大学受験の合否は「実践国語力」にあり!?東京セミナーレポート①

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与那嶺隆之

与那嶺隆之

早稲田大学在学中に起業して、最大級の受験メディアを立ち上げる。英語の神様と呼ばれる、故・松本道弘先生より"英語道"を直接伝授され、圧倒的に高い次元の英語を伝え、数多くの受験生を大逆転合格に導く。チャンネル登録者数8.5万人のYouTubeを運営中。

こんにちは!よなたんです。

今回は、先日行われた塾の白金セミナーをブログでお届けします。

本セミナーでは「実践国語力」というテーマでお話をしました。

実践国語力とは?

実践国語力(塾の造語)とは、

近年、複雑化・長文化していく大学入試問題を攻略するために必要な「実践的」な国語力のこと。

一般的に言われる「国語力」は、単に、国語という科目ができるだけの力のことを指しますが、

「実践国語力」は、英語も数学も理科も社会も全教科の土台となる国語力のことを指します。

この「実践国語力」がないと、いくら英語を勉強しても長文読解力が上がらなかったり、

数学の基本公式を覚えても解法パターンを暗記しても、肝心の共通テスト数学では時間が足りずに大失敗…。

ということになりかねません。

そこで、今回のセミナーでは、この「実践国語力」を高める話をさせていただく流れとなりました。

 

なぜ、実践国語力が重要なのか?

「実践国語力」が必要な理由には、受験生をとりまく環境の変化が関係しています。

共通テストの数学が複雑化しているのは、先日、記事でも触れましたが…

 

実は、数学だけでなく英語も国語も、文章量が倍近くになってます。

このあたりは、実際にセミナーではデータを用いて説明しましたが、

参加者は強くおどろき、熱心にメモを取っていました。

 

「単語が全部わからなくても読める」感覚を伝授

「実践国語力」のうちの1つに「知らない単語があっても文章の言いたいことをつかむ力」があります。

普通、受験生って、英語を読んでいて、知らない単語があると、

どうしても、「あーーーもうわからない!」と、文章全体を理解できなくなりがち。

でも、出来る人というのは、知らない単語があっても、

うまく内容をつなげて理解できるんです。

 

それがどんな感覚なのか?講師のゆばちゃんが実演で見せてくれました。

(みんなは↑これがなんの話か分かるかな?)

 

こういった、

「共通点を見抜ける」力のことを、スキーマ力ともいいます。

 

参加者のみなさんは、はじめは何の話か頭をひねらせていましたが、

ゆばちゃんのスキーマ解説を聞いた後は「なるほど!」と

文章内容がよく理解できて、スキーマの威力を体感したようでした。

このスキーマ力を身につけることができれば、

難関大学のむずかしい文章を読んでも、意図がつかめて、問題も解けるようになるのです。

※このあたりのお話は、

絶版にはなりましたが『一発合格勉強法』でも学ぶことができます。

E判定からの一発合格勉強法

次回は…いよいよセミナー本編に

次回のブログでは、セミナー後半についてお届け。

こちらは全2時間の大ボリュームの内容になりました。

  • 京大の超むずかしい英文がスラスラ理解できるスキーマ解説
  • これを知れば英文の8割は攻略できる!?みんな知らないアメリカとキリスト教の話
  • 日本一むずかしい!?和文英訳の問題に挑戦!
  • 共通テスト数学も、実践国語力を応用して攻略できる!

といった内容を、お伝えします。

 

ぜひお楽しみに!