単語・文法を覚えてテクニックを駆使してもなかなか古文が読めない!」という受験生の声を聞くのです。

なぜ、そうなってしまうのかというと主語が明確に把握できていないからです。

そもそも日本語は英語のように主語を明示しません。

それは古文でも同じです。

受験生からしたら、「書いてくれないから主語がわからない」ということですが、逆に作者は「わざわざ書かなくても分かるよね」と思って書いているわけです。

つまり「主語をわざわざ明示していなくても主語が分かるようなヒントが必ずある」ということです。

そこで主語を把握するために4つの手段があります。

まずは、先ほど紹介した、『センター古文 満点のコツ』を繰り返し何度も反復して、スラスラと使いこなせる状態にしましょう。

そして、敬語からも主語を把握することができます。

例えば、尊敬語が付いていれば身分が高い人、謙譲語しかついていなければその主語は身分が低い人、そして目的語は身分が高い人ということがわかります。

そのように敬語を使うことによって主語を特定することが出来ます。

古文常識からも把握できます。

例えば当時は、貴族の女性は自分の顔や姿を見られることは、現代でいう裸を見られるくらい恥ずかしいことでした。

結婚についても、男性が女性の元に三日間通うことで正式に結婚するという流れでした。

このように、貴族の女性が外出することはほとんどないわけです。

ですから「〇〇に行く」「どこどこの屋敷に行く」という表現があったらその主語は男性であると特定できます。

設問注・リード文にもヒントがあります。

 「なになにがどこどこに行った、それに続く文である」となっていれば、その人が引き続き主語だろうということだったり、設問の部分に「傍線部aは〇〇の心情である」というように書いてあったりとか、注を見ればわかることがありますので、見落とさないようにチェックしておきましょう。

とにかく、テクニックを使う、敬語を活用する、常識的に考えていく、ということから主語を特定してくことが非常に大事になってきます。

上記のことを念頭に入れて主語の特定するための知識をつけたとしても、すぐに古文が読めるようになるかというと、残念ながらそうではないのです。

例えば男女2人の登場人物の問題文があるとします。

本文を読み進めていくと誰かが発言して、「を・に・ば・ど・ども」があって主語が切り替わる、さらに進めていってまた主語が切り替わる。

「A→B→A→B」といった具合に主語の切り替わりのタイミングで、主語がAであるのかBであるのかを追って行くことはできます。

しかし、数行読んだだけではAとBのどちらが男でどちらが女なのかというのは分からないのです。

古文が読めない人というのは本文を3行くらい読んで、分からないからと途中で諦めてしましがちです。

でも、その段階で諦めてしまうのはまだ早いわけです。

古文を読み解くために大事なことは辛抱強く我慢しながら読み進めることが必要なのです。

読み進めて本文の後半になったとしても、ある箇所で主語が分かれば、ドミノ倒しのように次々と主語を明らかにすることができるのです。

どの切り口で主語がわかるのかというのは自分で読み進めながら考えていく必要があるわけですが入試の問題には必ずどこかで主語がわかるようになっています。

とにかく古文が難しいのは、主語が分からないという点なので全ての主語を把握する必要はなくて、一箇所でも主語が把握できれば周りがわかってくるので、わからないなという気持ちを先行させるのではなく、魚釣りのようにじーっと辛抱強く待ちましょう。

パクッと食いついたら一気に引き上げますよね。

古文も同じで、一箇所わかればそこを皮切りに広げていけばいいわけです。本文の冒頭から主語がわかる必要がないし、全部の主語わかる必要もないです。

英語みたいに最初から直読直解しているわけじゃないので、これは偏差値70の受験生だろうが、やっていることは同じです。

一箇所わかるポイントがあって、そこを切り口にどんどん広げて設問を解いていって高得点につなげて合格点をとっていっているのが実情なのです。

3.古文の過去問演習で仕上げる

古典文法→単語→テクニック →音読→ストックを増やすための読書。

これらの次の段階は、いよいよ問題演習です。

1週間あたり、最低、2〜3題は解きましょう。

私立文系の受験生で、時間をさける人は、 1週間あたり、5〜6題は解きましょう。

文系の受験生なら、以下の教材がおススメです。

古文上達 基礎編 読解と演習45
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古文上達 読解と演習56
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小泉 貴 Z会出版 (1991-09-01) 売り上げランキング: 33,583
基礎古文 (実戦演習)
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標準古文 (実戦演習)
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はじめの一歩古文読解問題集 (駿台受験シリーズ)
関谷 浩 駿台文庫 売り上げランキング: 72,115


どれも良書ですので、 時間の許すかぎり解いてください。

理系の受験生なら、 『センター試験 国語[古文]の点数が面白いほどとれる本』(中経出版) というセンター対策用の教材や 『マーク式総合問題集 国語』(河合出版) という予想問題集を解きましょう。

解き終わった問題は、全訳を読んで、 問題文(古文)を音読して、 これも自分のストックにしていきましょう。

マーク式総合問題集国語 2017 (河合塾シリーズ)
河合出版 売り上げランキング: 4,129


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