英文が「読めるか」は、日々の音読がカギ!

この記事を書いた人
ミスター ステップアップ

ミスター ステップアップ

ミスターステップアップの日常をどんどんお届けしていきますよo(≧▽≦)o!!

こんにちは!

ミスターステップアップ卒塾生のまりもです。



受験生たちが抱いている、

あまりに多い悩みのなかに

「英文を読んでいても、内容が頭に入ってこない」

というものがあります。



文章を目の前にして、時間は経つけれど、

何も、頭に残っていない・・・。



こんな経験、

受験生にとっては、あるあるだと思います。



私自身、

入塾前は、英語に対する苦手意識がかなり強く、

学校で、当時センター試験の過去問を解くときなんかは、周りで鉛筆の音を聞きながら、

あまりに分からなさすぎて、手持ち無沙汰な時間をよく過ごしていました。





そんな苦手意識を、きれいに払拭してくれ、京大文学部の合格に導いてくれた、

ミスターステップアップで出会ってしまった勉強法・・・





何だと思いますか???





それは、ズバリ・・・・



音読!!!!



です。



それも、

気が向いたときに、ではなく、

ミスターステップアップでは、

毎日30分、時間を決めて、バイブル本を音読するようにしてもらっています。



このときに、注意しないといけないのは、

毎日、同じ文章を音読しているからといって、

惰性で、ただ声に出す、、という時間の過ごし方をしてしまわないことです。



意識して欲しいのは、

筆者が強調して伝えたいのはどの部分なのか。



そこに、しっかりとアンテナを立てるようにしてみると、

自然と抑揚をつけた音読ができるようになります。





私も、最初はなかなか感覚が掴(つか)めなかったので、

よなたんによく音読を見てもらっていました。

 

たとえば、この文章。

 


(東進ブックス 『英語長文レベル別問題集②』)



江戸から明治に、時代が移ろうとするときの、ある場面を描いています。

実際に、最初から読んでみましょう。



On February 10, 1860, at the end of the Edo period,

この、時代と場所を説明する導入部分を読みながら、

後に続くのは、「(具体的に)何があったか?」という内容だと予測しながら読み進めます。


何があったのか?



A ship left Japan to cross the pacific.

「ある船が太平洋を横断するために日本を出発した。」


ここで突如登場する、〝a ship〟。

太平洋を横断するために、日本を出発した船・・



一体、どんな船なのか?



It was not a big enough ship for the long and difficult voyage, but people on the ship wanted to do this job well.

「長く困難な航海のためには、それほど十分な大きさの船ではなかったが、

船上の人々は、この仕事を成功させたいと思っていた。」




ここで出てくる〝wanted〟という言葉は、強い感情を表す言葉なので、

but以下を音読する時は、ゆっくりと熱を込めて読むイメージです。





では、〝this job 〟とは、いったいどんな仕事なのか?

なぜ、成功させたかったのか?



They thought this voyage was important for the future of Japan.

なぜなら、日本の未来のために重要だったから。


〝Important〟も強い表現なので、この文も強調して読みます。



Some of them also wanted to see America with their own eyes.

「中には、自分自身の目でアメリカを見たいと思う人もいた。」



こんな風に、

筆者が、この文章を通して、何を一番伝えたいのか?

この文章の流れで、次に何を伝えようとしているだろうか?

と、常にアンテナを立てて、筆者と交流しながら、

読み進めていくイメージです。





そのためにも、

音読をするときには、抑揚をかなり意識します。



大きい声で読むところと、小さな声で読むところ。

速めのスピードで、サッと読んでしまってよいところと、

ゆっくりと、味わって読むところ。



もちろん、

付属のCDの音声を完コピするのもよいですが、

あえて、「自分が筆者なら、どう読むだろう?」

と考えながら読むのも面白いです。



普段音読している文章から、このように意識して音読をしていると、

初見の文章でも、筆者の言いたいことにアンテナを立て、予測を立てながら読み進められるので

読むスピードも精度も、格段に上がっていきますよ!




YouTubeでは、よなたんが、詳しく解説してくれています!



ぜひ、見てみてくださいね!



こちら





古文や漢文の音読にも、応用してやってみてくださいね。





ちなみに、

塾の階段の踊り場で、風に吹かれながら音読をするのは

すごく気持ちがいいです♪




早起きして、朝の公園を散歩しながらの音読もオススメです。


普段の音読から、密度を濃くしていくことで、

確実に、試験本番、そしてその後につながっていく

英語脳が育っていきますよ。



ミスターステップアップでは、

一人一人に直接、音読の指導も行なっています。



できる感覚をインストールするには、

やはり、直接教わる以上のことはありません。





入塾説明は、随時行なっています。

ご興味のある方は、お電話お待ちしています。

秋のスクーリングにも、ぜひ来てみてくださいね!