💡 体調不良は「自律神経の乱れ」が原因かも!

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ごとうなな

ごとうなな

京都府立大学の文系に通う卒塾生。特技は走ること!ミスターステップアップのSNSの発信もサポートしています。

こんにちは。

『大学受験塾ミスターステップアップ』卒塾生で、現役大学生のななです!

 

 

今回は、「体調不良とメンタルの関係」と「病気の役割」について

「ボディーヒーリングサロンゆにわ(https://body-uniwa.com/)」の

整体師の万福たけしさんに話していただきました!

 

 

万福さんは、普段は「ボディーヒーリングサロンゆにわ」の施術をしていますが、

塾では週に一回、「ボディーワークの会」を実施し、

塾生の体づくりのサポートをしてくれています。

 

(ボディーワークの会についての記事はこちらから ⇒https://x.gd/HxYzl

 

🤢 吐き気の正体は「自律神経の乱れ」

 

なな:

ある塾生から

「模試の前に緊張して吐き気がしたり、

ご飯の前後でも吐き気がする」

という相談が…

 

万福さん:

「バスに乗ると酔って吐き気がする」という声も聞きますね。

 

なな: 吐き気は何が原因なのでしょうか?

 

 

万福さん: 

それはズバリ、自律神経の乱れです!

 

体が冷えると自律神経が乱れて、

特に交感神経が優位になります。

 

なな: 

交感神経が優位な状態…。

 

万福さん: 

交感神経は、基本的に長時間対応していません。

 

なぜだか、分かりますか?

 

なな: えーっと…、

 

ずっと緊張状態だと、身体がもたないから…?

 

万福さん: その通り!

 

生物学的には、

「戦うか逃げるか(Fight or Flight)」の緊急事態に働くのが交感神経なんです。

 

🚨 交感神経優位な時の身体の変化

 

万福さん: 

動物が敵に襲われた時など、

その瞬間だけ働くのが交感神経です。

 

戦うにしても逃げるにしても、

長時間できることではありませんよね。

 

しかし、人間は、仕事に追われたり、

受験勉強で追い込んでいたりすると、

本来一瞬で済むはずの神経が常態化してしまうんです。

なな:

交感神経が優位な状態が続くと、どうなるのですか?

 

万福さん: 

交感神経が優位になると、様々な症状が起こります。

 

例えば、

  • 心拍数が上がる
  • 筋肉への血流量が増える
  • 血がドロドロになる
  • 胃腸の動きが止まる
  • 免疫力が下がる

 

なな:

えー、そんなにたくさんあるんですか!

 

万福さん:

 吐き気がするのは、

まさに「胃腸の動きが止まっている」のに、ご飯を食べているから。

 

「敵に襲われているのに飯食うなよ、逃げろ!」

という身体の原始的な意見なんです。

 

 

なな:

交感神経が優位な状態が続くのは

ずっと「敵に襲われている状態」が続いているってことなんですね…!

 

それは大変ですね。

 

 

🧠 脳の酸欠も吐き気の原因に

 

万福さん: 

さらに、血がドロドロになり、

そんな状態が続くと首などが凝って、

脳が酸欠状態になることがあります。

 

なな: 脳の酸欠?

 

万福さん:

はい。

 

 酸素が欠乏すると、高山病と同じように

吐き気、めまい、頭痛などの症状が出ることがあるんです。

 

酸素は周りにたくさんあっても、

首が詰まりすぎていて脳に酸素が届いていない状態。

 

これを私は「平地高山病」と呼んでいます。

 

 

 

なな:

 怖いですね。

 

万福さん:

同じ姿勢で勉強している 受験生には

本当に多い悩みです。

 

 

🛀 交感神経優位な状態から抜け出すための2つのポイント

 

なな:

交感神経が優位な状態が続いているときは

どうしたらいいのですか?

 

万福さん: 

この交感神経優位な状態から抜け出すのは難しいですが、

原因を取り除くことが重要です。

 

交感神経優位の第一原因は「冷え」です。

 

寒いとき、寝てしまうと命が危ないため、

体が緊急事態モード(交感神経優位)に入ります。

 

体を温めるには

いつもお伝えしている足湯や入浴に加えて、

ホットタオルで首を温めるのもおすすめです。

 

 

なな:

これからも寒い日が続くので、

「冷え」対策は必要ですね!

 

万福さん: 

もう一つの原因は

「夜は寝て、明るくなったら起きる」

という当たり前のリズムが崩れていることです。

 

なな:

受験生は特に夜型になってしまいがちですよね…

 

万福さん: 

それに部屋の電気をつけたまま寝てしまうのもよくないです。

 

「夜は寝て、明るくなったら起きる」という当たり前のことが、

電気が普及した現代では案外できていないんです。

 

100年前の生活を参考に、自然なリズムに合わせていくと、

自律神経は整っていきますよ。

 

なな:

 夜型になってしまうことや

明るい部屋で寝てしまうことが、

交感神経が優位な状態を生み出していたんですね…。

 

万福さん: 

そうなんです。

 

現代人の体調不良の悩みのほとんどが自律神経の乱れです。

 

この根本的な病を抱えながら、

受験勉強という「長期戦の敵」と戦わなければならない。

 

だからこそ、日々の生活でリラックスできる工夫をして、

体を冷やさないように気をつけましょう!

 

 

 

いかがでしたか?

 

『大学受験塾ミスターステップアップ』では、

12月6日から1月9日まで、冬期スクーリング生を受け付けています。

 

勉強計画の立案から直前対策、美味しいご飯はもちろん、

万福さんも毎朝ティータイムに来られるなど、

身近で体調の相談ができる環境です。

 

 

この冬、万全のコンディションで受験を迎えたい方は、ぜひお越しください。

 

ご興味のある方は、冬のスクーリングコース(短期通塾)のページをご覧ください♪