こんにちは ミスターステップアップの柏村真至です
今回は「英単語ターゲット1900」の使い方をご説明します。
「英単語ターゲット1900」の使い方を動画でレビュー
基本的な使い方
まず、「ターゲット1900」に限らず、英単語帳で最初にやることは「仕分け」です。
「ターゲット」の場合はセクションごとに分かれているのですが、
セクション1が800語あります。
春から勉強していくのであれば1~3か月で800語を覚えてください。
800語といっても、すべて知らないという人はいないと思いますので、
まずは知ってる、知らないを○と×を使っ て仕分けしてください。
仕分けは、3日ほどで終わらせてください。
ベルトコンベアで流れてくるものを振り分けていくイメージです。
1秒以内に答えられなかったら知らないとみなしてください。
そうすることで800語あったのが、300語知ってたから覚えるべきは500語だなぁとなります
最初から知っていた300語については、初見で答えられたわけですから、
あまり時間をかけなくていいです。
1単語につき、1日1秒でぱらぱらみて確認してください。
場合によっては3日か1週間に一回の確認で、入試本番直前にぱらぱら見て思い出せるように
しておけばかまいません。
覚え方
そし て覚え方について説明します。
まず覚えられない人の特徴は、欲張って日本語の意味を2つ3つ覚えようとしたり、
派生語まで覚えようとしたりすることです。
しかし、基本的には1単語につき1つの日本語だけ覚えてください。
どの単語帳にも共通する落とし穴は、単語帳に載っている意味に縛られて、
長文で覚えた単語にであったとき、うまく訳せないことです。
完璧に覚えるという基準と、柔軟に訳すという2つの基準を持ってほしいです。
そして800語をすべて覚えたら、次のセクションに進んでください。
セクション2まで覚えると1500語覚えることになりますが、
1500語覚える と共通テストも大体オーケーになります。
共通テストで8割を目標にしたいなら、まず1500語を完璧にしてください。
欲張ってセクション3までやってしまっても、共通テストではあまり役に立ちません。
関関同立やMARCH、特に「英文中の下線部がある単語の意味を答える」タイプの問題が
出題される大学に対しては、そのまま出題されることもあるので、セクション3は役に立ちます。
知っている単語がそのまま出題されれば、正答率が上がるだけでなく、時間も稼げるので
ぜひ活用してください。そのうえで、派生語や類義語を覚えてください。
これはプラスアルファの位置づけでかまいません。
単語 を覚えていくにあたって、どうしても覚えにくい単語が出てくることもあるのでその場合は
例文を参考にし、時には例文ごと覚えてください。
英単語に関して言えば、場所で覚えてしまうとか順番で覚えてしまうこともあると思います。
そんな時は最後方のページにある索引を使ってください。
絶対に自信があるという単語にだけ線を引いて、自分の語彙力を確認してください。
順番で覚えてしまうといったことも防ぐことができます。
索引を使う時のポイントは知ってる単語に線を引くことです。
そうすることで、単語帳で覚えるときや、単語帳に載ってる語と長文で出会ったときに
感情とセットで覚えることができます。
単語を覚えたのに成績が上がらない?
中には「ターゲット1900」を 覚えているのになかなか成績が上がらないという人が
少しだけいます。その原因は中学3年生までの単語が完璧でないことです。
中学3年生までの英単語(1000~2000語)がごっそり抜けていると、
入試の英文が読めないので、その場合は「ターゲット1900」を使わずに、
姉妹版の「ターゲット1400」を使ってください。
もう一つおすすめが「ターゲット1900」がカードになって発売されているのものです。
カードの場合は、仕分け、持ち運び、知らない単語のみの反復がしやすいことや、順番で覚えてしまうことがないといったメリットがあります。
今日は「ターゲット1900」の使い方についてご説明させていただきました。
もし質問などがあれば、 気軽にコメント欄に書いてください。
ありがとうございました。