こんにちは、ミスターステップアップの柏村真至です。
今回は『センター古文満点のコツ』という教材についてお話ししていきます。
センター古文読解の基礎固めをするための教材で、センター試験で古文を使う受験生は理系文系問わずオススメの教材となっています。
1.センター古文満点のコツを動画で解説!
1-1.センター古文満点のコツの基本情報と内容
今回紹介していく教材は、『センター古文満点のコツ』北村七呂和・著(教学社)です。
教学社
売り上げランキング: 48,937
『センター古文満点のコツ』の基本情報
- 値段 ;¥1,296
- ページ数;192ページ
- レベル ;センター準備〜センターで満点を狙うレベル
巻末付録には、重要古文単語200や文学史年表なども掲載されています。
1-1.センター古文満点のコツはこんな人にオススメ!
『センター古文満点のコツ』は、文系理系を問わず、センター試験を受ける受験生全員にオススメです。
古文の勉強というのは最初に
- 単語
- 文法
の2つを終わらせておく必要があります。
そのあとに
- 読解
の練習に入っていきます。
その読解の練習にオススメなのが『センター古文満点のコツ』です。
センターレベルとなっていますので、文系理系問わずどんな受験生も『センター古文満点のコツ』はやるようにしておいてください。
1-2.『センター古文満点のコツ』の使い方
『センター古文満点のコツ』は、このテキストの内容を丸ごと頭の中にインストールして、自由自在に使いこなせるようになるというのが、オススメの使い方になります。
古文の問題を解くときには、主語に丸を付けたり、「を・に・ば・ど・ども」などの語が出てきたら、スラッシュを入れたりという、「作業」が必要になってきます。
『センター古文満点のコツ』を使う上で、その「作業」がスムーズにできるようになるまで反復練習をすることが大切になります。
そのとき、出てきている問題文の音読を徹底するようにしてください。
古文の文章を何度も音読して反復練習することで、古文独特のリズムをつかめるようになっていきます。
2.『センター古文満点のコツ』を使う際の注意点
単語と文法を覚えても古文が読めるようになるかといえばそうではありません。
具体的にいえば
- 登場人物が出てきたら丸をする
- を・に・が・ど・ば があったらスラッシュを入れて主語が変わる
- て・でを見かけたら主語はそのまま
- 敬語
古文では、このような基本的なルールを考えながら本文に書き込んでいき、読解していく必要があるわけです。
実はセンター古文で問われていることは非常に難易度が高いので
- 主語は誰なのか
- 目的語は誰なのか
を見たり、もしくは本文を読む前にリード分を先に読んだり、本文中や設問にどんなヒントがあるか
なども、そういったことを駆使して読んでいかなければ分からないわけです。
上記のような目の付け所、必ず押さえて行くべきポイント、作業などは『センター古文満点のコツ』に全て書かれています。
実際に単語と文法が終わった時点ではセンター古文はまだまだ難しいと感じるはずですので、いきなりセンター古文の問題を解いてできるようにならなければならないと思う必要はありません。
問題自体は解けなくてもかまいませんが、今後自分はどんな作業を初見の問題でしていかなければならないのかということを覚えておく必要はあります。
特にこの中に「古文満点のコツその1、その2」のように書かれていますので、
この満点のコツあたりは完璧と言わないまでも、「どんなコツがあったのかな」と、
特によく使う武器について、頭の中に入れておいてください。
実際にセンターの過去問を解いていくにあたって、そういった作業をしながらセンター古文を解いていけるようになるための基礎、基本として使うのが『センター古文満点のコツ』の使い方になります。
3.まとめ
以上が、『センター古文満点のコツ』の使い方です。
テキストに出ている問題数は全部で五題ですので、そんなに時間はかかりません。
週に一題解いて、それを復習していく形でも一ヶ月くらいで終わります。
ぜひ『センター古文満点のコツ』で、古文の読解をマスターするようにしてください。