センター倫理の勉強法 | 9割以上の点数を取る秘訣とは?
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センター倫理の勉強法 | 9割以上の点数を取る秘訣とは?

2019年9月22日

2019年9月24日

 

こんにちは!ミスターステップアップの柏村真至です。

今回は、センター倫理の勉強法についてお伝えしていきます。

倫理は、他の科目に比べて圧倒的に暗記量が少なく、論理的に考えれば得点できる問題も多くあります。

倫理は、難関国公立大では受験科目に使うことはできませんが、地方国公立大では倫理で受験が可能なため、一番オススメしています。

では、センター倫理をどのように攻略していったら良いか、具体的に説明していきますね。

1.センター倫理の概要

まず初めに、センター倫理の問題がどのような構成になっていて、どのように勉強を進めていったらよいかについてお伝えしていきます。

1-1.センター倫理の特徴

センター社会は、倫理が最も簡単です。

二つの理由があります。

一つ目は「暗記量の少なさ」です。

世界史や日本史に比べると、倫理の暗記量は3分の1ほどしかありません。

勉強時間から言っても、日本史、世界史を選択した場合、「3倍」以上の勉強時間がかかります。

実際、日本史や世界史に勉強時間を奪われて、苦しんでいる受験生を何人も見てきました。

社会の勉強時間は最小限に抑えます。

その場合は、これまで勉強してきた教材だけでかまいません。

完ぺきにした教材と過去問の二本柱で、センター試験本番でも80点以上を狙ってください。

二つ目は、倫理では「考える問題」が出題されるからです。

「考える問題」とは何かというと、リード文を読んで、考えて解く問題です。

これは、暗記しているかどうかが試される問題ではありません。

考える力さえあれば、解ける問題です。

冷静に物事を考えることができて、普通の一般常識があれば、解くことができる簡単な問題です。

倫理では、毎年そんな問題が20点以上出ます。

2003年度のセンター倫理(本試)に至っては、なんと、100点満点中38点分が「考える問題」だったのです。

リード文をよく読んで、じっくり考えるだけで、解ける問題が多いんです。

暗記量が少ないことに加えて、これも倫理が簡単な理由の一つです。

社会では、満点を狙う必要はありません。

社会で、満点を狙うと、むちゃくちゃ勉強しなければなりません。

出題されることの少ない知識も必要になってくるからです。

一日、2~3時間の勉強が必要になってきます。

しかし、社会では、「最小」の勉強で8割~9割とれれば良いんです。

ですから、一日の勉強量は、1時間以内に抑えましょう。

1-2.センター倫理の出題形式

センター倫理では、主な出題分野が6つあり、大問が4問で構成されています。

  • 第1問 青年期、現代の諸課題(設問数10、配点28点)
  • 第2問 源流思想(設問数9、配点24点)
  • 第3問 日本思想(設問数9、配点24点)
  • 第4問 西洋近代思想・現代の思想(設問数8、配点24点)

各大問における出題範囲は、以下の通りです。

  • 第1問 青年期の課題、欲求と適応、生命倫理と環境倫理、家族と地域社会、情報社会、人類の福祉と国際平和
  • 第2問 ギリシア思想、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、インド思想、中国思想
  • 第3問 古代(神話・宗教観)、仏教、江戸時代、明治以降
  • 第4問 近代思想の誕生、経験論、合理論、社会契約説、啓蒙思想、ドイツ観念論、功利主義、実証主義・進化論、社会主義、実存主義、プラグマティズム、現代の思想

問題の形式としては、読解力を使って解ける問題と、思想・用語の理解が問われる問題に分かれます。

知識を問われる問題では、細かい事項を確認する問題も出題されるので、まずは教科書やバイブル本の基礎となる用語を完璧に覚えるようにしてください。

2.センター倫理の勉強法

倫理は、世界史や日本史に比べると暗記量が非常に少ないため、じっくりと時間をかけてやるよりも、短期集中的に仕上げる方が、効率がよいです。

倫理は、わずか3ヶ月でモノにすることができます。

ですので、秋頃までは、配点の高い英数国にエネルギーを注いでください。

倫理の勉強をスタートするのは、それからでも十分間に合います。

それでは、倫理の勉強法について迫っていきましょう。

2-1.教科書を使って全体像を把握する

使うのは、「教科書」と「一問一答」と「センター過去問」のみです。

まずは、全体像を把握しましょう。

社会は「全体像」が非常に重要です。

「全体像」をつかんでいない状態で、細かい暗記をしてもなかなか成績は伸びません。

教科書で「全体像」の把握をしてから、一問一答で「部分」の暗記という流れで勉強していくようにしてください。

また、社会にはさまざまな分野があります。

日本史なら、大まかに分けて、古代、中世、近代……

世界史も、地域ごとの歴史や文化があります。

地理も、農業・工業・商業、……、

公民においてもそうですね。

まず、自分が勉強する科目ついて、「どんな分野があるのか?」を把握しましょう。

そして、各分野や範囲の全体像を理解してから、暗記にうつれば、

覚えるのもずいぶん早くなります。

しかし、先に「大まかな流れ」や「全体像」を把握しておかねば、暗記がなかなか進みません。

忘れるのも早くなってしまいます。

まずは、全体像・大まかな流れの理解を優先しましょう。

大まかな流れ・全体像をつかむために、学校・予備校の授業を活用するのも良いでしょう。

しかし、授業の授業は、全体像が把握できるだけで、細かい部分の暗記はできません。

結局は、一問一答でどれだけ、細かい知識を知っているかどうかが勝負の分かれ目です。

一問一答を使って細かい部分の暗記をしていきましょう。

授業を受けることができない人も大丈夫です。

教科書だけで、十分、全体像を把握することはできます。

倫理の勉強の流れは以下の通りです。

<序盤>

全体像を把握するために、教科書を読む。

教科書を読みながら、一問一答をどんどん先へ進んでいく。

この時は、倫理にはどのような単元があるのかなどを把握するだけで良い。

<中盤>

全体像が把握できたら、細部の暗記を進めていく。

その際も、全体像を忘れないために、参考書は何度も読み返す。

<終盤>

過去問を使って実践練習開始。

センター試験過去問は11月ぐらいから始めればOK。

その際も一問一答の反復は続ける。

2-2.一問一答の使い方

倫理の一問一答は『一問一答まる覚え倫理』奥村薫・著(中経出版)を使いましょう。

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奥村薫

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いきなり、山川出版社の「一問一答」から勉強する必要はありません。

簡単な一問一答でも良いので完璧にしましょう。

完璧に覚えるのがポイントです。

これらの一問一答は重要度別にA・B・Cのマークがついています。

A・・・最重要

B・・・重要

C・・・必要

星印を基準に、重要な用語から暗記を進めます。

何度も繰り返して勉強する方法を以下に記します。

(1度目)

Aの用語を覚えているのかチェックする。

覚えている用語には○をつけます。

(2度目)

Aの用語をもう一度ざっと見直す。

(3度目)

Aの覚えていない用語を見直す。

(4度目)

Bの用語を覚えているのかチェックする。

覚えている用語には○をつけます。

(5度目)

Bの用語をもう一度ざっと見直す。

(6度目)

Aの用語を覚えているのかチェックする。

覚えている用語には○をつけます。

Bの覚えられていない用語を見直す。

(7度目)

Cの用語を覚えているのかチェックする。

覚えている用語には○をつけます。

(8度目)

Cの用語をもう一度ざっと見直す。

(9度目)

Aの用語を覚えているのかチェックする。

覚えている用語には○をつけます。

Bの用語を覚えているのかチェックする。

覚えている用語には○をつけます。

Cの覚えられていない用語を見直す。

(10度目)

覚えられていない単語を徹底的に覚えていく。

これは目安です。

上に書いたとおりに、キッチリ勉強していく必要はありませんからね。

倫理の一問一答はそれほど量がありません。

一冊に、1000語ほどです。

1度するのにそれほど時間もかかりません。

10度以上勉強して、完ぺきに一問一答を仕上げてください。

センター試験なら、それだけで8割以上は獲得できます。

進め方は次のようにしていきます。

1日目    p.1 p.2を解く

2日目    p.1  p.2   p.3 p.4を解く

3日目    p.1  p.2   p.3 p.4  p.5 p.6を解く

4日目    p.1  p.2   p.3 p.4  p.5 p.6  p.7  p.8を解く

5日目    p.1  p.2   p.3 p.4  p.5 p.6  p.7  p.8  p.9 p.10を解く 

このように、たとえば、毎日2ページずつ覚えていくとします。

全部で100ページ覚えるとしたら、約2ヶ月で完了です。

p.1 p.2を覚えた翌日は、p.3 p.4だけを覚える、というやり方ではなく、p.1 p.2を覚えた翌日は、元に戻ってp.1 p.2 を復習してから、p.3 p.4を覚えるようにするのです。

そして、その翌日も、また、p.1 p.2 p.3 p.4を復習してから、p.5 p.6を覚えるようにするのです。

そうすると、5日目には、すでにp.1 p.2を5回も反復練習したことになります。

p.3 p.4を4回、反復練習したことになります。

p.5 p.6を3回、反復練習したことになります。

そして、約2ヶ月後には、p.1 p.2を60回以上も反復練習することになります。

60回見たのに覚えられない単語は、ごくわずかでしょう。

この方法なら、暗記が苦手な人でも、必死で「覚えよう」と思わなくても、自然に覚えられます。

2-3.一問一答で成績を伸ばすには?

一問一答は社会の勉強をする上で避けては通れません。

しかし、毎年、一問一答の勉強に苦労する受験生は非常に多いです。

「一問一答を覚えようとするけれど、なかなか最後まで覚えられない…」

「一問一答を暗記しようと何度も挑戦しているけど、すぐやる気がなくなってしまう…」

「一問一答の最初の方ばかり読み返しているうちに、最初の方ばかり詳しくなってしまった…」

……

思い当たる節がある人も多いかもしれません。

なぜこのようなことが起こるのでしょう?

一問一答の勉強に苦労する人は、「全てを完ぺきにしよう!」とする人が非常に多いですね。

一つの範囲を完ぺきにしてから、次の範囲に進むようなやり方では、一問一答をマスターすることは一生できません。

一問一答は100パーセント完ぺきでなくても良いのです。

90%ぐらい覚えていれば、センターで8割以上は得点できます。

一つの範囲を、完ぺきに覚えていなくても次の範囲へ進むこと。

一度学んだ範囲は、何度も復習することによってその知識を定着させること。

それが重要です。

2-4.覚え方のコツ

て覚え、書いて覚え、読んで覚え、聞いて覚え、五感をフル活用して暗記することが、暗記のコツです。

どうしても覚えられない用語は誰しもあります。

「何回見てもごちゃごちゃになる。」

「見ただけでイライラしてきた。」

そんなこともあるかもしれません。

そんな時には、小さな紙に書き出すと良いでしょう。

目につくところにその紙を貼るのが効果的です。

生活の中で、その紙に目をやるようにしましょう。

僕の机は貼り紙だらけでした。

他の科目を含めると、20枚以上貼っていました。

いつも苦手で覚えにくいところは机に貼っていました。

社会を生活の一部に取り込むことで、潜在意識にまで落としむことができます。

ただしかし、心がけて欲しいことが一つあります。

それは、知識を“つながり”で覚えるということ。

知識を“つながり”で覚えるとはどういうことか?

例えば、「モンテスキューは『法の精神』を書き、三権分立を提唱した。」ということを、暗記したとします。

それを覚える時に、センター試験で問われる形を意識しておくことが必要です。

モンテスキューの著作は?

モンテスキューは何を唱えたのか?

『法の精神』を書いた人は?

『法の精神』の内容は?

三権分立を唱えた人とその著書は?

さまざまな問題の出題例が考えられます。

どんな風に質問されても、答えられなければ意味がありません。

反復を繰り返して、知識を自由に使いこなすことができれば、意味はありません。

知識を使いこなすために、“つながり”として覚えていくようにしてください。

3.センター倫理のオススメの参考書

では、ここからはセンター倫理の対策をする上で、オススメの参考書を紹介していきます。

3-1.倫理の全体像を掴むのにオススメの参考書

全体像を把握したいという人には、『センター試験倫理の点数が面白いほどとれる本』蔭山克秀・著(中経出版)がオススメです。

改訂第2版 センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本
村中和之

KADOKAWA (2015-10-14)

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また、以下の『蔭山のセンター倫理ーポイント&キーワード』蔭山克秀・著(学研教育出版)も、全体像を知るのにはオススメです。

使いやすいものをバイブル本としてください。

センター試験への道倫理―問題と解説

山川出版社

売り上げランキング: 55,535

3-2.センター倫理 オススメの問題集

一問一答については、以下のテキストをオススメしています。

『一問一答まる覚え倫理』奥村薫・著(中経出版)

倫理早わかり 一問一答 (大学合格新書)
奥村薫

KADOKAWA/中経出版 (2011-10-11)

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『蔭山のセンター倫理-ポイント&キーワード』蔭山克秀・著(学研教育出版)

蔭山のセンター倫理―ポイント&キーワード (大学受験Nシリーズ)
蔭山 克秀

学研教育出版

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4.センター倫理の過去問の活用法

ここからは、センター倫理の過去問の活用法について解説していきます。

終盤の勉強では、センター試験の過去問を完ぺきにしていきます。

倫理は、一問一答と過去問だけで大丈夫です。

ただし、一年一年、味わうように…解答の隅々まで覚え尽くすぐらい、完ぺきに覚えて行ってください。

倫理の全ての問題は、一問一答の知識で答えられます。

一問一答で答えられない知識はありません。

ごく、たまに一問一答の知識で答えられない問題もありますが、そんな問題は捨ててもかまいません。

過去問の中で、間違えた問題は、確実に覚えるようにしていってください。

「採点して終わり」にするとなかなか身につきません。

間違った問題はしっかり見直しましょう。

正解した問題の解答もしっかり目を通すようにしましょう。

倫理は試験範囲が狭いために、似たような問題が何度も出題されます。

一つの問題から学べる知識は全て吸収しつくしましょう。

過去問の問題には、その時、知らなかったこと、覚えたこと、はドンドン直接書きこんでいって下さい。

そうやって、ドンドン書き込んでいくと、過去問はあなただけのオリジナル教材になっているはずです。

センター試験の社会の勉強法は、「一問一答」と「センター過去問」だけでOKです。

「えっ、これだけで大丈夫!?」と思われる方もいるかもしれません。

大丈夫です。

倫理は一問一答と過去問だけで、8割~9割は狙えます。

何度も言いますが、倫理は暗記量が少ないからです。

社会の勉強は必要最低限にしておきましょう。

大手予備校などが出している予想問題集もやる必要ありません。

問題演習は過去問のみでOKです。

エネルギー・時間のかけどころに注意しましょう。

5.センター倫理の勉強法まとめ

ここまで、センター倫理の勉強法についてお伝えしてきました。

倫理という科目は得点がとりやすい一方で、たまぁに、倫理で失敗する人もいます。

特に、社会が好きで好きでたまらないような人は、注意してください。

センター試験で90点以上獲得できる。

それでもまだ社会を勉強してしまう人がいます。

たまにいるんです。

センター数学も、センター化学も、確実に8割とれるわけではないのに、やたら社会が得意で、

社会なら9割以上得点できる「社会オタク」が。

実際、私もその一人でした。

しかしそうなると、医学部レベルにはなかなか合格できません。

1日中社会ばかり勉強したり、資料集を隅々まで暗記しようとすると、当然、他の科目の勉強がおろそかになります。

資料集の単語なんて覚える必要はないんです。

社会は効率の良い勉強で少ない勉強時間で高得点を取ることが重要です。

けっして、社会に時間をかけすぎないことです。

入試では英国数に比べて、社会の配点は少なくなっています。

浪人であれば、1日1~2時間ほど勉強すれば十分です。

現役生ならば1時間以下で十分です。

それ以上やらないで下さい。

好き嫌いや気分で勉強してはいけません。

好き嫌いで勉強するととんでもないことになります。

「まずは、社会からやろう。」

「やる気がなくなったから社会を勉強しよう。」

「一日の最後は社会の勉強で終わろう。」

そうこうしているうちに、社会の勉強時間が2時間にも3時間にもなるのです。

そのように、好きな科目ばっかり勉強してしまう人は要注意です。

勉強の偏りなくし、効率の良い勉強をしてくださいね。

くれぐれも、バランスを崩さないように気を付けて、志望校合格に向けて頑張ってください。


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