序盤〜現代社会の全体像をつかむ
現代社会にも適性が必要です。もちろん適性がなくても、かなり努力すれば、共通テストで70点ぐらいなら取れます。しかし、適性がある人の何倍も、いや、何十倍も努力が必要になります。
さてここからは、あなたに現代社会の適性があることを前提に、序盤の作戦を立てます。
現代社会序盤は、『教科書』を2、3回通読するか、いきなり『センター試験への道』(山川出版社)を使います。問題を解きながら、現代社会には、どんな知識が必要で、どんなセンス(思考力)が必要なのかを学びます(序盤では、反復練習する必要はありません)。
『センター試験への道』を一通り終えたら、念のため、『教科書』を通読します。そうやって往復することで全体像がつかめます。
重要語句の暗記で共通テスト9割を目指す
- 『一問一答現代社会用語問題集』現代社会用語問題研究会・著(山川出版社)
暗記できているものには○をつけて、3回○がつけばOKにします。90%以上の完成度になるまで反復練習してください。
全体像を把握(はあく)した後、一問一答で知識を身につけ、最後に、共通テスト過去問を解いていくのが王道です。その際、『センター試験への道』(山川出版社)を再び、今度は丁寧に解いていきます。
公民で、二次私大対策をする場合も、基本的な流れは同じです。過去問のところに、自分の志望校の過去問が加わるだけですから。
『センター試験への道』と、共通テスト過去問は、二次私大対策にも有効です。時間のある人は、仕上げとして、共通テスト予想問題集の
- 『大学入試センター試験実戦問題集 』(代々木ライブラリー)や
- 『マーク式総合問題集』(河合出版)
をやってみてください。
ここまでやれば、安定して高得点を取ることができるでしょう。
代々木ライブラリー
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河合出版
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