🍬 甘いものが止められない!食欲をコントロールするには?

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ごとうなな

ごとうなな

京都府立大学の文系に通う卒塾生。特技は走ること!ミスターステップアップのSNSの発信もサポートしています。

 

こんにちは。

『大学受験塾ミスターステップアップ』卒塾生で、現役大学生のななです!

 




最近、ある塾生から

「いつ、どのように休憩したらいいのかわからない」

という相談がありました。

 

受験生や多忙な現代人が抱えがちな「休憩の取り方」について

「ボディーヒーリングサロンゆにわ(https://body-uniwa.com/)」の

整体師の万福たけしさんが答えてくれます!

 

 

万福さんは、普段は「ボディーヒーリングサロンゆにわ」の施術をしていますが、

塾では週に一回、「ボディーワークの会」を実施し、

塾生の体づくりのサポートをしてくれています。

 

 

(ボディーワークの会についての記事はこちらから ⇒https://x.gd/HxYzl

 

😱 止まらない食欲の正体とは?

 

なな: 最近、塾生から「甘いものを食べすぎてしまう」という相談がありました。

1日に塾生から3人ぐらいから相談されることもあり、

寒くなってからこの相談をされることが増えた気がします。

 

万福さん: 実は、この時期に甘いものが食べたくなるのは、割と普通のことなんです。

 

なな:えっ、そうなんですか?

 

万福さん: はい。

気温が下がると、人間は体温維持にものすごくエネルギーを使うからなんですね。

 

エネルギー、つまりカロリーが必要になります。

 

なな: なるほど!それで甘いものが食べたくなるんですね。

万福さん: 手っ取り早く熱になるエネルギーは糖なので、

それで甘いものが欲しくなったり、やたらお腹が減ったりするんです。

受験生は勉強も頑張っていますよね。

 

脳も基本的にものすごく糖を使います。

体温維持のため、そして勉強も佳境に入り勉強量が増えるため、

この時期にお腹が減るのは当然といえば当然なんです。

 

🤦‍♀️ 止められない!勉強に支障が出る子も…

 

なな:塾生の中には、お菓子を食べてしまって、

夜ご飯が食べられなくなる子もいるんです。

 

万福さん: それはね、全て食べるからですよ。

お菓子で食欲をすべて満たしてしまうからです。


なな: では、どうしたらいいんでしょうか?

 

万福さん: そういうのって、やっぱりね、全部一気に食べなかったらいいんです。

ちょこちょこ食べる方がいい。

 

なな:ちょこちょこ食べる?

 

万福さん: 

我慢すればするほど飢餓状態になって、

バーッと一気に食べちゃって、次の食事が摂れないという悪循環に陥ります。

 

お腹がすくちょっと手前ぐらいで、

半分や4分の1など、少しだけ補給しておくのが良いでしょう。

 

そして、また違うタイミングで食べるように意識を変えていくと、

少しの量でも満足できるようになってきますよ。

 

なな:少量を数回に分けて食べるといいんですね!

 

 

🕒 脳を上手に騙して食欲をコントロールする!

 

💡 食べるタイミングは「3時」が理にかなっている

 

万福さん: 昔から、「3時のおやつ」って言われるのは、よく言えて妙なんですよ。

あれは結構いいタイミングなんです。

 

3時は、昼食のエネルギーが残っていながらも、

夕食までは少し時間がある状態ですよね。

 

この状態でワンクッションを置くのは、すごく理にかなっています。

 

なな: 確かに!

 

万福さん: イメージで言うと、ハングライダーに似ています。

 




なな:ハングライダー???

 

万福さん:下がり始めるときに、

前の方の角度をちょっと上げてフワッと上がれるようにできると、

長いこと飛び続けることができます。

 

これと同じで、エネルギーが下がり始める3時ぐらいに程よく糖を摂ると、

長時間エネルギーが持続するんです。

 

🍽️ 「食べた」という体験的満足感が大切

 

万福さん: そして、もう一つ大事なのは、

「自分の食べる行為」を観察し、丁寧に扱うことです。

 

なな: どういうことでしょうか?

 

万福さん: 例えば、一番良くないのは、袋菓子を袋のまま食べることです。

開けたら最後、自動的に口に運んでいき、途中で止まらなくなります。

 

なな: 気づいたら無くなってしまいますよね💦

 

万福さん:そうではなく、

  • わざわざお茶を入れ
  • お皿を出し
  • それに分けて丁寧に食べる

という行為が大切なんです。

 

なな: へえ、お皿に出すだけで違うんですね。

 




万福さん: お皿にお菓子を置くと、無意識に個数をカウントしています。

 

丁寧に食べるという行為で、

脳が「あ、食べたぞ」という体験的な満足感を得られます。

 

これは、エネルギー量が少なくても、脳の満足感があるため、

実際の食べる量を減らすことにつながるんです。

 

📝 勉強中に「ながら食い」はNG!

 

万福さん:また、勉強しながら食べるのもやめた方がいいです。

 

 勉強をやめていないと、

体験的に食べたことになりません。

 

勉強をやめて、一度綺麗に片付けて、

おやつを特別な時間にするんです。

 

なな: 休憩時間と、食べることをセットで特別にするんですね!

 

万福さん: はい。

それを、午前中から昼間まで頑張ったご褒美にして

3時に食べることにするんです。

 


 

なな:なるほど!

ご褒美にすることで勉強のモチベーションもあがりそうです。

 

万福さん:そして、満足感もあって、次の勉強にも集中できます。

 

逆に、罪悪感を感じながら食べると、次の勉強にも悪影響が出てしまいます。

 

この「いい時間を過ごしたぞ」というのがすごく大事なんです。

 

「食べた」っていう体験になっていないと、

脳は「食べてない」とみなすから、

いつまでも食べ続けてしまうんですよ。

 

🍯 おすすめの「特効性」がある間食

 

なな:ちなみに、栄養的な観点で万福さんのおすすめの間食はありますか?

 

万福さん: 私のおすすめは、蜂蜜です。

 




なな: 蜂蜜ですか!

 

万福さん: はい。

蜂蜜は、口の中で舌の下に置くと「舌下吸収」で吸収できるんです。

 

食べ物は、胃で消化して腸で吸収されるまで栄養になりませんが、

舌下吸収はそのまま血管に入っていくので即座に栄養になります。

 

なな:そうなんですか!?

 

万福さん:また、蜂蜜はいくつかの糖が複合でできているので、

それぞれの効くタイミングが違い、長時間持つというメリットもあります。

 

なな:もし、勉強中にどうしても頭がもたない、

きつくなってくるというタイミングには、蜂蜜が最適ですね!

 

 

***

 

いかがでしたでしょうか?

 

この時期に甘いものを食べたくなるのは当然なので、

少量を複数回に分けて食べたり、

丁寧に味わって食べたりして、

「食べた」と脳を騙すことが大切なんですね。

 

ミスターステップアップでは、受験生の身体作りもサポートさせていただいています。 

 

ご興味のある方は、冬のスクーリングコース(短期通塾)のページをご覧ください♪