英検1級の「0点騒動」から考える、合格する人が大切にしている「当たり前」の基準

この記事を書いた人

与那嶺隆之

早稲田大学在学中に起業して、最大級の受験メディアを立ち上げる。英語の神様と呼ばれる、故・松本道弘先生より"英語道"を直接伝授され、圧倒的に高い次元の英語を伝え、数多くの受験生を大逆転合格に導く。チャンネル登録者数8.5万人のYouTubeを運営中。

こんにちは。

大学受験塾ミスターステップアップの、よなたんです。

今日は、最近ニュースやSNSでも話題になっている「英検1級の要約問題」について、少しお話ししたいと思います。

実は今、英検1級の試験で「内容をしっかり書いたはずなのに、要約が0点だった」という声が続出していて、採点基準やAI採点のあり方が問題になっているんです。

一生懸命対策をしてきた人にとって、納得のいかない結果が出るのは本当につらいことですし、僕もその憤りはよく分かります。

でも、この騒動を見つめながら、受験生の皆さんにどうしても伝えておきたい「合格する人の当たり前」という視点があるんです。



今回の騒動の中で、実は「指定された語数を守っていなかったのに、0点なのはおかしい」と声を上げている方も一部で見受けられました。

厳しいようですが、大学入試という世界では、設問の条件を守らなければ「0点」になるのは当たり前のことなんです。

名前の記入漏れ、マークシートの塗りつぶしミス。

これらもすべて、どれだけ実力があっても一瞬で0点になってしまいます。

英作文だって、指定の長さに足りなければ、情け容赦なく採点対象外になることも珍しくありません。

「これくらいなら、大目に見てくれるだろう」

という甘えが、一番怖いのです。

僕も先日、英検1級を受験して合格しましたが、本番で何よりも最優先したのは「指定語数を絶対に守る」ということでした。

そのために、練習の段階から時間配分を徹底的に体に叩き込み、本番では一文字一文字、指でなぞるようにして数えました。

AI採点を意識して、一画一画、丁寧に文字を書くことも忘れませんでした。

「そこまでやるの?」と思うかもしれません。

でも、その「当たり前」の基準をどこまで高く持てるかが、合否を分けるのです。



もちろん、ルールを完璧に守っていても、納得のいかない採点をされてしまうことはあります。

それは本当に残念なことですし、あってはならないことだと思います。

けれど、受験生の皆さんに気をつけてほしいのは、外側の騒がしいニュースや「採点が不公平だ」という不満に、自分の貴重なエネルギーを奪われないようにすることです。

誰かのせいにしたり、システムの不備を嘆いたりしている間にも、ライバルは黙々と英単語を覚え、英文を音読しています。

外的な要因にフォーカスしすぎると、不思議と成績は伸び悩んでしまうもの。

もし今の環境がどうしても自分に合わないと感じるなら、サッと愛想をつかして、別の試験や目標に切り替えてもいいのです。

大切なのは、「たかが試験」だという心意気。

もし思うような点数が出なかったとしても、あなたがこれまで積み上げてきた努力や、身につけた英語力が消えてなくなるわけではありません。

英検をきっかけに、国際情勢や政治経済に興味を持てたのなら、それは点数以上の素晴らしい財産です。



目の前の数字に一喜一憂しすぎず、その先にある「本当の実力」を磨くことに、全力を注いでいきましょう。

あなたの努力が、一番良い形で花開くことを心から応援しています。

このあたりの「学習者としての向き合い方」については、また詳しく動画でもお話ししました。近日公開しますので、楽しみにしていてくださいね。

一緒に、この冬を乗り越えていきましょう!