「田村のやさしく語る現代文って、ぶっちゃけどうなの?」

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チーム京大

チーム京大

創始者である南極老人から直接指導を受け、京大レベルの受験勉強を極めてきた講師陣3名(阿部大夢・岡本憩・村山由佳)の通称。京大・難関大にも通用する受験の極意を語ります

 

みなさんこんにちは。 

ミスターステップアップ講師の岡本憩です。

 

先日、ある塾生から

「『田村やさしく語る現代文』って、少し古くないですか?

 最近の参考書のほうが、図もきれいでカラフルですし、

 わかりやすいと思うんですが……」

と質問されました。

 

 

この参考書は、いまも『大逆転勉強法』で紹介させていただいているものですが、

たしかに、古い参考書ではあります。 

なぜなら、初版が発行されたのは、1996年。 

僕が生まれた年です(笑)

(僕は現在28歳ですので、じつに28年前の本ということになります)

 

最近の参考書は、図も丁寧に描かれていて色彩も豊かで、とても見やすいものが多いです。 

しかし、そこには思わぬ落とし穴が潜んでいることがあります。 

 

「わかる」の先にある本質的な国語力

 

正直にお伝えすると、本当に国語力を高めるには、

脳に汗をかくほど自分の頭で考えることが大切です。

何度も文章を読み込んで、筆者や問題作成者の意図を捉えようと格闘することで、国語力がついていきます。

 

しかし、わかりやすい参考書を使うと、

多くの受験生はさらっと読んだだけで、内容を理解したつもりになってしまい、

けっきょくは自分の頭を使えず、本当の実力に結びついていない、ということが多々あるのです。

 

そして、その国語力を身につけるのに、最適な教材が、『田村やさしく語る現代文』です。

この教材の中では、田村先生がどのように問題を解いているか、という脳内会話が、すべて言語化されています。

だから、偏差値70以上の国語力を持つ田村先生の感覚がスッと入ってくる参考書なんです!

 

その高い感覚を自分のものとして取り入れることができれば、

どのような現代文の問題でも、本質から理解できるようになるでしょう。

 

参考書から著者の感覚をつかめ!

 

ですから、参考書が新しいか古いか、解説がわかりやすいかわかりにくいか、

カラフルで見やすいかそうでないか、といったことは、じつはそれほど重要なことではありません。

著者が持つ高い感覚を会得できたかどうかが、何よりも大切なのです。

 

ですが、ひとりでその域に到達するのは、かなり難しいもの。

そこでミスターステップアップでは1日に1題、

一緒に現代文の問題に取り組むようにしています。

解いたあと、塾生同士でディスカッション。

 

 

自分なりの理解になっていないか、本当に文章を理解できているのかなどを、

他の塾生と議論を重ねて、理解を深めていきます。

僕たち講師からもフィードバックをおこないつつ、

参考書に書かれている解説以上の、深い理解に到達できるようにサポートしています。

 

 

もし、このような学びにご興味をお持ちいただけましたら、

ぜひミスターステップアップの門を叩いてみてください。

(実際には、叩くのではなく、インターホンを押してくださいね。笑)