京大数学を2割⇒7割まで上げるためにやったこと

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キョウコ

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塾スタッフ。塾生さんや、塾生の親御さんと、いろいろなお話をしながら、塾生と先生の間をつないでいきます。そうして見えてきた塾の魅力を、より多くのかたにお伝えしていきます! 

こんにちは! キョウコです。

ただいま塾生たちの合格ストーリーをどんどん公開していっていますが、やっぱり気になるのは、どうやって成績をあげたのか、ではないでしょうか。

そこで今回は、京都大学に合格した阿部大夢くんと村山由佳さんがどのようにして苦手な数学の成績をあげていったのか、実際にやった勉強を聞いてみました。



数学ができる人の感覚をうつす! 感覚のインストールが大成功

小学生の頃から算数が苦手だった、という村山由佳さんの勉強法。


ずっと苦手意識があったにもかかわらず、一度、理系の大学に進学した、と言う由佳さん。実際に大学生になってから、モヤモヤとしてきます。

「やっぱり本音で生きたい。本当に学びたいのは、文系なんだ!」と。

そこで本音で生きる腹をくくり、再受験を志しました。

実は、この部分って、受験に関係ないようで、めちゃくちゃ関係あります。

進路選択は、自分に正直でないと、本気のパワーが出ないんです。

なので村山由佳さんも、周りの目を気にして理系の学部を目指していたときとは打って変わって、表情がキリリとしてきたんです。

文系に進むとはいっても、京都大学を受験するなら、数学は必要です。

由佳さんは、絶対に数学を克服しよう! と真剣でした。

『実力UP問題集』の反復を夢に出るほどさんざんやって、6月には完成した! と思ったのに、模試を受けたら惨敗。何も変わってなかった、と落ち込みました。

何がダメなのか、振り返ってみると……

・分析が足りない。

・ミスも多い。

・解くのが遅い。

・数学的センスがない。




ここまで、気づいて、このままではダメだ、と絶望した由佳さん。

変わろう! と決意。 



そこで由佳さんのとった方法が、数学のできる人の感覚をもらうこと。数学の先生だったら、初見の問題とどう向き合うか知りたくて、「解き方を見せてください」と頼んだのです。

先生の初見での切り崩し方は、意外でした。

どこからどう考えるのかなと思って見ていたら、参考書にはない視点で問題と向き合っていて、いろんなことを試していたのです。目からウロコ。わたしも、もっと柔軟に考えても良かったんだなと、気が楽になったそうです。



そうして今までは3割ほどしか書けなかった数学の回答も、だんだん増えて、5割、7割、10割へと。そして、徐々に答案用紙を埋められるようになっていったそうです。

最後に由佳さんは、「先生の解き方を見せてもらったとき、この解き方は、何浪しても、自分では見つけられない」と言っていました。



高い感覚の方から、インストールする。

これが、実は近道なんですね!

 

応用力をつけるために、別解を最大限に考え尽くした!

では次に、阿部大夢くんが実際に行った数学力を高めた方法をご紹介しましょう。

説明がありません

彼は理系です。物理は得意だったそうですが、数学はもともと苦手。2割とるのがやっと、というところからのスタートでした。



とにかく『大逆転勉強法』を実践し、バイブル本は完璧にしようと試みました。そうして阿部くんが心がけたのが、「完璧」のレベルをあげること。解法を丸覚えするのは、当たり前。むしろスタートラインだと言います。



さらにそこから、問題集に載っていない別解を探し求めたのです。そうして、一つの問題のエッセンスを理解し、考えられる解き方は全てためし、結果を言語化。あらゆる角度から徹底分析していきました。

 (阿部君の参考書)

それを行って、どう変わったの? と聞いてみると、

「一つの問題で10学んでいたのが、これをやりだしてからは、100学んでいる感じ」

「ある時、感覚が飛躍した瞬間があったんです。その日から、問題を見ただけで、どの解き方がベストか瞬時に判断できるようになった」と言います。



そうして、京大の過去問では、コンスタントに7割がとれるようになり、本番でも、いつも通り解いて、普通に7割はとれたそうです。

受験が終った阿部君が言うには、、、

「答えのない問いを、さんざん考えましたね。この時、本当の思考力が鍛えられたと思っています」とのこと。



高い目標を志したら、その道のりでは自分に創意工夫を課し、誰もやらないぐらい鍛えて、高い感覚を磨いていくことが大切なんですね。



ぜひ、参考にしていってください!