【英語】英文解釈の技術使い方を3つのレベルで解説!

【英語】英文解釈の技術使い方と3つのレベルを解説!
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柏村 真至

柏村 真至

京都大学文学部卒。浪人が決まった春、受験の達人南極老人に出会い、逆転合格を果たす。『E判定からの大逆転勉強法』などを執筆し、一躍カリスマ講師に。南極老人いわく「彼ほど完璧に大逆転勉強法を実践した受験生はいない。さらに〝戦闘値〟がアップしたスーパー大逆転勉強法と出会える受験生は幸運だ」と。

こんにちは、Mr.ステップアップの柏村です。今回は『英文解釈の技術』シリーズの使い方についてお話します。



このテキストはレベルが3段階に分かれています。

下から順に『入門英文解釈の技術』『基礎英文解釈の技術』『英文解釈の技術』の3段階です。



この3冊をどう組み合わせて効果的に使う方法について解説します。

英文解釈の技術の使い方を動画で解説!

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基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
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英文解釈の技術ポイント1

自分にあったレベルのテキストを選ぶ

入門レベルは、具体的にどれぐらいの英語力を指すかというと、だいたい共通テストのレベルです。



ですので、どの受験生にも共通してこの『入門英文解釈の技術』はオススメです



その一つ上の『基礎英文解釈の技術』は、共通テストレベルよりも少し難しくなってきますので、国公立大学の二次試験や、一部の私立大学で下線部和訳が出題されるという場合は、『基礎英文解釈の技術』まで取り組むようにしましょう。



最後に、この頭に何もついていない『英文解釈の技術』は、東大・京大、一部旧帝大を志望する受験生、医学部を狙う受験生のみ勉強するレベルです。



まず、今の自分の学力と志望校に合わせたレベルを一冊選んで完璧にしていくというのがムダのない勉強法です。

英文解釈の技術ポイント2

日本語に訳す前にテーマと英文構造をつかむ

このシリーズは問題数がかなり多いため、取り組むには順序があります。

まずは、左上にある例題から始めてください。実際に手を動かして、和訳していきましょう。



ここでの重要ポイントは、下線部分を訳す際、下線部以外の部分もしっかり読んだうえでしっかり日本語に訳していく、ということです。



なぜなら、採点では、その項目のテーマをしっかりと踏まえたうえでの日本語訳になっているかどうか、そして、英文の構造をきちんと見分けて訳されたかどうかをチェックされるからです。



この2つを踏まえて正しい日本語訳になっているかどうかに軸を置いて、勉強していきましょう。



「なんとなくこういう意味かな・・・」とか、文脈で類推して訳文をつくっている場合は、本当の意味で下線部和訳の力がついているわけではありません

その点については、解説ページに英文の構造がしっかり説明されていますので、読み飛ばすことなく、意識して構文をつかむようにして下さい。



勉強するときの手順をまとめると

  1. 左上の例題を全部解く。

  2. 復習する時は、構文を声に出して言えるようになる。

  3. 誰かに説明できるようになる。

この最後の基準に到達するまで反復しましょう。



もちろん、復習時の時間短縮を考えて、できた問題には〇印をつけ、復習の時は口で言うだけでよいでしょう。

間違った問題には×印を書いておき、できるまで時間をかけて手を動かし、正確な訳を作っていく必要があります。



そのうえで、まだ時間に余裕がある、という人は、右下に演習問題があるので、それで力がついたかを確認してもいいです。

また、『入門』が終わったら『基礎』に進み、『基礎』が終わったらさらに上のレベルに進む、ということでもかまいません。



演習問題は同じパターンですから、例題と演習問題のどちらも終わってから次に進むというより

  1. まずは例題だけを最後まで終わらせる
  2. 反復練習を繰り返す
  3. 苦手なページ・苦手なテーマだけは演習問題も解く
  4. 時間に余裕がある場合は、全ての演習問題も解く
  5. そして上のレベルの教材に進む

と進めていきましょう。

進め方については、自分の理解度や入試までの残り日数を考慮して、自分はどう進むべきかを決めていってください。

英文解釈の技術使い方ポイント3

付属CDや例文だけのページからも徹底的に吸収する

さらに、このテキストを使うとき、訳す練習だけで終わらせず出てきた単語、熟語を一つ一つ覚えていくようにすると、語彙力も高めていけます。

また、付属CDや例文だけのページもあり、スキマ時間の反復に活用してください。



このテキストを徹底的に活用すれば、かなり多くのことを吸収できます。



ぜひ、以上を参考にして、日本語訳の技術を高めていってください。



今回は『英文解釈の技術』の使い方についてお話しました。