綾部の晴れ間に講師の弓場さんと

この記事を書いた人
キョウコ

キョウコ

塾スタッフ。塾生さんや、塾生の親御さんと、いろいろなお話をしながら、塾生と先生の間をつないでいきます。そうして見えてきた塾の魅力を、より多くのかたにお伝えしていきます! 

こんばんは、ふゆぴーです。

 

綾部から合宿3日目の様子をお届けしますね。

 

綾部では毎日同じルーティンを繰り返すため、起床は同じく朝6時。

 

そこから体操をして、掃除して、ウォーキングしてから勉強というのが午前中の日課です。

 

ただ、昨日までと違うのは、昼前から綾部に来てはじめて雨がやみました。

 

そこで、これまであまり話す機会がなかった講師の弓場さんと、庭でじっくりお互いのこれまでのストーリーを話すという時間を設けることができたのです。

 

弓場さんは、京大を卒業していますが、高校時代、勉強はまったく続かず、続いたのはゲームをすることと食べることくらい。

 

そのため、高校の成績は320人中280番台で、悪い時なら300番台と下から数えた方が早いような成績でした。

 

森林に関する大学に行きたいと考えていたのですが、森林について学べる大学なんて日本には数えるほどしかありません。

 

その中の一つが京大なので、志望校を京大にしていましたが、現役時代は、京大に合格するなんて「なんとなく」立てたリアリティーがない目標だったそうです。

 

受験勉強が本格的に始まる3年生の時でも、毎日の勉強時間は3時間程度。

 

京大を目指すような受験生は毎日10時間とか勉強するのに、そもそもの学力が低いうえ、さらには、勉強時間が圧倒的に足りていません。

 

なので、案の定というか、現役時代の受験では京大に落ちてしまいます。

 

ただ、この年、ミスターステップアップから発刊された『E判定からの大逆転勉強法』に出会い、ミスターステップアップの存在を知ります。

 

そして、浪人するなら、ミスターステップアップに通おうと決めていたそうです。

 

浪人生活が始まった4月からミスターステップアップに通い始めることになるのですが、ただ通い始めたからといって、いきなり成績が上がるわけではありません。

 

また、勉強以外でも自分に自信が持てず、ずっといろんな不安を抱えながら生きていたそうです。

 

ただ、ミスターステップアップに通い始めた途端、

 

「自分の成績は伸びる!」

 

そう確信できた出来事がありました。

 

それが、

 

・数学の苦手意識がなくなったこと

・大逆転勉強法を考案した南極老人になりきれば、京大に合格できると思えたこと

 

という2つの出来事です。

 

今では数学が得意な弓場さんですが、高校時代は数学がとても苦手でした。

 

その原因は、進学校に通っていたため、数学で出される問題のレベルが高く、そのレベルが高い問題が解けなかったため、ずっと数学に苦手意識があったのです。

 

しかし、ミスターステップアップに入って最初に指導されたのは、簡単で薄い基礎の問題集をとことん反復してやることでした。

 

いきなり難しい問題を解くことはできませんが、簡単な基礎ならスラスラ解けたそうで、基礎問題を解き続けていくうちに

 

「自分でも数学ができるかも」

 

と苦手だった数学が、逆に得意だと思えるようになっていったのです。

 

苦手だった数学が今度は逆に得意な科目となり、センター試験では、6問中4問正解し、2問の部分点を取ることができました。

 

その結果、数学の平均点が100点のところ弓場さんは140点を取ることができ、もとは苦手だった数学で貯金を作り、見事京大へ合格することができたのです。

 

苦手意識を持ったまま勉強に取り組むか、得意と思って勉強に取り組むかで、こんなにも結果に差がついてしまうのです。

 

なので、もし、

 

「苦手だな〜」

 

と思う科目があれば、難しい問題に取り組もうとせず、まずは簡単な基礎的な問題集をなんどもなんども反復してみましょう。

 

そうするうちに、自信がついて、いつの間にか得意科目になっているはずですから。

 

そして2たつ目のポイントは、ミスターステップアップを開き、大逆転勉強法を考案した南極老人の存在です。

 

弓場さんが塾生時代には、南極老人に出会っていなかったのですが、いつも

 

「南極老人なら、この問題をどうやって解くのだろうか?」

 

「南極老人なら、どうやって歯を磨くだろうか?」

 

「南極老人なら、どうやって目の前の人と人間関係を築くだろうか?」

 

と、受験勉強だけにとどまらず、常に会ったことがない南極老人をイメージしながら、南極老人ならどう考え、どう行動するか?

 

を考えながら、日常を過ごしていたようです。

 

南極老人は、受験生時代、模試で全科目全国一位を取るような人でしたから、南極老人と同じ考えや行動ができれば、同じような結果が得られますからね。

 

この「誰かになりきる」っていう考え方には大きな効果があり、人って

 

「自分がそれをできるかどうか?」

 

物事の判断をしてしまいがちです。

 

でも、自分が経験したことがないことなんて、それができるかどうか?なんてやる前には判断しようがありませんよね。

 

特に、受験なんて、合格というゴールまでどうやってたどり着けばいいのか?

 

合格まで何をすれば良いのか?

 

本当にこのまま進んでも大丈夫なのだろうか?

 

と、常に不安や迷いを抱えながら、本番まで進むことになります。

 

それはまるでゴールを知らされていない迷路の中を進むようなものです。

 

どのくらいの道のりがあるのか?

 

どんな困難が待っているのか?

 

本当にゴールはあるのか?

 

人は、迷いや不安がある状態だと、自分の力を信じられなくなって、最高のパフォーマンスを発揮することができません。

 

逆に、その迷路のゴールにたどり着いた人がいると信じられることで、まずはゴールへの道のりがハッキリ分かるようになるのです。

 

そして、あたかも自分自身が一度、そのゴールにたどり着いた人と同じように振舞うことで、

 

「自分もそのゴールにたどり着ける」

 

と考えることができ、不安や迷いというのは消えるのです。

 

受験でうまくいかない原因の多くは、不安や迷いを抱えたまま受験勉強に取り組んでしまうこと。

 

不安や迷いがあるから、一つの参考書をやりきる前に他の参考書に目移りしたり、集中して勉強に取り組めなかったりするんですよね。

 

ミスターステップアップでも、最も意識しているのは、塾生が不安や迷いがなくなり、いかに安心して勉強に取り組めるか、です。

 

なので、もし、

 

「どうも受験勉強に集中できない」

 

そう思うなら、「コレ」と決めた参考書を一冊やり切って、何度も反復して問題を解くことをおすすめします。

 

また、受験生を持つ親御さんは、お子さんが勉強に集中できるよう家を安心に満ちあふれた空間にしてあげてみてください。

 

「たったこれだけ?」

 

と思われるかもしれませんが、効果は抜群ですから。

 

そして、弓場さんは見事、京大に合格し、合格したその日から塾のスタッフとして働くことになり、今では講師として塾生を合格へ導く立場になっています。

 

スタッフとして働き出してからもエピソードも面白かったので、ぜひ、弓場さんの話を聞いてみたい!

 

という人は、ぜひ、ミスターステップアップに来てみてくださいね。

 

では!

 

PS.

 

昼間、晴れたと思ったら、夕方には綾部に来て、一番の大雨と雷が。

 

雨男ではないはずなんですけど・・・。