こんにちは。ミスターステップアップの柏村です。今回は成績が上がる2つのタイミングについてお話ししていきます。
受験生から
- 勉強しててもなかなか成績が上がりません
- いつになったら成績が上がるのでしょうか?
という質問をよくもらいます。
多くの受験生は勉強すればするほど成績が上がっていくと考えますが、実は成績には上がるタイミングがあるんですね。
成績はいつになったら上がるのかを動画で解説してみた!
成績には上がるタイミングがある!
じゃあどう上がっていくのでしょうか?
数学でいう指数関数のようにあがっていきます。数式で言うとy=2xでしょうか。
実は成績っていうのは上の図のような形で上がっていくんですね。
具体的に言うと4月から勉強していって早くて半年くらい。
勉強し始めたのが高校3年生の春休みや4月からであった場合は、夏休みでもまだ成績が上がっている受験生の方が少ないと思います。
だいたい9月とか10月になってちょっとグラフが上向きになっていき、そこから11月12月になって成績が上がっていきます。
しかし、11月末以降は模擬試験がほとんど行われませんので、コレ以降は受験生自身全くわからないわけです。
そして、自分の成績がどれくらいなのかわからなくて不安になっていってしまうのですね。
ここで非常に大事なポイントがあります。
順調に上がっていってるにもかかわらず、このあと失速して不合格になってしまう人がいます。
それは2つ原因があって
- 受検の序盤の時期に基礎を疎かにしていた
- 成績が指数関数的に上がっていくことを知らずに不安で失速
この2つのパターンなんですね。
大逆転合格できる人の共通点
成績が上がって大逆転合格できる人の共通点は
- 受験前半期に基礎を固めている
- 絶対に自分は最後まで自分のことを信じることができる
ことです。
要するに、最後まで諦めずに入試本番で最後の1分1秒まで1点でも多くもぎ取るぞという姿勢で勉強ができているかということですね。
今、成績が上がっているのかどうか不安になっているあなたも、こういった原理で成績というものは上がっていくんだなと知っているだけでも気持ちが楽になると思います。
高校生によくある話として、夏休みなどで1ヶ月頑張ったら9月10月に受けた模試で成績上がってるだろうと思い込みます。
実際蓋を開けてみたら成績が全然上がらず、やる気が無くなったり不安になってしまうということがあります。
しかし、成績は指数関数的なタイミングで上がっていく、ということさえ知っておけば過剰に不安にならなくてもいいのです。
では、半年かかるということは夏とか秋から勉強してるのは意味が無いのかというとそうではありません。
最初が1番時間がかかるというだけのことなのです。
例えば、雪玉を転がすことをイメージしてください。
雪玉を転がすそうと思ったら、最初の大きい雪玉を動かすときに1番エネルギーがかかりますよね?
でも一回動き出した雪玉っていうのはどんどん転がっていってくれるので、そのあとあまり力はいりません。
勉強も同じです。
1番最初の序盤の時期、やり始めの時期は勉強の習慣が付かなかったりとか、成績が目に見えて変化していかないということで辛い時期ですが
この時期にしっかり耐え忍んで
この時期にしっかり我慢して
そして半年後を迎えたときに徐々に成績が上がっていく、どんどん勉強が楽しくなっていく、どんどん勉強が出来るようになっていく、という時期が必ず来ますので
まずその最初の時期をしっかりこらえていってくださいね。秋くらいから上がってきます。
Mr.ステップアップ塾生も直前期で成績がアップした!
京都大学農学部に合格したミスターステップアップの弓場さんは
夏の模試では偏差値が全然取れていなくて1番悪い判定でした。
しかし3ヶ月で一気に偏差値が10以上上がって、A判定になったという結果が残っています。
それくらい秋の時期は1番成績が上がっていく時期ですし、もっと言うと直前期はさらに成績が上がる角度が上がっていきます。
共通テストの本番で、11月末にある共通テストから合計得点で150点以上アップした塾生もいました。
それくらい成績は直前期上がってきます。最後まで諦めずに頑張っていってほしいなと思います。
もし何か不安なことや心配なこと、これでいいのかなということがあれば
気軽にコメント欄や、ミスターステップアップの方に質問していただいて構いません。
出来る限りお答えしていきますね。