ミスターステップアップには、大学生になってからも塾に顔をだしてくれる卒塾生たちが、毎年少なからずいます。
「卒業してからも、塾で教わったことを続けていたら、いろんなことがうまくいくんです!」と、報告しに来てくれるんです。
そう! ミスターステップアップの卒塾生たちに、
〝受験で燃え尽きる〟なんて言葉はありません。
むしろ、受験生時代に身につけたことを活かして、大学生ライフをより楽しみ、学び、成長しているのです。
そんなふうにイキイキと自分の道を歩んでいる大学生の姿を見るのは、塾生たちにもいい刺激になっています。たまに塾に訪れる大学生に、
「どんな勉強の仕方をしたら、先輩のようになれるの?」
と、興味津々で話を聴いたりしています。
そこで今回は、大学生となって塾に顔を出してくれた広田くんに「塾生の頃に学んだことが、今、どう活きているか」を教えてもらいました。
日常のあらゆることに応用できる「大逆転勉強法」
大学生になって毎日イキイキと過ごしている広田くん。「塾で学んだことで、大学生になっても役立っていることってある?」と聞くと、
「めちゃくちゃいっぱいあります!」
と答えてくれました。
広田くんは、大学では世界を変える発明がしたい、との思いがあるため、したい勉強や読みたい本がたくさんあります。授業にはきちんと出席し、課題もしっかり提出。塾にくると、塾生たちから頼られることも多いようです。
そんな広田くんが重宝しているのは、「塾で教わった勉強法」。忙しい毎日がなんとかうまく回っているのは「大逆転勉強法のおかげだ」と言うのです。
なかでも、
・情報の一元化
・ゴールからの逆算
・すぐメモをとる
この3つは勉強に限らず毎日やっている、とのこと。
塾生の頃から続けていたから、すっかり身体が覚えてしまったのだそう。だから、大学生になってからも自然と身体が動いてしまう、と言うのです。
大学でのレポートの提出日が発表されたら、ゴールから逆算し計画を手帳に書き込みます。そして毎日、その日やるべきことをこなしていきます。ゴールまでの距離が見えているので、焦ることもなく、着実に達成できるのだとか。
またバイト先で新しいことを教わったら、その場ですぐメモ。すると先輩から信頼され、ミスすることもほとんどないそうです。
大学、バイト、友人関係、勉強、遊び。いろんな情報がはいってきても、すべて一元化にしているので、「どこに何を書いたっけ?」と慌てて探すこともない。
おかげで自分で「やろう!」と思ったことは、全て実現できているのだとか。
今、受験生の頃以上に濃密な毎日を送れている、と話してくれました。
身の周りも、頭の中も、クリアになる「掃除力」
そんな広田君が、塾生時代に先生からよく言われていたのが、「日常の過ごし方と、勉強はつながっている」ということでした。
入塾したばかりの頃は、意味がわかりませんでした。
受験勉強は、受験勉強でしかない。だから、勉強すれば成績は上がる、と思っていたのです。
でも、実際はそうではありませんでした。いくら勉強しても成績が上がらないことって、あります。その原因は、勉強量が足りないせいではないんです。
勉強以外の時間に、成績が伸びない原因があるからなのです。
「勉強していない時間」というのは、たとえば、
・食事やお風呂の時
・友達とおしゃべりの時間
・通学・通塾途中
・家族との会話
・休憩時間
などのこと。
こういった時間に、成績が下がることをやってしまっているのです。
たとえば…
・ネガティブな空想
・不平や不満の独り言
・友達とのウワサ話
・ゲームやネットサーフィン
・激しいロックやスポーツでストレス発散
・好きな人のことをボーっと妄想…
こういったことって何も成長しないだけでなく、エネルギーを浪費していて、勉強のための集中力や根気のエネルギーを使い果たしてしまうんです。
そうして、
心が落ち着かずイライラする
ケアレスミスを連発する
ヤル気が下がって勉強しなくなる
・・といった負の連鎖が起きてしまう。
大学生になっても、同じ。心がひとつの方向に定まらず、散漫になっていると、いとも簡単に調子を崩してしまうんです。
じゃあ、そうならないためにどうしたらいいのか?
広田くんは、「一番良いのは、掃除です!」と言います。
心が乱れる時は、周囲も乱れているもの。
心の状態が、周囲にうつっているからです。
なので、逆に言えば、
身の周りを整えることで、
心も整って、落ち着いていく、ということ。
塾では毎晩「クリーニングの会」という名の掃除の時間があります。自分が使っている机の周りはもちろん、キッチンなど共用スペースの机やいす、床などをみんなで水拭きするのです。
短い時間でも、塾生たちは掃除をしながら心を整え、ネガティブな思考や感情を洗い流しているのです。
「掃除をした後は、頭がスッキリして、心が落ち着きます。
イライラやモヤモヤした思考が洗い流されていくみたいで。
『あれ!? 何について悩んでたんだっけ?』ってなるんです(笑)」
と、広田くんは、掃除を続けることで、悩む時間が激減。
しかも、計算ミスや問題文の読み間違いなどケアレスミスも減ったそうです。
「大学生になっても、掃除の習慣は続けています。
今、塾の後輩たちにも『掃除しろよ!』と言いたいですね」
と元気に語ってくれました。
卒塾生は、塾生に最も近い先輩です。
講師やスタッフとはまた違う安心感や刺激があることから、塾生たちは、卒塾生を兄や姉のように頼りにしています。
さらに最近では、通信コースのコンテンツ「朝ラジオ」にも卒塾した大学生が参加し、塾生時代の体験談を受験生に向けて話をしています。
通信コース生のみなさま、どうぞお楽しみに!