どう休憩したらいいかわからない😣休憩の仕方は身体が知っている?!

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ごとうなな

ごとうなな

京都府立大学の文系に通う卒塾生。特技は走ること!ミスターステップアップのSNSの発信もサポートしています。

 

こんにちは。

『大学受験塾ミスターステップアップ』卒塾生で、現役大学生のななです!




 

最近、ある塾生から

「いつ、どのように休憩したらいいのかわからない」

という相談がありました。

 

受験生や多忙な現代人が抱えがちな「休憩の取り方」について

「ボディーヒーリングサロンゆにわ(https://body-uniwa.com/)」の

整体師の万福たけしさんが答えてくれます!

 

 

万福さんは、普段は「ボディーヒーリングサロンゆにわ」の施術をしていますが、

塾では週に一回、「ボディーワークの会」を実施し、

塾生の体づくりのサポートをしてくれています。

 

 

(ボディーワークの会についての記事はこちらから ⇒https://x.gd/HxYzl

 

 

***

 

万福さん: 

実は「休憩の仕方がわからない」という相談は結構多いんです。

最近も、あるスタッフから休める立場にあるのに、

「やらなければならないんじゃないか」という思考が邪魔して休めない、

と相談がありました。


 

なな:

受験生からも「勉強しなければ!」という相談は多いんです。

 

万福さん: 

でも、この「やらなければならないんじゃないか」という思考は、

頭の中で勝手に喋ってるだけで、

誰の意見でもないでしょう?

 

なな:

そうですね・・・

 

万福さん:

なんとなくそう思ってるだけ。

こういう「概念」に振り回されているうちは、

適切に休めないんですよ。

 

 

軸は「身体の声」だけ!感覚を鈍らせるな⚠️

 

万福さん: 

いつ、どんな風に休むかどうかなんて、

実は超〜明確なんです!

 

なな: 

えっ、そうなんですか?

 

万福さん: 

「自分が疲れているか疲れていないか」だけ。

 

なな:

なるほど、シンプルですね!

でも、、、

「もう少しいけるかな」って頑張ってしまうんですよね、、、

疲れているな・・・という基準は、どうやって判断できるんですか?

 

万福さん:

ここが大事なところで、

現代人は、「身体の声」に無関心にして生きてきたから、わからないんですよ。

ほとんどの人は、今まで「自分の身体感覚」を

鈍感にしてきている歴史があるんです。

 

 

なな:

そうなんですね。

 

万福さん:

そういう人がやらないといけないことは一つ。

「ちょっとしんどいな」と思ったら、まず休む。

そこを感覚ではなく、「概念」で動いているからダメになるんです。

「やらなきゃいけないんじゃないか」という思考で動きすぎると、

次は「裁き」が出てくるんですよ。

 

 

「なんで寝坊したんだ」「私ダメだ」と、

すべてが「概念」で動く。

これは幸せになれないルートです。

 

なな:

幸せになれないルート・・・!

わかります。

なんでできないんだ、、とか責めちゃうことがあります。

 

万福:

本当に人は身体感覚を大事にした方がいい。

私たちの五感は、私たちがちゃんと生きるために元々備わっているもの。

それらに蓋をしていくと、どんどん感覚がバカになるんですよ。

 

 

脳の暴走を止めて、感覚をはっきりさせる!

 

万福さん: 

感覚がシャットアウトされると、脳ばかりが働き、妄想が膨らみます。

何をしたらいいか分からず、どんどんネガティブが増幅し、

膨大なエネルギーを消耗してしまう。

 

 人は、感覚をはっきりさせていくと、基準が明確になる。

これはこうだな、とちゃんと判断できるんです。

 

逆に、「誰かにこう思われてるんじゃないか」といった

「概念」に頼るのは、感覚を閉ざしている結果です。

感覚を閉ざすと、最終的に脳が暴走する。

 

なな:

そうならないためにはどうしたらいいでしょうか?

 

万福さん:

「概念」に際限はないんです。

「お金が欲しい」に際限がないように。

でも、肉体にまつわるもの、自然にまつわるものは、全部際限があります。

 

なな:

いくらお腹が空いてても

食べる量の限界はありますもんね。

 

万福さん: 

その通り!体にまつわるものには限度があるんですよ。

限度があるリアルなものを基準にして生きていけばいい。

 

 

万福さん直伝!感覚を取り戻す方法

 

万福さん: 

そういう感覚がわからなければ、自然物に触れるのが一番です。

 

・近所の芝生に触ってみる

・木に触れてみる

・風に当たってみる

・虫の鳴き声を聞いてみる

 

こういったことで、感覚がチューニングされます。

 

 

虫の声や風の音を言語として捉える感覚は、

自然と人工が混ざり合った日本人の特有の感覚。

この感覚をちゃんと持っている人は、おそらくちゃんと休憩できます。

 

万福さん: 

また、もっと手軽にできるのは、

「自分の体をよく触る、観察する」ことです。

 

 

・肌の調子が悪い

・お腹の調子が悪い

・髪の毛がパサついている

こういう身体の変化を基準にするんです。

 

これらは「疲れが溜まってきているからストップしなさい」

という体の声ですよ。

 

 大切なのは、「やらなきゃいけないからやる」ではなく、

「やってみて楽になったな」「気持ちがすっきりしたな」

というところにフォーカスすることです。

 

「楽になりたいからやる」、これが正解。

 

「ねばならない」という「概念」で動いていたら、

人間はどんどん鈍化していくので、それはやめましょう。

 

***

 

 いかがでしたか?

「休憩の仕方がわからない」という問題は、

実は「自分の身体感覚を無視している」という根本的な問題だったんですね。

 

「概念」ではなく、自分のリアルな体の声に耳を傾けることが、

適切な休息と、最高のパフォーマンスに繋がるということでした。

 

『大学受験塾ミスターステップアップ』では、

受験生の身体作りもサポートさせていただいています。

自分の感覚を整えて、

最高のコンディションで受験を乗り越えていきましょう!

 

ご興味のある方はぜひ、秋スクーリング(短期通塾)コース

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