こんにちは、柏村です。
今回は、英作文の勉強法についてお伝えします。
英作文の勉強は、段階を踏んで進めていくとスムーズです。
英作文の勉強法を動画で解説
おすすめ教材
最初のステップは、例文を暗記することです。
暗記ができたら、覚えた例文を活かして実際に英作文をしていきます。
そして、自分の書いた英作文が正しい英語になっているのかをチェックしていく、という流れになります。
この流れで進める際におススメ教材の一つが、『英語リーディング教本』です。
英作文は、自分の書いた英文をどう見直す(添削する)かがポイントになってきますが、この本を使うと、英語構文という観点から自分が書いた英作文が正しいかどうかを確認することができます。 また、英語構文とは別の基準で、英作文を書く際に大事になってくることがあります。
それは、日本語と英語の表現の違いです。
日本語とは違う「英語特有の表現」を学ぶのに最適な一冊がコレです。
『減点されない英作文』 です。
今回は、この本の使い方のポイントを3つ、お伝えします。
英作問題の落とし穴を先に知って、ミス回避!
日本語ではこう言うけど、英語ではそういう言い方はしない、という表現のギャップはたくさんあります。日本語のルールと英語のルールは全然違いますので、単語レベルで日本語をそのまま英語に置き換えても〇がつくことはありません。
そういった観点で、受験生がよくやりがちなミスをまとめているのがこの本です。よくある間違いパターンというのが載っていますので、まず先に読んでから 英作文に挑んでみてください。
どんどん英作文を書いて練習していくことはもちろん大事なのですが、その前に『減点されない英作文』を読んでおくと、「こういう所でミスを誘うんだな」「こういう書き方はアウトなんだな」ということを先に頭に入れておくことができます。
言ってみれば、英作問題の落とし穴がどこにあるかを予め知っておける、ということです。
その落とし穴をかいくぐって英作文を書けるようになれば、不用意な失点を防ぐことができます。
自分の英作ミスの傾向を知って克服しよう
国公立志望の二次試験では、だいたい英作文か自由英作文が出ます。
英作文問題で失点を防ぐことができたら、かなりのアドバンテージとなります。
そこで、さらに英作文を得意にするために、自分の弱点克服を目指してください。
何度も何度も書いて練習を積み、ある程度まで進んだと思ったら、この本に戻ってくるのです。
すると、 「自分はよくこういう書き方をして減点されていたな」「こんなミスをしやすいな」と自分のクセやミスの傾向に気づくはずです。
自分のミス傾向を把握できたら、克服するのは時間の問題です。
普段、英作文を添削してもらう機会がない、という人や、どう添削すればいいか分からない、という人は、添削基準と言えるものがこの『減点されない英作文』に載っています ので、これを勉強机の横に常に置いて取り組むといいでしょう。
書くたびに絶えずこの本を見て添削していけば、英作文のチェックポイントが身につき、ミスのない英作文を書けるようになります。
そうして練習を重ね、英作文を得意分野にしていってください。
知っていると差がつく!
入試頻出表現をインプットしよう
最後に、入試頻出表現というのがこの本の最後のページにまとめられています。
よく出題されるけど、英語でどう言えばいいか迷いやすい表現です。
たとえば、「運動不足」という言葉。
これを英語でどう書けばいいですか?
答えは…
運動不足 = lack of exercise
経済用語では、こんな単語もよく出ます。
円高 = the strong yen
円安 = the weak yen
こういった言葉が出題されたとき、英語の決まった言い方を知っていると苦も無く書けるのですが、知らないとどう書いたらいいかわからず焦ってしまいます。
また、カンタンなところでは、
一昨年 = the year before last / two years ago
「昨年」なら誰でもすぐわかりますよね。
「一昨年」になると、知らないと考え込んでしまいますが、こんな書き方でいいのです。
このような頻出表現が載っていますので、インプットしておいてください。
英作文はボギャブラリーがあればあるほど有利ですので、いろんな角度から高めておきましょう。 この『減点されない英作文』のような教材は、現時点で他に類書を見たことがありません。
他の参考書に代わることができない唯一の本と言っていいでしょう。
ですので「英作文を勉強したい」「英作問題に強くなりたい」「入試で英作文が必ず出る」という受験生はこの『減点されない英作文』を活用して、腕を磨いていってください。
以上、『減点されない英作文』使い方3つのポイントでした。