【漢文】最初の1冊!ぶっつけセンター漢文の使い方3つのポイント

最初の1冊!ぶっつけセンター漢文の使い方3つのポイント
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柏村 真至

柏村 真至

京都大学文学部卒。浪人が決まった春、受験の達人南極老人に出会い、逆転合格を果たす。『E判定からの大逆転勉強法』などを執筆し、一躍カリスマ講師に。南極老人いわく「彼ほど完璧に大逆転勉強法を実践した受験生はいない。さらに〝戦闘値〟がアップしたスーパー大逆転勉強法と出会える受験生は幸運だ」と。

今回は『ぶっつけセンター漢文』の使い方についてお話します。

漢文の勉強を始めたばかりの人にオススメの教材になります。

ぶっつけセンター漢文の使い方を動画で解説!

大学入試ぶっつけセンター漢文―最短攻略!!必出句法86 (シグマベスト)
飯塚 敏夫

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ぶっつけセンター漢文の使い方ポイント1

句形を完璧に暗記すること

このテキストを使う一番の目的は、句形の暗記です。

使役、受身、再読文字など基本的な句形が、全て例文つきでここに書かれていますので、これ一冊を完璧にするだけで、一通りの句形を暗記することができます



また、センター試験レベルですので、文系理系どちらの受験生も使える内容です。

ぶっつけセンター漢文使い方ポイント2

漢文と日本語訳を音読する

使い方は、主に音読です。



漢文の例文がたくさん記載してありますので、その例文を見ただけで、スラスラと音読できるようになるのが理想的です。



たとえば、「未だかつて中国にゆかず~」と、声に出して読むことができ、さらに、読みあげたと同時に、現代日本語訳がパッと頭の中にうかぶ状態が、全ての例文においてできるようになればOKです。



最初、漢文を見てパッと読みが口から出てこない人は、まず書き下し文を見て(読みのページを開いて)「未だかつて中国にゆかず~」と声にだします。

そしてその後すぐ「まだ中国へ行ったことがない」と現代日本語訳も音読してください。



現代日本語訳がスラスラ出てくるようになれば、音読するのは漢文だけでかまいません。



注意点は、公式になっているところは軽く見るくらいにしておくこと。

基本は、例文を中心に暗記を進めていくようにすることです。





そして最後の部分には、重要語句や、重要語、漢詩についても書かれています。

この部分にも目を通しておくことによって、基本的な情報や知識を補えます。

ぶっつけセンター漢文使い方ポイント3

センター試験レベルなら短期集中で対応可能

もし「センターまであまり時間がない」という人は、12月からこの一冊に取り組み、この一冊とセンター漢文の過去問だけを徹底しましょう。

荒業ではありますがセンター試験レベルなら対応可能です。



センター試験は漢文がそれほど難しくない年もありますので、このテキストの内容をすみずみまで頭に入れれば、センターに対応できる力はつきます



もちろん、時間に余裕がある人は、二冊目、三冊目へと教材をステップアップしましょう。

そしてできる限り反復して一冊一冊を完璧に仕上げ、万全の状態でセンター試験本番を迎えたほうがいいということは言うまでもありません。